行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第37節  FC岐阜戦

2011-11-27 09:39:58 | カターレ富山
今季も残すところあと2戦。シーズン最後のアウェイ戦は、長良川競技場に乗り込むFC岐阜戦となります。
昨季開幕戦が同会場だったことを思えばえらく久々となるアウェイ岐阜戦ですが、そのときは先制点を挙げてPK阻止までしながら逆転負け。一昨年もドローに終わり、これまで長良川では勝っていません。だからこそ、今度こそ勝たねば。
なによりも、シーズン目標の13位の達成については、負けたら終わりで引き分けでも駄目、勝ってすら他チーム次第という状況。正直、とても厳しい状況です。とはいえ、勝たないことには実現の可能性すら消えてしまいます。
ならば、勝たねば。

必勝を期して臨む今節、相手は最下位確定チームではありますが、それはなんの参考にもならないかと。たとえ最下位でも、ホーム最終戦くらいは勝って気持ちよく締めくくりたいという意気込みで来ること確実。去年から今年にかけて長らく低迷したカターレに、その気持ちがわからないはずがありません。事実、カターレも去年の最終戦は、勝てなかったとはいえ2点差を逆転したくらいで。
しかし、だからこそ。
わかるからこそ、その上を行かねばなりません。目標達成に向けた確固たる信念を、見せつけねばなりません。
油断は禁物。そして、相手にのまれてはいけない。
まだなにも成し遂げていない以上、やるべきことは勝つことだけです。

前節はロスタイム逆転勝ちという劇的な展開で勝利したカターレ。
しかし、内容はほめられたモノではありませんでした。当然、全力を尽くして延長まで戦った鹿島戦から中2日、しかも雨の降るコンディションという影響もあったことは確か。それでもやはり、武器である積極的なプレスが機能せず、相手にペースを握られてしまう展開となってしまったことは、やはり反省すべき点かと。
それでも、勝った。内容が悪くとも勝って、望みをつないだ。
それが活きるかどうかは、今節にかかっているとも言えるでしょう。せっかくつないだ希望が、今節あえなく敗れて無駄になってしまった、では何の意味もありません。前節の反省を踏まえ、さらに次節へ希望をつなげるために。是が非でも勝たねばならない一戦かと。

鹿島相手にも機能したという攻めるような守備が、今節も発揮できるかどうか。もちろん最終的に勝敗を決めるのは得点力であることは確か。しかし、良い守備があって、それが良い攻撃につながるということは、前節にも痛感したはず。後半開始直後という、悪い意味でのいつもの展開で失点してしまいながらも、その後、勢いに飲まれることがなかった。それが、逆転勝ちにつながったのだから。
カターレの後半アディショナルタイム得点7に対し、岐阜も5。鳥栖を相手に4-4で引き分けた試合をはじめ、相手は粘り強いチームです。我慢比べになっても負けないようなねばりを、守備陣には求めたいです。

そして、攻撃陣。
前節、ヨンドクが負傷退場。その穴を埋めつつ、しっかりと連携して点を獲りに行かねばなりません。あるいは交代で入って決勝点をアシストしたリョーガがそのままスタメン起用ということも考えられますが、なんにせよ、後手に回らない強気の攻めが必要になってくるのではないかと思います。
油断まではしないと思いますが、それでも、岐阜は「富山くらいには勝たねば」という気持ちもあるはず。総得点のほうは岐阜のほうが多いくらいで、カターレの攻撃陣は、残念ながら脅威というほどのインパクトは与えられていないかと。
だからこそ、逆にしっかりとした攻撃の形を見せつける必要があるのではないかと。脅威とまでは言えないはずの攻撃陣にやられる焦りというものをしっかりと刻みつけつつ、優位に試合を進めることができたならば、自ずと得点も生まれることかと。
そのなかにあって、やはり苔口には期待したいところです。当然のことながら警戒はされているでしょうが、そのなかで、常に注意を引きつける存在であり続けることが求められるかと。それが他の選手を活かすことにもなり、一回りして自分を活かすことにもつながるでしょうから。
そして、セットプレーのチャンスには、大西のキックに期待したいです。下位に低迷したチームだからこそわかることですが、相手の技術をほめるしかないすごいシュートでの失点より、CKなどでガツンとやられるほうが堪えるはず。それを、やってやれ!と。そのために、精度の高いキックは不可欠。ここぞ!という場面で、しっかりと決めてほしいところです。

リーグ的には、鳥栖・徳島・札幌の昇格争いに目がいっていますが、それはそれ。
クラブの目標に向けて邁進するカターレの姿勢が、それらに比べて劣るものであるとは思いません。尊いものであると思います。
ホーム最終戦に勝利せんとモチベーションの高い岐阜は、厄介ではありましょう。しかし、モチベーションの高い下位チームを受けて立つ、ということは、これからのチームにとっては必要不可欠な経験。それを乗り越えて勝利を掴み取ってこそ、次なるステージへの扉が開くのではないでしょうか。
ならば、勝て。
勝って、下位の挑戦を退ける強さを手に入れろ!
目標達成に向け、進み続けるのみ!!
勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする