行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第36節  愛媛FC戦

2011-11-18 23:39:16 | カターレ富山
天皇杯3回戦の激戦から中2日。休む間もなくリーグ戦、ホームに愛媛FCを迎えます。
全力を出し切って王者鹿島に挑み、しかも延長戦。当然のように疲労が懸念されますが、そうも言っていられません。13位という目標達成に向けた歩みを止めるわけにはいかないのだから。
敗れはしたものの、自分たちのサッカーを体現することの重要性が再確認できた鹿島戦。その経験を、残り3戦全勝に結びつけなければなりません。
天皇杯で広島を下して意気上がる愛媛ですが、前回対戦で敗れた借りを返す意味でも、負けるわけにはいかない、勝つしかない戦いです。
累積警告により池端が出場停止。代わりにヨシタクかというところですが、メンバーがどうこうではなく、やりきるしかない今節です。
むしろ、試合間隔のなさをポジティブに捉えるべきところかと。鹿島を相手に敢然と立ち向かったあの手応えが残っている状態で試合を迎えることができる、と。
自分たちのサッカーができずに敗れた岡山戦から修正し、それを為すことができれば強豪にすらそうそう後れをとらない―――その経験を、さっそくリーグ戦にフィードバックするとともに、勝利につなげねば。
もちろん、反省を活かすことも大切。個の力、技術力で及ばず、ピンチを招いてしまったシーンも少なくなかっただけに、修正が必要です。

ここ11戦連続で勝利を挙げられていない愛媛。とはいえ、徳島、鳥栖といった上位に引き分け、そして天皇杯での広島撃破。上り調子のなか、2ヶ月ぶりとなるリーグ戦勝利を期して乗り込んできます。
思えば2年前。監督交代を挟んで8戦未勝利だった愛媛に敗れ、バルバリッチ監督に就任初勝利をプレゼントしてしまったことがありました。そして去年の最終戦では、2点差を逆転しながら最後の最後で追いつかれ、有終の美とすることができなかった借りもあります。
それらもろもろをひっくるめて。愛媛には、連続未勝利を12に伸ばして帰ってもらいましょうか。もちろん、連続引き分けを3で止め、4試合ぶりの敗戦をプレゼントする形で。

期待したいのは、鶴田。昨年所属していた愛媛に、恩返しを果たしてほしいです。天皇杯での接戦は、鶴田のがんばりがあったからこそ。今節も、その力を存分に発揮し、出場機会の無かった愛媛を見返してほしいです。
そして、同じく愛媛から期限付き移籍してきたヨシケンにも期待。ここ最近のコンスタントな出場は、カターレの一員として無くてはならない戦力となっています。愛媛との対戦に、思うところもあるでしょう。しかし、今は富山のヨシケン。成長した姿を見せつける活躍に期待です。

敗れながらも、天皇杯では最後の最後まであきらめることなく自分たちのサッカーを貫き通しました。そんな姿勢を今節も発揮できたならば、百戦危うからず!
目標到達に向けた揺るがぬ信念を、今こそ見せるとき!
天皇杯で勝ったチームと負けたチーム?そんなの関係ねぇ!
一戦必勝!それだけ!
勝って、勝ち点差2を追い越し順位を上げろ!
負けは論外、引き分けもいらない!ほしいのは勝利・勝ち点3!
勝たれ!!!富山!!!!!
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【J特】雑記(仮)  アウェイ鹿島アントラーズ戦

2011-11-18 23:28:21 | カターレ富山
5月の京都以来、半年ぶりのアウェイ戦行きだった今回。
平日開催のところ、こういうときに使わずしていつ使うよ?って具合に有休を使ってみました。当日と翌日の午前中をお休みしての参戦。2連休とする案もあったけれど、その辺は少しでも仕事するアピール・・・というか、印象を良くしておいて来月のシーズン最終戦も休まないとね、ってことで。まぁ、今回のあおりを受けて19日の愛媛戦がホーム戦でありながら自重しなければならない、というのもなんでしたが・・・(T_T)
ともあれ。
せっかく会社を休んでまで行くのだからと、張り切って行ってみましたとも。
そのレポートなんぞを、つらつらと。


