昨年2006年秋に誌面・内容が大きく変わるまでは、通勤電車に乗る前にKIOSKで「週刊サッカーマガジン」を買って、電車のなかで読むのが、火曜日の朝の「習慣」だった。しかし、今や、その「習慣」はなくなり、コンビニエンスストアで特集や記事の中身をパラパラッと見てから、面白そうなときにだけ買うようになった。
ぼくが勤務する会社のビルの1階には “ampm” がある。最近は、昼休みなどに、そこで立ち読みをしてから、「サッカーマガジン」を買うことが多かったのだが…。この4月に入ってから(もしかしたら、もう少し前からかもしれない)、「サッカーマガジン」が、“ampm” の本棚から消えてしまった。発売日である火曜日の朝、ライバル誌の「サッカーダイジェスト」は何冊も置いてあるのに、「サッカーマガジン」はない。入荷が遅れているのかと、昼や夕方に行ってみても、やはりない。まさか、早々に売り切れてしまっているとも思えない。近所の別のコンビニを見ても、“ampm” にだけないようだ。
コンビニでの棚の獲得競争は熾烈である。POSシステムで売上状況を厳しく管理し、売り上げの少ない商品は、たちまち棚から消えることになる。雑誌も同じことなのだろうと思う。「サッカーマガジン」が消えるという現象が、ぼくの周辺の “ampm” だけのことなのか、それとも…。
たまにしか買わなくなったとはいえ、老舗の「サッカーマガジン」が不振にあえいでいるようで、なんともさびしい。
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