霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

チャイコフスキーを聴きながら

2008-05-12 21:24:59 | 
芸術的な香りとは縁の無い人生を歩んで来た。
典型的なオンチなので特に音楽とは無縁だった。
そんなオジサンがクラッシック音楽を聴くようになるとは予想もしていなかった。

「Healing Classics」という初心者向けのCD15枚全集を買い軽トラを運転しながら聴いている。
Disc1から順に聴いていたが、Disc10のチャイコフスキー~三大バレエ名曲集~にハマッテしまい前に進まなくなった。

「くるみ割り人形」「眠りの森の美女」「白鳥の湖」等の比較的耳に馴染んでいたこともあり繰り返し聴いている。
何度聴いても飽きが来るどころか逆に感動が深まるのは名曲たる所以か。

苗の配達は朝の六時前後の時間指定が多い。
未だ寒いぐらいの朝の静けさの中、エンジンのスイッチを入れると共に流れる名曲の調べに「ゾクッ」とすることもある。



配達先では苗降ろしをしながら色々な情報交換もできる。
今日配達した農家の集落では今年から米作りを止めた農家が11軒もあるという。
いずれも高齢化と後継者不在が理由らしい。

冷凍ギョウザ事件が契機となって国産のシイタケやニンニクの増産が叫ばれているが、生産者の高齢化で増産は「望めない」と新聞で報道されていた。
配達先の農業従事者がいずれも高齢者が多い実情を見ると、米や野菜の生産量もいずれ縮小して行くことは間違いないようだ。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする