JOE JACKSONについては全く知らない。
たまたまラジオで聴いて良いなと思った曲があったから
1986年度作。多重録音全盛の時代に背を向け、ホールを貸し切りにし、お客を入れてワン・テイクで録音。
とのこと。
1 Wild West
こうして語りに抑揚をつけた感じで歌うのも、昔は違和感があったけれど、色んな音楽を聴いていると ありだなあ と思うようになりました。クラッシクにも色々と在るけれど、本当に様々な音楽があって、音楽家が作曲したものもあれば、一般民衆が歌い継がれてきた音楽もあって、限られた楽器で限られた条件で作られたものが何によって生まれ、何を持って良いと感じるのか。リズムだったり、歌声だったり、電子音だったり、グルーヴだったり、見た目だったり、質感だったり。そういうものに何だろう?と惹かれている今日、この頃は自分が中学生ぐらいで感じていたことの延長のように思えます。
4:30の曲でした。ギターの響きが水面を跳ねてある一定の水平面で水が広がるような印象。
2 Right And Wrong
ベースにキャキャキャーン グワーんグワーんというギターが印象的。
何が正しくて間違っているのか。内面的なものもあれば、親しい人間関係の中でもあるし、ひいては社会の中でのこともある。恋愛関係で何を間違っていたのかという思いを抱く時に取り返しが付かない状態になっていることもあるし、そうした思いを宥める音楽が必要な時もある。仕事でそうなると、継続性が強かったりストレスが重厚で複雑に絡む状態であると辛くなりますが、音楽で救えるものであれば良いかなと思います。
エンディングのギターの終わり方が面白いなと思いました。
3 It's A Big World
やや中東的なメロディーとでも言えば良いかな?
4 Precious Time (03:23)
ノリが良い。コーラスも入ってます。シャープに流れる感じかな。
5 Tonight and Forever (02:31)
ドラムの入り方を聴いて、初期のレベッカを思い出した。
6 Shanghai Sky (05:10)
ピアノが奏でる上海の空は現在のようにスモッグではない印象です。2:30から歌が入る。
7 Fifty Dollar Love Affair (03:38)
ちょっと気だるい後ろめたい感じかな
8 We Can't Live Together (05:25)
タイトルの通り。一緒に生きていけたらと思った人を思い起こせば辛い思い。 イントロから繰り返されるベースとギターの粗い音が印象的。
9 Forty Years (04:26)
電子ピアノで歌うバラード。まあ、良いんじゃないんでしょうか。
10 Survival (02:19)
急にノリのよい曲に。すっきりしてて良いんじゃあないんでしょうか。
11 Soul Kiss (04:44)
電子ピアノの印象が強い曲。あらい感じも魅力の一つ。
12 Jet Set (03:50)
ブランキー・ジェット・シティを思い出しました。
13 Tango Atlantico (02:58)
タンゴまで取り入れてるアルバムだとは!面白いアルバムだなと思う。
14 Home Town (03:12)
元春レイディオショーで聴いて買いたいと思った曲
イントロから入るメロディの繰り返し これがよい感じなんだ。
15 Man in the Street (05:05)
浜省を思い出すタイトル。あんまり印象に残らず。