’90年にリリースされたリヴァプール出身のラーズの唯一のアルバム(こちらはリマスター盤ボーナス・トラック付き。
歌詞カードはしっかりとしている。バンドの4人の写真も入っています。
2013,7,16放送の元春レイディオショーで紹介されていました。
ザ・ラーズは英国リヴァプール出身のバンド。この「There She Goes」という曲は彼らの2枚目のシングル曲です。この曲は、実を言うと僕自身、ちょっとした関わりを持ってます。曲のプロデュースを担当したのはボブ・アンドリュース。70年代にブリンズレー・シュワルツでキーボードを弾いてました。1988年、僕は「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」というアルバムを英国ロンドンで作ってました。そのときバッキング・メンバーとして参加してくれたのがボブ・アンドリュースです。ボブ・アンドリュースはこの「ナポレオンフィッシュ」アルバムのレコーディングとは別に、ある新人をプロデュースしていました。それがザ・ラーズというバンドでした。僕自身のレコーディングが進む中、ある日ボブ・アンドリュースはカセットテープを持ってきて僕にこういいました。まぁ、僕はモトって呼ばれていたんですけれども。「モト、この曲僕がプロデュースしたんだ。でも何か別の楽器を足したほうがいいと思ってるんだけどどう思う?」 そんなことをきいてきました。さっそく聴いてみると、とてもいい曲でした。特にフックのところは一回聴けば、すぐに覚えてしまうような親しみやすい曲でした。僕は正直に、「いや、これはとてもいい曲だよ。他に何も楽器を足すことないよ。」そう答えました。そうするとボブ・アンドリュースは「OK、有り難う」と言ってにっこりと笑ってました。結局、レコードは僕が聴いたそのままの編曲でリリースされました。今となっては誰もが知ってる80年代の名曲。まぁ、こう言っちゃあなぁんなんですけれども、この曲のヒットには僕も少しは貢献してるんだよという、まあ、そんなちょっとした自慢の話を聴いて貰いました。
01. Son Of A Gun
小刻みにギターを弾くところから始まる 1:56の短い曲
02. I Can't Sleep
あんまり印象に残らず 2:36
03. Timeless Melody
爽やかな曲
04. Liberty Ship
マンドリンっぽい音が印象的 sail away on an ocean waveあたりも
05. There She Goes
元春レイディオショーで紹介されていました。
タイトルを歌うところあたりのメロディーが気持ち良い。ヒットするでしょうね、これなら。
06. Doledrum
バンジョーとか似合うかな?
07. Feelin'
軽快な曲。
08. Way Out
ちょっと締まった感じもする
09. I.O.U.
クレッシェンド(徐々に音が大きくなって)
10. Freedom Song
ちょっと寂しげな曲
11. Failure
ヴォルテージが上がって。割と良いグルーヴなんだけど、こういうタイプの曲のジャンルって説明できないな。
12. Looking Glass
アコースティックギターの音色 静かに歌うヴォーカル
オリジナルアルバムだとラストの曲になってる。良い感じで終わる。7:50
13. All By Myself (Bonus Track)
アコースティックギターで始まる。美しい。良い曲。
ポワーんとした感じもあり、七尾旅人が聴きたくなりました。
14. Clean Prophet (Bonus Track)
水戸黄門が始まるのかと思った!
15. Knock Me Down (Bonus Track)
繰り返されるフレーズが印象的だけど・・・
16. Over (Bonus Track)
ちょっと雑な感じもする録音が逆にハッとした。歌はコーラスで歌っている感じかな。
17. I.O.U. (Aleternate Version) (Bonus Track)
普通に始まったヴァージョン。