耐え凌がねばならない場面で失点、確実に決めきらねばならない場面で得点ならず無得点。前の試合で勝利した勢いを繋げることが出来ずに連続勝ち無しストップ。勝てば順位上昇のモチベーションも沈黙。そして、久しぶりのホーム戦に平日夜ながらも集まったファン・サポーターに勝利を届けられず・・・。
勝ち点3というプラスを得るどころか、敗戦と怪我人というマイナスだけが残る結果となってしまった琉球戦。
その前節より中3日。2位・町田ゼルビアと対戦します。
連勝を目指して継続性を重視し、勝利した福島戦と同じスタメンで臨んだ琉球戦でしたが、日高、椎名が相次ぎ負傷。戦略とは別のところでメンバー変更を余儀なくされながら臨むこととなります。
福島戦でのゴールも記憶に新しいDF主力の日高が全治3週間。チームに影響が出ることは避けられず、いかにそれを大きなものとしないかが問われることとなりそうです。
そして・・・さらに深刻だったのが、椎名。左膝前十字靭帯断裂 及び 内側側副靭帯損傷で要手術、全治8ヶ月の大怪我。
つまりは、今季絶望ということ。あるいは、選手生命にすら関わる重大事。
プロとなってから初めての期限付き移籍。自分で選んだ選択として、大きな覚悟とともにやってきたはずです。不安もあったでしょうが、それでもすぐさまチームに溶け込み、即戦力として試合出場。実際、琉球戦においても素早い寄せ、ボールに食らいついていくダッシュなど、見る者を唸らせるプレーぶりが見て取れました。
手応えも感じていたはずです。ここからだ!という決意に満ちていたはずです。
そんな矢先の、悪夢。
プロ入り前も怪我に悩まされて苦しい思いをしてきただけに、ケアには充分に気を配っていたはず。もちろん全力プレーのなかでの不可抗力であり、なにが悪かったわけではなく、強いて言えば運が悪かったということ。
なんたる無情、なんたる無慈悲。その無念は察するにあまりあります。
それでも。
こういうことは、起こりえること。たとえどんなビッグクラブであろうが弱小クラブであろうが関係なく。どんなクラブでも起こりえるし、シーズン通じて怪我人ゼロで全員が順風満帆というほうが、むしろ考えにくい、あり得ないとすら言えるかと。
ならばこそ、やれることは、やらねばならないことはシンプル。
試合に出場するメンバーが、勝ってみせること。「離脱の影響でダメでした」なんて言わせないこと。
まずは、この町田戦。
上位につける相手に、苦戦は免れないかもしれません。しかし、それでも「ダメでした」では済まされない。
今一度、気を引き締め直すとともに、覚悟をもって挑まねばなりません。
町田は前節の盛岡戦で敗れ、連続負け無しが14でストップ。前々節は試合が無く、中10日という変則的なスケジュールに、もしかしたらリズムが狂ってしまったところもあったのかもしれません。
なんというか・・・また、このパターン。「前節敗れてしまった無念を、この富山戦で晴らす!」という。
これまで幾度も繰り返してきた「そんな相手に勝ち点をプレゼント」というパターンを繰り返して・・・良いはずがない。
前回対戦は第4節、1-2で敗れました。
キックオフ前の自陣変更、強風の影響を受けながらの対戦、退場者が出て11人対10人となるなど、まるで第2節・鳥取戦のコピーかといった状況で。
ただし。コピーだったのは状況だけ。鳥取戦でひとり少ない中敗れたカターレは、町田戦ではひとり少ない相手に敗れてしまった、という。
前節の琉球戦の結果に見るまでもなく、そんなシーズン開幕当初から今に至るまで、「耐えるべきときに耐えきれない」「チャンスで決めきれない」といった悪癖を引きずったまま。
そんな中迎える、今節。
前述のように、メンバー変更を余儀なくされている状況。その上、チャンスで決めきれないと言いながら、相手はここまでリーグ最少失点の町田。
分が悪いどころの話ではないけれど。
それでも。
それでも、やらねばならない。ここまで散々勝負所で勝ち点を逸していたけれども、それでも。
ここで意地を見せずして、なんとするか!
