存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

元春レディオ・ショー 2009,11,17

2009-11-17 23:00:03 | 佐野元春
秋の夜長のR&B 第二弾

佐野さんが語るように、有名ではないけど良い曲に出会うのは確かに難しい。
「良いものがあれば教えて下さい♪」
とプロフィールで僕が書いているのも、そうした思いもあったりします。
ラジオというのは、そうしたことを安く知るには丁度良いメディアであり、
「元春・レディオショー」はそうした番組に最も適しているので、有難いです♪

1 The Man I Keep Hid /Joe Henry
渋い感じですが、僕はイマイチかなあ。

2 What's Going On /Marvin Gaye
「マービン・ゲイの悲しげなソウルに」 を耳にして買ったミュージシャンなので、持っていますし、何度も聴いているシックリくる音楽です。彼を敬愛するシンディー・ローパーもカバーしています。

3 Papa Was a Rollin' Stone /The Temptations
懐かしい感じです。音が渋いです♪

4 Love's in Need of Love Today /Stevie Wonder
スティーヴィー・ワンダーのアルバムはなんだかんだ言ってベスト盤しか持っていないので、素晴らしい声の持ち主の彼の曲はまだ僕にとっては新曲が多いはず。素敵な曲に沢山出会いたいものです。

5 Until You Come Back to Me (That's What I'm Gonna Do) /Aretha Franklin
この有名なミュージシャンの曲も僕は知らないので、新鮮です。

6 Let's Stay Together /Al Green
えー知りません。初めて聴きました。ティナ・ターナーがカバーしてヒットしたらしい。

7 虹を追いかけて (2006 middle & mellow groove version) /佐野元春 ホーボーキングバンド
久しぶりにこのヴァージョンを聴きました。

愛の歌が多かった訳ですが、ベトナム戦争当時の今日かけたマービン・ゲイの「What's Going On 」から、今世界では何が起きているか?と歌の内容も変わってきた。
当時は面倒なことは嫌だということで発売を見送る予定だったけど、マービン・ゲイの説得で発売にこぎつけて、これが世界に大きな影響を与えるようになった。
僕も恋愛の歌が多い中で、人にはもっと別の歌があって良いと思っていて、恋愛ソング以外のものを自然と求めて聴く傾向にあるので、こうした曲は魅力的です。

8 The Makings of You /Curtis Mayfield
初めて聴きました。うーん、どうかな?そんなにピーンとは来ないですが・・・

9 Use Me /Bill Withers
これも初めてです。うーん、どうかなあ。

今日、私が思ったこと
緊急時のインフルエンザの診療所が足りないことに腹が立つ
寄席を見に行った人の思ったこと
俺はみんなに生かされている
丼食べてみたいな
三つの小さなガッカリ
これからどうしていくか
前向きになりたい女性のコメント

10 Someday We'll All Be Free /Donny Hathaway
初めて聴きました。イントロがとても魅力的な曲です。


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沈まぬ太陽

2009-11-17 20:48:53 | 映画
上映時間 3時間22分
インターミッションがあって嬉しく思いましたが、長さは全く感じませんでした。
むしろ、もう少し見ていたいという思いで席を立ちました。

エンディングは福原美穂の
「Cry No More」
映画とマッチしているかどうかは感じませんでしたが、「希望」がテーマなのかもしれないと感じました。

スクリーンで観てよかったなあと、反芻する思いがあります。

三井美樹(松雪泰子)の役柄ではないけど、知人が都合ができて、御巣鷹山に墜落した航空チケットをキャンセルして新幹線で大阪に帰って来たので、知人は自分の代わりに誰かが亡くなっていたのかもしれないと命拾いした話をしていたことを思い出しました。

原作は読んでいないのですが、スケールも凄く、内容も引き込まれるものでした。
川上慶子さんの指かな?チェッカーズのファンだった少女もこの映画を観たんだろうか?
事故がらみのシーンや話は当時のニュースも思い出すもので、涙無しには肉親を失った人の思いを受け流すことができないものでした。「無念」を一生背負ってきている人々がこの事故以外にもあるけれど、今後の教訓となって欲しいという思いも感じました。

NAL航空 内閣のメンバー 労組の闘争
報復人事 裏帳簿 金・酒・女性 
カラチ、テヘラン、ナイロビ、大阪、徳島、東尋坊、栃木、東京、NY・・・
様々な要素があり、様々な場所があり、時代も行ったり来たり

台詞が練られていて、一言一言が連綿と感情に訴えかけてくる

恩地元、その家族の思い

三浦友和の悪役ぶりがとても素晴らしく、本当に観ていて腹が立ってくるほどでした。
松雪泰子の役に嵌った魅力にも惹かれました。素晴らしい。
石坂浩二にもっと頑張ってくれと声援を送りそうになったり、
豪華キャスト 一瞬しか出演していない俳優もいて、それぞれが強く印象に残りました。

いつの間にか「自分自身の人生はどうなんだ?」「自分なら・・」
と考え出していました。

渡辺謙の出演している作品は割りに多く観ているなと思いつつ、凄いなー凄いなーと今も思い返しています。
公式HP

渡辺謙
(恩地元)
三浦友和
(行天四郎)
松雪泰子
(三井美樹)
鈴木京香
(恩地りつ子)
石坂浩二
(国見正之)
香川照之
(八木和夫)
木村多江
(鈴木夏子)
清水美沙
(小山田修子)
鶴田真由
(布施晴美)
柏原崇
(恩地克己)
戸田恵梨香
(恩地純子)
大杉漣
(和光雅継)
西村雅彦
(八馬忠次)
柴俊夫
(堂本信介)
風間トオル
(沢泉徹)
山田辰夫
(古溝安男)
菅田俊
(志方達郎)
神山繁
(桧山衛)
草笛光子
(恩地将江)
小野武彦
(道塚一郎)
矢島健一
(青山竹太郎)
品川徹
(龍崎一清)
田中健
(井之山啓輔)
松下奈緒
(樋口恭子)
宇津井健
(阪口清一郎)
小林稔侍
(竹丸鉄二郎)
加藤剛
(利根川泰司)

監督:若松節朗 製作総指揮:角川歴彦 原作:山崎豊子
音楽:住友紀人 脚本:西岡琢也


コメント (2)
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