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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



LGツインズ 2対9 KIAタイガース
(2007/4/7 蚕室スタジアム)

2年半ぶりの韓国・ソウル。まずは、蚕室スタジアムでおこなわれる韓国プロ野球を見に行った。試合開始は17時のはずだった。

仁川空港からホテルに直行し、チェックインを終え、すぐさまスタジアムに向かって、最寄り駅の総合運動場駅についたのは16時半だった。ホームに降りて、嫌な予感がした。駅に人が少ないのだ。そういえば、ホテルの部屋でテレビのチャンネルをひととおり見たときに、プロ野球の中継をやっていたなぁ。勝手に他の試合だと思っていたが…。

総合運動場駅の5番出口をあがると、そこが野球場である。その奥に蚕室オリンピックスタジアムや蚕室体育館がある。ちなみに、今は、野球場の隣の駐車場をつかって「シルク・ド・ソレイユ」をやっている。

野球場の周辺には屋台がずらりと並んで、野球観戦を終えて出てくる人を待っている。早くも、一杯やっている連中もいる。もはや試合は終了間近なのか。

チケット売り場は閉まっていて、入り口に人が立ってチケットを売っている。1人2000ウォン(日本円で約230円)。内野か外野かなんて気にせずに、急いでお金を渡してスタンドヘ駆け込むと、そこはレフト外野席だった。

MLBのスタジアムを思わせる、内野フィールドまで天然芝が広がるボールパークがそこにあった。スコアボードを見ると、8回の表、9点リードしているKIAタイガースの攻撃中だった。

ネットで調べていた試合開始時間は17時だったが、見事に変わっていたのだ。確かに、試合開始時間は変わるとのことわりもあったし、こんなことは韓国だけでなく、海外ならばしょっちゅうあることだ。あらためて、チケットをよく見ると試合開始は14時になっていた。ならば、むしろ、3時間たっても試合が終わっていなかったことに感謝すべきと気持ちを切り替えた。

久々に自分が日本標準にひたりきっていることを思い知らされた韓国の初日だった。


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