1週間のインターバルを経て、残り6試合となった今季Jリーグデイビジョン2。万博記念競技場へと乗り込み、ガンバ大阪と対戦します。
ちょうど半年前の4月21日にホームで初対戦したものの、開始1分以内での失点をはじめ、ハットトリックを含む4失点で大敗。
あれから半年経ったけれど・・・片や首位神戸と勝ち点差1で優勝を争うガンバ。片や、去年と同じく残留争いの中で四苦八苦のカターレ。もともとあった差は、実績として大きな隔たりを見せることとなってしまっています。
けれど。
だからと言って、負けていい理由になどなりません。勝てなくても仕方ないなんてことにはなりません。
残り、たった6試合。どこが相手であろうと、遮二無二勝ちにいかねばならないことに、なんら変わりはないのだから。それがJ2離れした強豪のガンバであっても例外でなく。
敗色が極めて濃厚との見立てを覆しての勝利で、リーグを、日本を驚かせねばなりません。
本来であれば、その圧倒的な戦力でもって早々にJ1復帰を決め、今節あたりで優勝を確定させるほどであったはずのガンバ。ただ、ここ数試合は足踏み状態、さらに神戸の後塵を拝して2位となっています。
9月15日の第33節・ホーム水戸戦に5-0で快勝して以降、その次の松本戦で引き分け、愛媛、栃木と連敗。さらに前週の天皇杯3回戦では大宮に0-0からPK戦の末に敗れ、目下公式戦3連敗中。
今節、勝ってあたりまえの富山を相手にホーム戦で勝利することによって状態を立ち直らせ、J1復帰確定、さらには優勝へのラストスパートをかけるべく待ち構えていることでしょう。
前回対戦でハットトリックを喫したレアンドロこそシーズン途中の移籍でチームを去ったものの、入れ替わりで戻ってきた宇佐美 貴史が12試合で10得点と大暴れ。同じく途中加入から9得点を挙げているロチャともども、ガンバの攻撃的サッカーの象徴として力を発揮しています。
なんというか、そんな話題だけですでに気が滅入ってきそうなほどの相手。事実、そんな気後れが試合に出てしまい、前回対戦では1分も経たずに先制点を挙げられて試合の主導権を譲ってしまい、その後もワンサイドゲームとなってしまったのだから。そのなかでは、なんとかかんとか自分たちのプレーをしようと足掻くことだけで精一杯。とても勝利などおぼつかないような力の差を見せつけられてしまったのでした。
けれど。
その反省の上に立ったならば。今度という今度は、同じ轍を踏むわけにはいきません。
失点しないことはもとより。個々のレベルが段違いに高い相手にも一歩も引くことなく対峙しつつも、さらには勝利へとつながる得点を挙げねばならないのであって。
無論、言うは易く行うは難し。下手をすれば前回対戦の4失点どころではない大量失点を喫しながら一方的に惨敗を喫する可能性も。むしろ、その可能性のほうが高いくらい。
しかし、それでも。
残留争いに巻き込まれてしまっている現状にあっては、もう負けることは許されません。
たとえ昇格プレーオフへの進出の可能性が断たれていても。たとえ15位という目標が達成されなくても。
負けて当然だから仕方ない、なんてことは、ありません。たとえ実力差があろうが、同じカテゴリの相手。負けて失うものの大きさが軽くなることなどないのだから。
期待したいのは、白崎。前回対戦時にはいなかったメンバーですが、逆に、だからこその活躍を期待したいところです。
良い意味で空気を読まずにガンバの強力布陣に立ち向かい、やってやれないことなどない、ということを示してチームに活力と勇気を与えてほしい。その上で、あわよくばリーグ戦初ゴールも期待したいところ。
ガンバとしても、まさか19位などという下位にくすぶっているようなどうしようもない富山ごときにやられるとは思っていないでしょう。アグレッシブさが持ち味とは言っても所詮はJ2下位レベルと。
連敗の中にあっても、まさか富山程度にやられるとは思っていないはず。
そこを、叩く。
もちろん、難しい挑戦です。確認するまでもなく、個々のレベルは圧倒的に相手のほうが上。もし自分たちのほうが下手をうってしまうことがあったりしようものなら、容赦なく付け込まれてしまうことでしょう。そうなったら最後、挽回は絶望的と言わざるを得ません。先の熊本戦にしたところで、2点のリードを跳ね返す力を発揮するには至らず、反撃も1点どまり。結局、逆転勝ちへとつなげることが出来なかった。
けれど・・・それでも、勝ちたいのならば。
