行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】自分たちのサッカーを体現できずに自滅。目標も遠のく  ファジアーノ岡山戦

2011-11-14 23:05:56 | カターレ富山
0-2で敗戦。
同勝敗数どうしの対戦となった今節。負け惜しみを百も承知で書きますが、実力に差はありませんでした。強豪チームから感じるようなプレッシャーに晒されていたわけでもなく、むしろ、相対的にはこちらに分があったようにさえ思いました。
しかし。
0-0で迎えた後半6分に失点、その後も追いつくことが出来ないまま、試合終了間際にダメ押し点を奪われ、失意のままに敗戦。
後半戦に入ってから徐々に調子を上げ、ここ4試合で負け無し。その勢いを途切れさせてはいけませんでした。勝てた試合を引き分けてしまった前節の反省を踏まえつつ、目標達成に向けて勝たねばならない試合だったにもかかわらず・・・。

相手の13本のシュートに対し、こちらはわずかに7本。しかし、それすらも「そんなに撃っていたか?」というありさま。CKに至っては1本のみ。いかにゴール前で良い形で攻められなかったか、攻めてもシュートに行かなかったかの表れかと。実際に入るかどうかは別としても、「そこで撃っとけよ!」という場面が何度もありました。
後半の早い段階で苔口に見切りをつけて平野を投入したり、舩津に代えてリョーガ、池端を前線に上げるなどの攻撃的采配をふるったのも報われず、結果、2試合連続無得点。平野やリョーガにしても、個々の頑張りは見て取れました。しかし、いかんせん、それがチームとしての攻撃にはなっていなかった印象です。

なんというか・・・低迷していた時期に晒してしまっていた不甲斐ない姿を、また見せられてしまったような気がしました。
6月末の、試合後にゴール裏に監督を呼びつける事件があったあたりでしょうか。あのときの涙を力に変え、ここまでやってきたはず。それが、このシーズンクライマックスの負けられない、必勝を期さねばならない時期になって、またぶり返すとか・・・。正直、残念でなりません。
試合後、ゴール裏に挨拶に来た選手たちにも、拍手を贈る気にはなれませんでした。「もっとやれるはずだろ!!」そう、叫びました。それはすなわち、期待の裏返し。最初からあきらめてかかったりしていたならば、そんな台詞なんぞ吐きません。どうでもいいと思っていたなら、期待なんてしません。

目標達成に近づくために勝ち点を伸ばさねばならない試合で落としてしまい、17位に転落。残りはわずかに3試合。
自らの力で、立ち直るしかありません。
でなければ、残り3つも全敗してしまう可能性だって、決して低くはないでしょうから。
苦しいこともあった、つらいこともあった今シーズンのここまで。
せめて、最後は笑おうじゃないかと。
笑うには、何が必要か?
言うまでもなく、勝利。
この敗戦を糧とするも無にするも、心のあり方次第。
折れることなく、へこたれることなく、次に繋げるよりほかありません。
コメント
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