史上最大の挑戦へ向けて、テンションも高くいつものメッセージゲーフラを作成。やるからには勝つのみというシンプルさで、悩まずに決定しました。

夜明けと同じ頃に起床、砺波駅を6時30分集合、出発。久方ぶりのバス乗車で、まずは腹ごしらえ。

やはり、ここはローソンとコラボ企画で現在発売中のカターレ応援弁当で決まりでしょう。カロリー的に朝から重い気もするけどキニシナーイ。
地鉄のバスツアーは、3台とサポーターグループのヘルバレーがチャーターした1台の計4台。規模としては過去最大かと。さすが、鹿島戦にはそれだけの価値ありということですなー。平日でなければ、もっと増えていたりしたのかなぁ。

休憩を挟みつつ、一路カシマスタジアムへ。
乗車しているのは、みんな平日にもかかわらず応援に行こうというカターレ馬鹿ばかりw ワイワイと楽しい道中でしたとも。
車中では4ゴールを挙げた鳥取戦や大金星のFC東京戦を流してモチベーションを高めておりました。
高速を降りてあとすこし、大洗海岸あたりにさしかかると、周辺の民家の屋根にブルーシートが張ってある光景がちらほら。未だ、震災の影響は消えていないのだなぁと。

そして、ほぼ予定通りに到着。


J1クラブの本拠地に、対戦カードとしてカターレ富山の名前・・・感慨深かったです。

震災の影響を受けたということで、スタンドに仮設された照明。

今度来るのがいつになるかわからないけれど、次は復旧後なんだなぁ、としみじみ。

この季節のナイトゲーム、やはり冷えました。

そんななか、スタグルメとしてモツ煮とハム焼きを賞味。温かいしうまいしで満足!

試合開始に先駆けて、メンバーが発表されましたが・・・驚きました。鹿島が、ガチ過ぎる!
そりゃ、前の試合から間隔も空いたということで、調整試合っぽくレギュラーも出してくるかも、とは思っていましたが・・・GKくらいは変えるだろ、と思っていたら曽ヶ端。
興梠、大迫、フェリペ・ガブリエル、野沢、新井場・・・先のナビスコカップ決勝で、「こんなチームとやらにゃならんとか・・・どうなんよ?」と青ざめたメンバーが、そのまま入っているとか。控えに田代、小笠原、本山とか・・・J1に疎い自分ですらわかる、代表レベル。
ちょ、おまっwwwって、半笑いな自分がいましたとさ。


そして、いよいよキックオフ。
スタンドにはYKKの皆さんも応援に駆けつけてくださいました。やはり、YKK ap 対 LIXIL の構図は意識せざるを得ないというか(^_^;) スーツ姿じゃ様にならないということか、ポンチョ着用で青装束に、手には青のバルーンスティック。アウェイ側席としての面目を保っていたと思います。
しかし、ホームの鹿島側がいささか寂しげでしたが・・・まぁ、平日&勝って当たり前の相手ではテンションも上がらなかったのでしょうか・・・(-_-)
まぁ、そんな鹿島側も、余裕は消えていくことになるのですが。

試合のほうは、本当にみんなよくやっていたと思います。
ジャイアントキリングの達成要件のひとつに「キーパーが当たっていること」があるそうですが、鶴田がまさにそんな勢いを感じさせました。相当数のピンチがあり、実際に神セーブが無ければ決められていた場面もしばしば。それだけに、失点シーンは悔しかった。2点とも、ピンチのあとのほんのわずかな隙を突かれての失点。特に延長戦の2点目は意識に体が追いつかずにやられてしまった、というふうでした。
果敢なドリブルでから仕掛けが魅力のヨンドクは、鹿島相手にも臆することなく勝負に行っていた姿が痛快でしたね。この経験は、必ずやリーグ戦にも活かされるはず。
そして、同点ゴールを挙げた「持っている男」、福田。負傷し頭をテーピングしながらも、鬼神のごとき活躍ぶり。この試合でもほとんどの空中戦を競り勝ち、その持ち味を存分に発揮していました。強豪相手にもまったくひけをとらない姿の頼もしいことと言ったら!
ゴールにこそ結びつかなかったものの、起点となる働き、そのスピードで大いに存在感を示した苔口、足がつるほど全力を出し切ったヨシタク、攻撃だけでなく守備でも要所を締める働きをした大西などなど、選手が一丸となって戦っている姿は、もはやJ2下位・弱小クラブのそれでは無かったかと。


