霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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反多数派のルーツ

2008-05-30 21:10:29 | 思い出
オジサンは多数意見に安易に組するタイプの人間ではない。
多数意見に疑問を持つようになったルーツを辿ると思い当たるのが小学三年の算数の時間。
先生に指名され出題された問題の解答を黒板に書いている時、その解答を見た50人を超える級友達が「違う、違う」の大合唱となった。
皆の「違うコール」に圧倒されたオジサンは一旦書いた答えを消して皆の意見に従った解答に修正して席に戻った。

結果的に、自分の最初の答えが正解だったことが判明した時の惨めな気持ちを今でも忘れない。
多数意見に押されて簡単に修正してしまった自分が情けなかった。
それ以来、百人中唯一人となる少数意見でも自分の意見はしっかりと主張するようになった。
結果的に自分の意見が間違いだったと判明しても、自分の主張であれば甘んじてその責めを負うことができる。

長じて世界の歴史に触れる機会が多くなってから、意外にも多数意見が間違っていたという史実が多くあることに驚かされた。
そして「正義は最初いつも少数」という名言があることも知った。



今日の大豆の種蒔きは午後四時からのスタートとなったが、七時までに二枚の畑を終えるという望外の進み具合となった。
また、農道を挟んだ南側のジャガイモ畑は、昨年までは雑草地だったとは思えないような見事な生長振りを示していて嬉しくなった。
コメント (6)
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