霜後桃源記  

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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

お別れの言葉

2009-10-16 21:08:52 | 仲間
仙台で子供達にバレーボールを指導していた時代に大変お世話になった中澤圭弥さんのお母様が亡くなられた。
その連絡を受け、昨日の通夜から今日の入棺、火葬、告別式、法事という一連のお別れの儀式に参列して来た。

圭弥さんは既に18年前に49歳の若さで亡くなっている。
最愛の息子に先立たれる苦しみを味わったもののお母様は孫や曾孫に見守られながら88歳の天寿を全うされた。

告別式で曾孫二人が曾祖母にお別れの言葉を述べた際、付き添っていた圭弥さんに生き写しの長男の純君が故人に突然語りかけた。
「バアチャン、純だよ。天国に行ったら俺に良く似た人が居るけどそれは純ではなく息子の圭弥だよ。間違わないようにね」

この度肝を抜く心のこもった「お別れの言葉」は参列者から思わず笑みが漏れるほどの素晴らしい「声かけ」だった。
圭弥さんも人前で話しをするのが得意な人だったが、その豊かな才能は息子さんにもそのまま引き継がれているようだ。

圭弥さんが元気だった頃、お母様が畑で作ったナスやキュウリの漬物で酒を酌み交わしたものだったが、今日は天国で愛息とそんな思い出話しに花を咲かせているに違いない。



夕方の6時過ぎに一日半振りに家に戻ったら、オバサンはダイコンを洗って明日の出荷の準備をしていた。
先日の勉強会で「ダイコンは一本1kg以上になってから出荷するように」との指導を受けたがその要件は既にクリアしている。
コメント (6)
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