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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



オランダ対コート・ジボワール(後半) (NHK-BS@ざぼん)

オランダ対コート・ジボワール戦の後半は、ラーメン屋のざぼんで見た。お店の備え付けのテレビは、どこかのチャンネルのドラマを映し出していた。衛星放送には対応していない。なにしろラーメン屋である。試合を見て、長居をされたらたまらない。ぼくらがカウンターについた直後から、店の入り口には長い行列ができていた。

餃子とねぎラーメンを頼む。そして、カウンターの隙間に、携帯電話を設置。いわゆるワンセグというやつである。その映像の鮮やかさは驚きだ。選手の動きはややぎこちないが、画面が小さいだけで、テレビを見てるのとなんの変わりもない。すごい時代になったものだ。

ラーメンを食べながら、携帯電話に映る試合の途中経過に目を向ける。得点は2対1のまま。状況は動きそうもない。そろそろ店の行列も気になりだしたので、W杯 in 六本木ツアーを終えることにした。

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オランダ対コート・ジボワール(NHK-BSh@東京スポーツカフェ)

本日2試合目の店に移動。前の店とがらりと趣向をかえて、スポーツ観戦できるカフェ&レストランとして老舗の東京スポーツカフェへ。試合開始前だったので、まだごった返してはいなかったが、席は一杯のため立ち見となった。

この試合、オランダが勝てば、アルゼンチンとともに2勝で、あっさりと勝ち抜けが決まる。「死のグループ」とはなんだったのか。

序盤は互角の戦いながら、徐々にオランダの優勢に。FKからファン・ペルシーが強烈なシュートを叩き込んで先制。ロッベンのタイミングを計ったパスを受けたファン・ニステルローイが追加点。オランダの役者がその力を発揮する。

一方のコート・ジボワールは、バカリー・コネが、DFを引き連れながらのドリブルシュートで1点差に迫る。しかし、エースのドログバは、厳しいマークもあって、なかなかフィニッシュまでもっていくことができない。ドログバは、エースのつらさ、W杯の厳しさを痛感しているのではないか。

店内には、オランダ・ファンが多いようだった。オランダの得点のときには、大きな歓声があがった。しかし、コート・ジボワールの好プレーにも大きな拍手がおこる。外人が多いこともあるだろう。この店のお客は、酒とサッカーの楽しみ方をよく知っていた。

大型画面に集中していたので、ビールを1杯しか飲まないうちに、前半が終わってしまった。立ち見にも疲れたので、後半は次の店で見ることにした。

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アルゼンチン対セルビア・モンテネグロ (NHK-BSh@KOCOBALI)

金曜日の夜ということで、六本木のスポーツバーで観戦することにした。2002年大会のときは、アルゼンチン対イングランドの試合を六本木で見た。そのお店はもうないので、友人の導きで、星条旗通りにあるKOCOBALIというお店に行く。昼間はネイルサロンで、夜はスポーツカフェ。スポーツを演出するものは何もなく、バーに大きなスクリーンと大型テレビがあるだけ。だから、お客も少なく、無理な盛り上がりはない。ぼくにとっては、心地よい場所だった。一応、(サッカーには興味がなさそうだが)女の子もいるしね。

お店に入ったときには、すでにアルゼンチンが1点リード。セルビア・モンテネグロの巻き返しを期待したが、その後、アルゼンチンの怒涛の攻撃に完膚なきまでに叩きのめされた。南米対欧州で、内容的にも、得点的にも、こんなに一方的な試合にお目にかかることは、めったにない。途中、ケジュマンが退場になったとき、1990年イタリア大会で、10人になったユーゴスラビアがアルゼンチンを脅かし続けたことを思い出した。しかし、ドイツでは、そんな奇跡はおこらなかった。

アルゼンチンは、途中から交代出場したテベス、メッシが好プレーを演じ、得点もあげた。大会にいい入り方ができた2人の今後が、ますます楽しみである。ただ、チームとして、あまりに好調すぎるのが、かえて不安でもある。

消化試合となる、次のオランダ戦には、1998年大会のリベンジがかかっている。しかし、そんな過去のことは忘れて、決勝トーナメントに備えて、一息入れるような試合を望みたい。アルゼンチンの優勝を予想しているぼくのわがままな気持ちである。

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