存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

大友良英 / Otomo Yoshihide Solo Works 1 Guitar and Turntable

2023-08-19 16:37:05 | album o

 

2023,8,16発売

大友良英さんの存在を知ったのは、教授(坂本龍一)を通じてだった。
二人がTV番組で即興演奏をして感動していた。
本音を言うと、その音源を作品化して欲しい♪

東日本大震災の後に、二人がともに活動するシーンも見てきた。
NHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のサントラから「潮騒のメモリー」も
二人とも武満徹さんとの絡みもあり、もっと絡んで欲しかったな。

京都CLUB METROで小山田圭吾と絡んだり。今後も魅力的な活動を期待している。

7月にスーパー・デラックスで行われた大友良英のターンテーブル・ソロ・パフォーマンス映像約29分がオフィシャル公開。<Tokyo Experimental Performance Archive>企画で行われたパフォーマンスの映像も魅力的です

 

 

1. turntable with a record 8
ターンテーブルの動画を見ると、どんな感じで音を出しているのかがイメージできる
ノイジーな細切れな音、ターンテーブルが回転しながら何かに針が擦れて音が出てるのも

2. guitar 2
ノイジーなエレクトリック・ギター
音を引っ張りながらクイーンって伸ばしてたりも。
こういう即興で鳴らしているのを聴きたい人には最高なんじゃないでしょうか。

3. guitar 6
エレクトロニカなイメージ
高音で短く区切った音や

4. turntable with a record 1
ターンテーブルの回転を変えているのか
4枚くらいのレコードを割って貼り合したのを鳴らしているのか
レコードの溝から出てる音も拾っていたり
スクラッチの音も聞こえたり

5. turntable without a record 1
馬のいななきのような電子音と振動

6. guitar 4
前曲に続いてる感じがするけど、こちらはエレクトリック・ギター
5:41と長めだけど、あっと言う間に終わった

7. turntable with a record 10
途切れ途切れなノイジーな音
断続的な音色

8. guitar 5
ギターでこんな音が出るの?
動物が鳴いているような音が様々
細かく鳴らしたり
少しずつ弦を弾いてみたり

9. guitar 1
伸ばし気味な音
音は揺れ、ピックで掻いて

10. turntable without a record 4
割とこの音も好き
地下鉄を走ってる時のような音もする

11. turntable without a record 6
スクラッチっぽい 無音の所に針を落として回転しているような音
アナログTVの砂嵐っぽい音
レコードの針飛びの音
B2-UNITを聴きたくなってきた。

12. turntable with a record 2
高速回転する音
ザッザッっと途切れ目が出す音
埃に針が当たる音

13. guitar 7
弦を短く高音で鳴らすような音
刻むような音
ポロンと鳴ったり

14. turntable without a record 3
複数で唸っている

15. turntable with a record 5
途切れ途切れ
摩擦音 

16. turntable with a record 9
高音で鳴ったりもするが摩擦音
電子音的にも聞こえる
振動は本体を揺らしているのか

17. turntable without a record 5
回転するターンテーブルの音
高音のノイズ

18.guitar 8 
弦を高音で短く鳴らして
クワクワわわわわ
カットして弾く少しの溜めがあったり
弦を抑えて音を止めたり

19.turntable with a record 3 
遠くで竹を叩いて反響しているような音
プチプチ埃をなぞる針の音

20. guitar 3
ノイジーなギターを掻き鳴らす♪
激しくはなく、音を楽しむ感じ
少しエコーがかかっている

以下はコピペ
2023年3月、大友良英が自宅スタジオにて演奏・録音を行ったギターとターンテーブルのソロによる即興演奏20曲を収めた作品集。

大友はこれまでも様々な形でギターやターンテーブルのソロ作品を発表してきましたが、全編即興演奏によるスタジオ録音は今回が初めてになります。
Little Stone Recordsでは、この先も大友良英ソロワークスの名のもとにさまざまな内容のアルバムを発表していく予定です。
大友ライフワーク的な作品群の第一弾として、御注目いただければ幸いです。

「 ギターとターンテーブル。数十年もの付き合いになるこの楽器たちでわたしがやっていることといえば、弦の振動や回転体との摩擦で生まれた電気信号を増幅させたりフィードバックさせたりってことに過ぎないなって、しみじみと思います。なんでそんなことをやっているのかと言われても、自分でもよくわかりません。ただ、何よりこいつを即興で、とりわけライブであれこれやることが大好きなんです。これまで一体どれだけの数、そんな演奏をしてきたことか、本当に数え切れないくらいです。そのわりには即興のソロでのスタジオ録音はほとんど残っていません。即興はその場限りでいいや・・・そう思っていましたから。
 ところが、パンデミックの数年間がわたしの意識を変えたのか、あるいは親しかった友人たちがあの世にいくのを見送る機会が増えたせいなのかな。それとも単に歳をとったせいかもしれません。今までさほど残す気もなかった自分の即興演奏を改めてスタジオ録音して残そうって気になってきました。本作がその1作目になります。録音もジャケットのイラストも自分でやってみました。なるべく大ごとにせずにやりたかったんです。
 元来お調子乗りなんで、こうやって味を占めると、また次のことをついついやりたくなります。それも出来ることなら自分の頭や体の自由が利くうちに、本作のような即興演奏だけでなく、他の様々な形のソロ活動も録音物として残しておきたいという気になっています。そんなわけで本作を「Solo Works 1」とさせてもらいました。頭の中ではもう次のソロ作品の構想がはじまっています。次も、そしてその次も、さらにその先もまたきっと面白い作品になると思います。おかげで、しばらくは忙しくなりそうです。この先のリリースもお楽しみに。」 ( 大友良英 )

Improvisations on guitar and a turntable (sometimes with and without a record).
Performed, and recorded by Otomo Yoshihide at his home studio during March 2023.
Mastaring : Nakamura Shigeki
Cover illustration : Otomo Yoshihide
Inside Photo : Motoaki Uehara
Translation : Takuro Mizuta Lippit
Cover Design : Suzuki Satoshi
Produce : Otomo Yoshihide
Label Manegement : Wakita Taeko
2023 Little Stone Records

 

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