期待したいのは、かつて町田に所属し、この町田市陸上競技場での対戦には人一倍思い入れがあることであろう北井。
当時を知る人も多く来場するであろうなかで、今はカターレ富山の主力選手として躍動するその力を、存分に示さねばなりません。
同じく松本から期限付き移籍している盟友・椎名の離脱には、やはり大きなショックを受けたことかと思います。
しかし、だからこそ。
椎名に対してしてあげられることは、同情でも憐れみを向けることでもない。カターレが勝利することで安心させることのみ。
攻撃的ポジションの選手として、やるべきことはただひとつ。堅守・町田のゴールをこじ開けることだけ!
そんな気概を、結果で示してほしいです。上位の町田を撃破することで、なにも終わってなどいない、と。
そしてもうひとり、町田戦と言えば。
昨シーズン町田に所属していた吉井。相手メンバーにしても「勝手知ったる」面々ということでしょう。
昨季、期限付き移籍で町田に加入しながら、怪我の影響で思うように活躍できなかった吉井。期限付き移籍で所属するということはどういうことか、そこで結果を出せない悔しさというものは―――今回の椎名の無念は、彼にとっては、まったく他人事ではないことで。
自分自身に当てはめて考えられるからこそ。今何をすべきかは明白なはず。ならば、やらねばならないことは決まっています。失点なんぞしてたまるか!という思いを、無失点という結果に、ひいては勝利に結びつけなければならない。それが、今でなくていつだと言うのか。
他のメンバーにしても、同じこと。
ピンチであるからこそ、そのピンチをチャンスに。
必勝を期して臨まねば。
町田市陸上競技場での対戦といえば、2012年9月23日のJ2第35節以来となります。残留争いの中で迎えた裏天王山でした。
幸先良く先制しながらオウンゴールで同点、さらに逆転を許してしまい敗れたという苦い経験。ここぞという一番で勝てない勝負弱さを露呈してしまった試合でした。
今回は、その借りを返すための試合でもあります。
負けるわけにはいかない・・・勝つしかない試合。
2位の町田との勝ち点差15は、現時点で相当にキツイ。
けれども。今回を含め2度の直接対決を制することが出来れば、状況は一変します。
もちろん、もしあえなく敗れるようならもうおしまいという不利どころではないなかでの対戦ではありますが・・・それでも。
勝つしかない試合に、勝つ。上位だろうが関係なく、勝ちきる。
勝ちたいという気持ちは当然として。それを、結果に繋げる強さを!!
町田に連敗をくれてやれ!!
必勝の覚悟で、勝利に導け!
勝たれ!!!富山!!!!!!
勝ち点3というプラスを得るどころか、敗戦と怪我人というマイナスだけが残る結果となってしまった琉球戦。
その前節より中3日。2位・町田ゼルビアと対戦します。
連勝を目指して継続性を重視し、勝利した福島戦と同じスタメンで臨んだ琉球戦でしたが、日高、椎名が相次ぎ負傷。戦略とは別のところでメンバー変更を余儀なくされながら臨むこととなります。
福島戦でのゴールも記憶に新しいDF主力の日高が全治3週間。チームに影響が出ることは避けられず、いかにそれを大きなものとしないかが問われることとなりそうです。
そして・・・さらに深刻だったのが、椎名。左膝前十字靭帯断裂 及び 内側側副靭帯損傷で要手術、全治8ヶ月の大怪我。
つまりは、今季絶望ということ。あるいは、選手生命にすら関わる重大事。
プロとなってから初めての期限付き移籍。自分で選んだ選択として、大きな覚悟とともにやってきたはずです。不安もあったでしょうが、それでもすぐさまチームに溶け込み、即戦力として試合出場。実際、琉球戦においても素早い寄せ、ボールに食らいついていくダッシュなど、見る者を唸らせるプレーぶりが見て取れました。
手応えも感じていたはずです。ここからだ!という決意に満ちていたはずです。
そんな矢先の、悪夢。
プロ入り前も怪我に悩まされて苦しい思いをしてきただけに、ケアには充分に気を配っていたはず。もちろん全力プレーのなかでの不可抗力であり、なにが悪かったわけではなく、強いて言えば運が悪かったということ。
なんたる無情、なんたる無慈悲。その無念は察するにあまりあります。
それでも。
こういうことは、起こりえること。たとえどんなビッグクラブであろうが弱小クラブであろうが関係なく。どんなクラブでも起こりえるし、シーズン通じて怪我人ゼロで全員が順風満帆というほうが、むしろ考えにくい、あり得ないとすら言えるかと。
