先日、W杯で日本代表の1次リーグ敗退が決定。1勝も挙げられないままに大会を去ることとなってしまいました。
幸先良く先制点を挙げながら、立て続けに失点して逆転負けしたコートジボワール戦。
数多くの決定機をつくりながら、ついにそれを活かせずに無得点、ドローに終わったギリシャ戦。
格上に果敢に挑み、一時は同点としながらも自力の差を見せつけられて完敗したコロンビア戦。
なんともはや・・・どうにもこうにも、デジャブを感じて仕方がありませんでした。
レベルは違うし単純に比較をしたものでもないでしょうが・・・・それでも、カターレの戦いぶりとあまりにも似通っていたから。
決めなければならないところで決められないところとか。ここぞという場面でこらえられずに失点し、それが敗戦に直結してしまうところとか。
見ていて、ちょっと悲しい気分になってみたりもしました。
けれど。
代表はあきらめがついても。カターレをあきらめるわけには、断じていかないのです。
今季初のホーム戦ナイトゲームとなる今節。10試合ぶりの勝利を目指してV・ファーレン長崎を迎え撃ちます。
勝つことでしか、道は開けない。
ワースト記録を更新しながら9連敗という、かつてない厳しい状況に置かれているカターレ。現状を脱したいなら、勝つしかありません。変わりたいのなら、勝つしかありません。
惜しい試合では駄目。最後の最後に勝利という結果がついてこなければ意味がない。
これまで、嫌というほど繰り返してきた敗戦。
今節もまた繰り返すのか?
そんなのは願い下げ。
勝てたらいいな、じゃない。勝しかないんだ。
長崎の最近11試合は1勝7分3敗で白星を伸ばせてはいない一方で、“負けない”という手堅さを備えているということのようで。相手としても、最下位の富山にきちんと勝ちきって弾みをつけたいところでしょう。
というか、最近はいつもそんな対戦ばかりのような。
前節・札幌戦もここ10試合で1勝だったし、その前の水戸戦は連敗阻止がかかった試合。その前・湘南戦はスコアレスドローかと思われた試合終了間際に決勝点で勇気を与えてしまい、その前の熊本戦も8試合勝ちのない中で勝利をプレゼントしてしまった、と。
みんなみーんな、富山を踏み台に、きちんと勝ち点3をゲットしていきましたとさ。
・・・ふざけんなよ、と。
今、J2でほかのどのクラブよりも、勝ちに飢えているクラブがあるじゃないかよ。
ほかのどのクラブよりも、勝って勢いをつけねばならないクラブがあるじゃないかよ。
そのクラブが・・・カターレが、勝って勝ち点3を得ねば、どうしようもないだろうがよ!!!
期待したいのは、白崎。
前節、PKとはいえ、待望の今季初ゴールを挙げました。ならばこそ、続く今節でもゴールを挙げて量産体制へとシフトしてほしいと願うばかりです。
昨年の秋にそうであったように。
夏の加入からなかなか初ゴールが生まれなかったものの、ガンバ大阪戦でリーグ戦初ゴール。試合にこそ敗れたものの、そこで手応えを掴んだことは確かだったようで。そこから5試合で4ゴールと、期待に応える活躍をしてみせたのでした。
そのときの再現を、是非とも期待したいところです。昨年の4ゴールのうち、ホーム戦では1点のみ。ホームのファン・サポーターがかける期待にに応えるだけのすばらしいゴールを願わずにはいられません。
得点無くして勝利無し。
このところ、勝てないことはもちろん、ホーム戦では約2ヶ月にもわたって1点も挙げていません。
そんな不名誉な記録を、今節こそ断ち切らねば。
そのための、ゴール。そこからの、勝利。
不可能なんて無い。ただ、やり抜くのみです。
5月に続いて6月も全敗、などというふざけた結果にだけは、なにがあってもしてはならないのです。
勝って、変われ!!その覚悟を見せろ!!!
今度という今度は、ホームの期待に応えて勝ってくれ!!!
願いは、ひとつ。それを、叶えろ!!!
勝たれ!!!富山!!!!!!