しかしながら、力及ばず敗戦。それでも、喝采を贈るに値する戦いぶりでした。
この試合で得た経験をふまえ、リーグ戦残り3試合を全力で勝利せねば。


ジャイアントキリングは、ならず。それでも、いつか。
また会おう、カシマスタジアム。


旅の締めは、今度も牛丼並盛り。キャンペーン期間で、270円に割引クーポンがついてきました。
特盛りとならなかったのは無念ですが・・・。
締めのご褒美は、今度の岐阜戦で実現しましょうかね。
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【J特】王者を相手にもみせつけたカターレ魂。延長戦の末に惜敗  鹿島アントラーズ戦

2011-11-18 06:57:54 | カターレ富山
1-2で敗戦。
相手は天皇杯連覇、ナビスコカップとの2冠を狙うべく本気の鹿島で、コンディション的にも休養充分のホーム戦。対してカターレは、らしさを見せられずに敗れてしまった岡山戦から中2日でアウェイ戦。客観的に見れば、どう考えても鹿島の優位は動かず、勝敗の行方ではなく何点差がつくかが問題だったような試合。
しかし。そんな鹿島の圧勝予想を、裏切ってみせました。

豊富な運動量を武器とした高い位置からのプレス、チームとしての連動性といったカターレのストロングポイントを、格上の鹿島相手にも存分に発揮。強豪相手にも全くひるむことなく立ち向かっていきました。
前半のうちから失点、0-0を維持しながらワンチャンスに賭けるというプランが崩れてしまうことに。ですが、そこで気持ちが切れることはありませんでした。先制点を奪われながらも、ぶれることなく自分たちのサッカーを続けることに、全く迷いはありませんでした。
そんなモチベーションの高さが実を結んだのが42分。セットプレーのチャンスに、大西からのキックに合わせたのは福田!ドンピシャのタイミングで合わせたヘディングシュートが、鹿島のゴールネットを揺らしたのでした。

もちろん、言うまでもなくフィジカル・技術・精度その他諸々、圧倒的に鹿島が上。後半も必死のプレーが続いたカターレ。そんななかにあっても、攻め込まれはしても防戦一方にもならず、隙あらばチャンスをうかがい続けました。相手も後半は落ちてくるだろうと見込んでいた運動量も、やるしかない、とばかりにキープしたまま。果敢なプレーを貫きました。
とはいえ、無限に体力があるわけもなく。高いモチベーションを元に、気力でのプレーとなっていったのでした。
そして、延長戦となりましたが・・・101分、DFの間を縫うグラウンダーのシュートを決められてしまい、勝ち越されてしまうことに。絶対に止められないシュートではありませんでしたが、気力に体力が追いつかなかったのかもしれません。
その後、逃げ切りを図るべくボールを回し始めた鹿島。技術力の高さがモノを言う正確なパス回しには、あるいはJ1のチームとて、そうそう対抗できるものではないのでは?
それでも。たとえ体力が限界でも、気持ちまでは折れなかったカターレ。最後の最後まで、気力で挑み続けました。

結局、再び追いつくことはかなわず、1-2で敗戦。
全力を出し切るしかない戦いにおいて、その持てる力を存分に発揮したカターレ。それだけに、勝ちたかった。善戦で良しとするには、惜しい試合でした。
それでも。
実力を出し切ったならば、王者鹿島にさえ対抗しうることが成果、それでも勝利にはつなげられなかったという課題という、なかなか得難い大きな収穫をもたらした試合だったかと。
史上最大の挑戦の挑戦が終わり、カターレの今年度天皇杯は幕を閉じました。
この対戦で得た経験を糧に、残りリーグ戦を全力で戦い抜かねば。
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