花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「イラン」の旅(1)

2015年10月04日 | 海外旅行「中近東Ⅰ」イラン
伯母を新しい老健施設に入所させてから2ヶ月が経った。伯母はお陰さまで新しい環境にも馴染み、元気さを取り戻した。また、季節的に農作業も一段落したので、明日から旧ペルシャの地「イラン・イスラーム共和国」に行くことにした。

この国は、今話題になっている「イラク」「トルコ」「アフガニスタン」「パキスタン」「サウジアラビア」などの国々10カ国と国境を接し、北は「カスピ海」に面し、南西は「ペルシャ湾」を挟んで「クエート」「サウジアラビア」「アラブ首長国連邦」と対面し、「ホルムズ海峡」も有する広大な面積の国だ。以前「トルコ」に行った事があるが、それ以来、この地域の旅は久し振りだ。

国境地帯は治安の点で問題があるらしいが、ツアーでは危険な場所には行かない筈なので申し込んだ。
しかし、昨日「バングラディッシュ」で邦人男性が死亡し、ISが殺害声明を出したというニュースがあるので、日本人としては危険な場所に近づかないよう慎重な態度で旅行をして来たいと思う。
今回の旅が、私の海外旅行の記念すべき100回目となる。

「イラン」入国には「ビザ」が必要だったので、旅行社に依頼した。
公用語は「ペルシャ語」なので、自分では読み書きは全く無理だ。

首都は「テヘラン」、人口は720万人程度、宗教は「イスラーム教シーア派」が人口の90%を占めるという。
政治的、社会的にも厳格なイスラーム教の影響が強く、旅行者であってもこと女性は、体の線が見える服装はだめで、頭にはスカーフを被り、大きめの上着を着用しなければならないという。こんな服装の規制は初めての経験だ。
現在の気温は、13~31℃というので、スカーフは薄手のインド綿のものを用意した。
また上着としては、男性用の麻100%の長袖シャツを持参して羽織ることにした。
女性にのみこのような規制があるので、北海道に住む私にとっては、重ね着による暑さとの戦いが課題となるだろう。(男性の場合は、短パンなど肌を過度に露出する服装は禁止されるそうだ)

酒類が好きな人には更なる規制がある。国内では酒類の販売や飲酒が禁止されていることだ。国外からの持ち込みもできないらしい。

明日午後の飛行機で「新千歳」から「羽田」に行き、電車で「成田空港」に移動する。
そして22;20発の「カタール航空」に乗る予定である。
「カタール」の「ドーハ」まで11時間55分かかる。「ドーハ」で「テヘラン」行きに乗り換え、「イラン」には2時間5分後(イラン時刻9;55)に到着する予定だ。日本との時差は、5時間半である。

今回は、紀元前5世紀に建てられた「ペルセポリス遺跡」など7つの「世界遺産」を観光する予定だ。
帰国、帰宅は、12日の夜の予定。
「インフルエンザ予防ワクチン」の接種が今月から始ったので、昨日、接種に行った。今年から対応するウイルスの種類が増えたそうだ。効果が出るのに10日掛かるそうで、今回は帰りの機内に間に合う感じだ。

次々と咲き出している秋の薔薇を放り出して出かけるのが少し心残りだが、止むを得ない。その間、ブログを休むので、宜しく。

  

菜園この頃

2015年10月02日 | 日記
早くも昨日から10月。気温が下がって来た。
昨夜からの発達した低気圧の影響で風雨が強く、なかなか寝付かれなかった。

今朝見ると庭の薔薇が数株倒れていた。竹の支えが強風で何度も煽られ、雨で柔らかくなった土から抜けたのだろう。今朝も断続的に雨が降っていたが、合間を見て全て直した。
昨日6時の外気温は8℃、室内は19℃だったのに比べると、今朝は南の風が吹いているためか外気温は18度もあった。しかし、時間が経つに連れて急激に下がり、11時半の気温は何と12℃。病院に行った帰りだったが、震える様な寒さだった。病院に来ていた高齢者の中に冬のオーバーコートを着ていた人がいたので驚いた。
すでに暴風雨の警報は解除されたが、今も雨が断続的に降っていて風も強い。