ならばこそ、やれることは、やらねばならないことはシンプル。
試合に出場するメンバーが、勝ってみせること。「離脱の影響でダメでした」なんて言わせないこと。
まずは、この町田戦。
上位につける相手に、苦戦は免れないかもしれません。しかし、それでも「ダメでした」では済まされない。
今一度、気を引き締め直すとともに、覚悟をもって挑まねばなりません。
町田は前節の盛岡戦で敗れ、連続負け無しが14でストップ。前々節は試合が無く、中10日という変則的なスケジュールに、もしかしたらリズムが狂ってしまったところもあったのかもしれません。
なんというか・・・また、このパターン。「前節敗れてしまった無念を、この富山戦で晴らす!」という。
これまで幾度も繰り返してきた「そんな相手に勝ち点をプレゼント」というパターンを繰り返して・・・良いはずがない。
前回対戦は第4節、1-2で敗れました。
キックオフ前の自陣変更、強風の影響を受けながらの対戦、退場者が出て11人対10人となるなど、まるで第2節・鳥取戦のコピーかといった状況で。
ただし。コピーだったのは状況だけ。鳥取戦でひとり少ない中敗れたカターレは、町田戦ではひとり少ない相手に敗れてしまった、という。
前節の琉球戦の結果に見るまでもなく、そんなシーズン開幕当初から今に至るまで、「耐えるべきときに耐えきれない」「チャンスで決めきれない」といった悪癖を引きずったまま。
そんな中迎える、今節。
前述のように、メンバー変更を余儀なくされている状況。その上、チャンスで決めきれないと言いながら、相手はここまでリーグ最少失点の町田。
分が悪いどころの話ではないけれど。
それでも。
それでも、やらねばならない。ここまで散々勝負所で勝ち点を逸していたけれども、それでも。
ここで意地を見せずして、なんとするか!
期待したいのは、かつて町田に所属し、この町田市陸上競技場での対戦には人一倍思い入れがあることであろう北井。
当時を知る人も多く来場するであろうなかで、今はカターレ富山の主力選手として躍動するその力を、存分に示さねばなりません。
同じく松本から期限付き移籍している盟友・椎名の離脱には、やはり大きなショックを受けたことかと思います。
しかし、だからこそ。
椎名に対してしてあげられることは、同情でも憐れみを向けることでもない。カターレが勝利することで安心させることのみ。
攻撃的ポジションの選手として、やるべきことはただひとつ。堅守・町田のゴールをこじ開けることだけ!
そんな気概を、結果で示してほしいです。上位の町田を撃破することで、なにも終わってなどいない、と。
そしてもうひとり、町田戦と言えば。
昨シーズン町田に所属していた吉井。相手メンバーにしても「勝手知ったる」面々ということでしょう。
昨季、期限付き移籍で町田に加入しながら、怪我の影響で思うように活躍できなかった吉井。期限付き移籍で所属するということはどういうことか、そこで結果を出せない悔しさというものは―――今回の椎名の無念は、彼にとっては、まったく他人事ではないことで。
自分自身に当てはめて考えられるからこそ。今何をすべきかは明白なはず。ならば、やらねばならないことは決まっています。失点なんぞしてたまるか!という思いを、無失点という結果に、ひいては勝利に結びつけなければならない。それが、今でなくていつだと言うのか。
他のメンバーにしても、同じこと。
ピンチであるからこそ、そのピンチをチャンスに。
必勝を期して臨まねば。
町田市陸上競技場での対戦といえば、2012年9月23日のJ2第35節以来となります。残留争いの中で迎えた裏天王山でした。
幸先良く先制しながらオウンゴールで同点、さらに逆転を許してしまい敗れたという苦い経験。ここぞという一番で勝てない勝負弱さを露呈してしまった試合でした。
今回は、その借りを返すための試合でもあります。
負けるわけにはいかない・・・勝つしかない試合。
2位の町田との勝ち点差15は、現時点で相当にキツイ。
けれども。今回を含め2度の直接対決を制することが出来れば、状況は一変します。
もちろん、もしあえなく敗れるようならもうおしまいという不利どころではないなかでの対戦ではありますが・・・それでも。
勝つしかない試合に、勝つ。上位だろうが関係なく、勝ちきる。
勝ちたいという気持ちは当然として。それを、結果に繋げる強さを!!
町田に連敗をくれてやれ!!
必勝の覚悟で、勝利に導け!
勝たれ!!!富山!!!!!!