得点を決めないことには勝てないということを肝に銘じ、積極果敢に相手ゴールを脅かし、かつ、それを結果に、得点に結びつけねば。
そして、守備面においても。
GKの守田にとってもやはり、前回対戦の4失点負けは悔しかったはず。試合開始から気持ちが落ち着かないうちに早々と失点してしまったあの屈辱を晴らすにはやはり、無失点で返すしかありますまい。
やはり、防戦に回ることの多い試合にはなるかもしれません。けれど、そこで「撃っても撃っても入らない!」と焦らせるほどの好守備を見せることによって、逆に相手にプレッシャーをかけるほどの存在感を発揮できたならば。
もちろん、それは90分全体を通じて発揮されねばならないのであって。アウェイ神戸戦では、強豪を相手に何度となくピンチをしのいできましたが、最後の最後で屈し、0-1で敗れるという悔しさを経験しています。強豪だからこそ、守りきる。強豪だからこそ、無失点!最後の最後まで守りきり、宇佐美ら強力攻撃陣を沈黙させる結果を残してほしい、そう願います。
大宮との天皇杯3回戦は、安間監督も視察に行っていたようで。そのスカウティングが勝利という成果となって活かされることを願ってやみません。
無論、簡単なことではありません。ただでさえ怪我人の影響で四苦八苦しているところに、今節はさらに大西と國吉までも出場停止で欠いているのだから。
けれど。
ここが、正念場。
残留に向け、勝たずしてなんとするのか。
相手がどこであろうと、ガンバという強豪であろうと負けていいことにはならない。勝たねばならない。
苦しい状況に置かれているからこそ。だからこそ、苦境を乗り切るだけの力を発揮できずして、なんとするか。
むしろ、相手が強豪なのは好都合。
傍から見れば万にひとつも勝てないような対戦。けれど、それを覆したならば?
カターレにとって自信になることは勿論として。今後の対戦チームに「あのガンバを倒した!?」という脅威を与え、動揺を誘うことすらできるやもしれません。
旨みは、大きい。もちろんハイリスクではありますが、そのぶんハイリターン。ならば、そのリターンを求めるしかないでしょうよ。
やればできるところを、強豪撃破で証明せよ!
ガンバに公式戦4連敗を食らわせろ!!
半年前のホーム戦で惨敗した借りを返すのは、まさに今!!!
狙うは、下剋上!!!
勝たれ!!!富山!!!!!
ちょうど半年前の4月21日にホームで初対戦したものの、開始1分以内での失点をはじめ、ハットトリックを含む4失点で大敗。
あれから半年経ったけれど・・・片や首位神戸と勝ち点差1で優勝を争うガンバ。片や、去年と同じく残留争いの中で四苦八苦のカターレ。もともとあった差は、実績として大きな隔たりを見せることとなってしまっています。
けれど。
だからと言って、負けていい理由になどなりません。勝てなくても仕方ないなんてことにはなりません。
残り、たった6試合。どこが相手であろうと、遮二無二勝ちにいかねばならないことに、なんら変わりはないのだから。それがJ2離れした強豪のガンバであっても例外でなく。
敗色が極めて濃厚との見立てを覆しての勝利で、リーグを、日本を驚かせねばなりません。
本来であれば、その圧倒的な戦力でもって早々にJ1復帰を決め、今節あたりで優勝を確定させるほどであったはずのガンバ。ただ、ここ数試合は足踏み状態、さらに神戸の後塵を拝して2位となっています。
9月15日の第33節・ホーム水戸戦に5-0で快勝して以降、その次の松本戦で引き分け、愛媛、栃木と連敗。さらに前週の天皇杯3回戦では大宮に0-0からPK戦の末に敗れ、目下公式戦3連敗中。
今節、勝ってあたりまえの富山を相手にホーム戦で勝利することによって状態を立ち直らせ、J1復帰確定、さらには優勝へのラストスパートをかけるべく待ち構えていることでしょう。
前回対戦でハットトリックを喫したレアンドロこそシーズン途中の移籍でチームを去ったものの、入れ替わりで戻ってきた宇佐美 貴史が12試合で10得点と大暴れ。同じく途中加入から9得点を挙げているロチャともども、ガンバの攻撃的サッカーの象徴として力を発揮しています。
なんというか、そんな話題だけですでに気が滅入ってきそうなほどの相手。事実、そんな気後れが試合に出てしまい、前回対戦では1分も経たずに先制点を挙げられて試合の主導権を譲ってしまい、その後もワンサイドゲームとなってしまったのだから。そのなかでは、なんとかかんとか自分たちのプレーをしようと足掻くことだけで精一杯。とても勝利などおぼつかないような力の差を見せつけられてしまったのでした。