所で5月から楽しんで来た菜園も、残り1ヶ月になった。10月下旬には霜が降り、11月には初雪が降りだすだろう。

この数日間は天候が悪かったが、畑に植えてある「小豆」が虫に食べられない内に収穫したいと思い、一昨日までに黄色く色づいた鞘を順次収穫してネットに入れて干している。

「長葱」はもう少し白い部分を長くしたいので、写真を写してから更に4~5cmスコップで土盛りした。
「大根」と「聖護院」は大分大きくなって来た。今月末の収穫までには、太くなってくれるだろう。



場所が無かったので少ししか種を蒔けなかった「白菜」も少し密植気味だが、最近になって内側が巻いて来た。農薬を使っていないので、外側の葉は虫に食べられているがこの先の収穫が楽しみだ。

                

また一昨日は、雨の合間に冷蔵してあった「ニンニク」を庭に植えた。(食べる分は、皮を剥いて冷凍してある)来年も良いものが収穫できますように…。

気温が下がって来たので、庭の「トマト」や「ピーマン」もお仕舞いだ。しかし昨日も30本位収穫できた「モロッコ」と「青梗菜」の間引き菜を、近所に差し上げる事ができた。

雷雨の置き土産

2015年10月01日 | 日記
昨日10時頃、買い物に出かけた。疲れたので軽食店でコーヒーを飲んでいたら、空が突然暗くなった。
見上げると真っ黒な雲が遠くから近くに襲って来て、その内、ピカーッと稲妻が走り、数秒後にガラガラガラと雷鳴が轟いた。
瞬く間に駆けつけるように猛烈な雨が近づいて来て、叩き付けるようにざんざん降り出した。
又雷だ。またまた…と30分程、雷雨が続いた。
ようやく雨が上がったので、帰宅した。

3時頃、パソコンを開いてインターネットにアクセスしようとしたが上手く行かない。接続できていないのだ。
今度はメールを開いて見た。受診メールが届いていない。

ここで初めてパソコンが故障したのかも知れないと気がついた。
慌てて5年前に買った店に連絡し、パソコンを風呂敷に包んで持って行った。

男性店員が無線でインターネットにアクセスしたら、私のパソコンにうまく繋がった。
どうやらパソコン本体は、正常に動いているらしい事が分かった。
その店員から「明日、NTTに電話で相談して見ると良い。」と言うアドバイスを貰って、帰宅した。

今朝、7時に庭に出ていたら、裏の家の人が散歩で通りかかった。
挨拶後、昨日の雷雨の話題になった。その家の固定電話機が故障してしまって、今は携帯電話しか使えないという。どうやら昨日の雷のせいらしいとも。
それでやっとパソコンの故障原因が、雷かもしれないことに思い至った。

早速我が家の電話をかけて見た。その時は繋がったが、暫くしたら電話も掛からなくなった。

「ルーター」の電源を切って暫く置き、接続しなおしてからパソコンを確かめた。やはりインターネットに繋がらない。
9時になるのを待って、NTTに携帯から電話した。
すると「NTTドコモ」に電話をするように言われた。そういえば5月に会社を変えていたことを忘れていた。

「NTTドコモ」に掛け直し、事の次第を携帯電話で話して相談した。「ルーター」の様子も聞かれたので、ランプが点滅していると伝えた。
3時過ぎにNTTの工事の人がやって来て、「ルーター」を交換した。
「ルーター」の交換料金は無料だが、新しい「ルーター」とパソコンとの接続を自分でするかどうか聞かれた。頼むと1500円+消費税がかかるという。これ以上気疲れしたくないのでお願いした。
終るとパソコンがインターネットに繋がった。メールも直った。

聞くと、今日はこの近所で4~5軒の工事の依頼があるという。やはり昨日の雷の影響なのだろう。
全てが正常に戻った。
パソコンが使えないと、昨日やろうと思っていた国内線航空機のネット予約やホテルの格安料金の予約ができないので、今やパソコン無しの生活は考えられない事が良く分かった。
気疲れしたが、早く直って良かった。やはり雷は怖い。


 (花持ちが良いので日ごとに花数が増える「スーリーズ・ドゥ・モナリザ」

 
 (赤い「秋明菊」)                     (満開の「フクシャ」