昨日は比較的好天だったので、5時間庭仕事をした。メインは葉が茂っているアスパラガスを剪定して根元に堆肥を施すことだった。そのためには生えている草も丁寧に取らねばならないから、時間がかかるのだ。
一番大変なのは、剪定した大量の茎や葉を堆肥にするために5cmほどにカットした事だ。
初めは見るだけでうんざりだった。しかし、3~4本ずつ根元から切っては始末して行ったら、全て完了した。
50代の時に夢中になってしてた軽登山を思い出すと、1歩々々歩いていくその積み重ねで、高過ぎて不可能かもと思っていた頂上に到達できるのだった。
大げさだが、私の庭仕事にも10年前までしていた登山で掴んだことが生かされていると思う。登山は私に、実に多くの事を教えてくれたと思う。
≪「エスファハーン」観光≫(2)
次の観光に行く前に15分程伝統的な喫茶店「チャイハーネ」に入り、休憩した。酒場が無いので、皆ここでくつろいだり社交をするそうだ。
内部は絨毯を敷き詰め、壁にも絨毯が貼り付けてあった。
紅茶には白砂糖かザラメを溶かした飴状の砂糖が出る。最初に砂糖を口に入れておいて、紅茶を飲むというのがイラン式だそうだ。
パン屋が「ナーン」の配達に来た。受け取った店主が、撮影に応じてくれた。
④「世界遺産「金曜のモスク」(マスジェデ・ジャーメ)」
「マスジェデ」は「モスク」、「ジャーメ」は「金曜日」の意味なので「金曜のモスク」となる。「ジャーメ」と名が付くモスクは、各町に1つだけしかない。
このモスクは771年に創建され、15世紀まで改修や増設が繰り返されたらしく、各所に700年間の異なる建築様式が見られた。
広い中庭を挟んで4つの大きなアーチ型空間である「イーワン」が向かい合っていて、それぞれ装飾の仕方が異なっていた。
広場の隅に段ボール箱に入った丸い形のものが2~3個置いてあった。ガイド氏の説明では「モフル」というもので、祈りの時におでこが来る場所に置くものだとか。
メッカの方向を示す「ミフラブ」も色々だった。
(説教台だ)
⑤「アルメニア正教ヴァーンク教会」
国民の90%がイスラム教シーア派だが、イスラーム教スンニ派、キリスト教、ゾロアスター教、ユダヤ教などの宗教の信者が少数いる。
キリスト教野中で幾つもあるのがアルメニア教会だ。その中で最も有名な教会がここで、1655~64年に建設された。ドーム状の屋根と尖塔を持っている。中に「アルメニア博物館」が併設されていた。