けれど。
その反省の上に立ったならば。今度という今度は、同じ轍を踏むわけにはいきません。
失点しないことはもとより。個々のレベルが段違いに高い相手にも一歩も引くことなく対峙しつつも、さらには勝利へとつながる得点を挙げねばならないのであって。
無論、言うは易く行うは難し。下手をすれば前回対戦の4失点どころではない大量失点を喫しながら一方的に惨敗を喫する可能性も。むしろ、その可能性のほうが高いくらい。
しかし、それでも。
残留争いに巻き込まれてしまっている現状にあっては、もう負けることは許されません。
たとえ昇格プレーオフへの進出の可能性が断たれていても。たとえ15位という目標が達成されなくても。
負けて当然だから仕方ない、なんてことは、ありません。たとえ実力差があろうが、同じカテゴリの相手。負けて失うものの大きさが軽くなることなどないのだから。
期待したいのは、白崎。前回対戦時にはいなかったメンバーですが、逆に、だからこその活躍を期待したいところです。
良い意味で空気を読まずにガンバの強力布陣に立ち向かい、やってやれないことなどない、ということを示してチームに活力と勇気を与えてほしい。その上で、あわよくばリーグ戦初ゴールも期待したいところ。
ガンバとしても、まさか19位などという下位にくすぶっているようなどうしようもない富山ごときにやられるとは思っていないでしょう。アグレッシブさが持ち味とは言っても所詮はJ2下位レベルと。
連敗の中にあっても、まさか富山程度にやられるとは思っていないはず。
そこを、叩く。
もちろん、難しい挑戦です。確認するまでもなく、個々のレベルは圧倒的に相手のほうが上。もし自分たちのほうが下手をうってしまうことがあったりしようものなら、容赦なく付け込まれてしまうことでしょう。そうなったら最後、挽回は絶望的と言わざるを得ません。先の熊本戦にしたところで、2点のリードを跳ね返す力を発揮するには至らず、反撃も1点どまり。結局、逆転勝ちへとつなげることが出来なかった。
けれど・・・それでも、勝ちたいのならば。
得点を決めないことには勝てないということを肝に銘じ、積極果敢に相手ゴールを脅かし、かつ、それを結果に、得点に結びつけねば。
そして、守備面においても。
GKの守田にとってもやはり、前回対戦の4失点負けは悔しかったはず。試合開始から気持ちが落ち着かないうちに早々と失点してしまったあの屈辱を晴らすにはやはり、無失点で返すしかありますまい。
やはり、防戦に回ることの多い試合にはなるかもしれません。けれど、そこで「撃っても撃っても入らない!」と焦らせるほどの好守備を見せることによって、逆に相手にプレッシャーをかけるほどの存在感を発揮できたならば。
もちろん、それは90分全体を通じて発揮されねばならないのであって。アウェイ神戸戦では、強豪を相手に何度となくピンチをしのいできましたが、最後の最後で屈し、0-1で敗れるという悔しさを経験しています。強豪だからこそ、守りきる。強豪だからこそ、無失点!最後の最後まで守りきり、宇佐美ら強力攻撃陣を沈黙させる結果を残してほしい、そう願います。
大宮との天皇杯3回戦は、安間監督も視察に行っていたようで。そのスカウティングが勝利という成果となって活かされることを願ってやみません。
無論、簡単なことではありません。ただでさえ怪我人の影響で四苦八苦しているところに、今節はさらに大西と國吉までも出場停止で欠いているのだから。
けれど。
ここが、正念場。
残留に向け、勝たずしてなんとするのか。
相手がどこであろうと、ガンバという強豪であろうと負けていいことにはならない。勝たねばならない。
苦しい状況に置かれているからこそ。だからこそ、苦境を乗り切るだけの力を発揮できずして、なんとするか。
むしろ、相手が強豪なのは好都合。
傍から見れば万にひとつも勝てないような対戦。けれど、それを覆したならば?
カターレにとって自信になることは勿論として。今後の対戦チームに「あのガンバを倒した!?」という脅威を与え、動揺を誘うことすらできるやもしれません。
旨みは、大きい。もちろんハイリスクではありますが、そのぶんハイリターン。ならば、そのリターンを求めるしかないでしょうよ。
やればできるところを、強豪撃破で証明せよ!
ガンバに公式戦4連敗を食らわせろ!!
半年前のホーム戦で惨敗した借りを返すのは、まさに今!!!
狙うは、下剋上!!!
勝たれ!!!富山!!!!!