2010年W杯アジア最終予選
日本 3対2 バーレーン
2008/9/7 NHK-BS1
得点こそなかったもののフォワードの田中(達)、玉田が攻守に光っていた。前線からしつこく守備をし、ボールをもったときには果敢に突破を試みる。その結果、俊輔の先制点を生んだフリーキックを得た。
高さがないことが弱点かもしれないが、平面的な速さを駆使して、反則を奪い、フリーキック(セットプレー)から得点を狙う。今後の日本の攻撃の有効なパターンになるだろう。
しかし、田中(達)や玉田のチェイシングに破綻が生じると、とたんにピンチの連続になることもわかった。
後半、日本が選手交代した後のこと。前線でボールを追いかけていた田中(達)が、自分の動きに、中盤が連動していないことに、「えっ!?」という顔を見せたシーンがあった。自分が追い込んだ次を、中盤の(日本)選手が狙っているだろうと思っていたに違いない。しかし、そこには誰も詰めていなかった。
そんなシーンの後に、いとも簡単に、日本は2点を奪われた(1点はオウンゴールだが)。
今の日本の力をもってすれば、アジアで勝ち抜くことは難しいことではない。しかし、それには、ピッチに出ている11人がさぼらずに、ひとつにまとまっていることが最低条件になる。
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