2-2(PK 3-4)で敗戦。
はじめにあらかじめ記しておきますと。
文中、「プロなのにアマチュアを相手に」というような表現がありますが、それは新庄クラブをはじめとしたアマチュアクラブ全般に対し、軽んじたり侮ったりするような意図は全くないということを書いておきます。ご了承ください。
富山新庄クラブのみなさん、優勝おめでとう。天皇杯1回戦においては、富山県代表の誇りを胸に精一杯のプレーをし、健闘されることを願います。
そして、カターレ。はっきり言って、情けないの一言です。
そもそもが。J2からの降格という憂き目にあってさえいなければ、参加さえなかった富山県大会決勝戦。出場していることそのものが、ファン・サポーターの失意、やるせなさの上に成り立っているものであったはずなのに。その汚名を返上するには、確実に勝つことのほかなかったはずなのに。
それでなくとも、リーグ戦においても期待を裏切り続け、優勝はおろか2位の可能性すらも遠く霞んでいる状況で。天皇杯の頑張りで一花咲かせることは不可欠であったはず。
いったい、ファン・サポーターをどこまで失望させれば気が済むのかと。
これで、たとえば「予期せぬレッドカードで人数が減ってしまい、いかにプロとアマと言えど、数的不利は覆せなかった」だの、「アクシデントで要の選手が負傷退場、間に合わせの布陣ではいかんせんうまくいかなかった」というようなことがあった、とかであれば、まだ少しは言い訳にもなったかもしれませんが。
“カターレがいつもどおりのサッカーをやって、いつもどおり勝てなかった”
感想としては、これしかありません。
いつものように、逃げの横パス。「横を向いたサッカー」。
いつものように、チャンスで一気呵成に縦方向へ攻めるべきときに、時間がかかってそうできない。
いつものように、精度を欠いて誰も合わせられないクロス。
いつものように、シュートを狙うべきタイミングでパス。
いつものように、遮二無二ゴールに迫っていくぞ!という気概が感じられない。
いつものように、試合全体の流れを考えたサッカーが出来ず、勝負所があやふや。
リーグ戦でこれまで出場機会の少なかった選手で構成されていた?そんなことは関係ないでしょう。
むしろ、これまで出られなかったからこそ、積極果敢なプレーでもって力をアピールしなければならなかったでしょうに。
やっていたことと言えば、普段と変わらない悪い意味でのいつもどおり。経験の少ないぶんだけ、「劣化版」だったかもしれないけれど。
チーム力の底上げを目指して、あえて経験の少ない選手を起用したとのことだけれども。その目標は、全然果たされていなかった、と言ってもさしつかえないかと。
この敗戦は、偶然じゃない。
アマチュア対プロの構図であることを自覚しながらも、だからこその必死のプレーを見せた新庄クラブ。
対して、プロの誇りにかけて叩きつぶすくらいの気概を見せねばならなかったのに、それが出来なかったカターレ。
まぐれなどではありません。ただ、自分たちの弱さに敗れただけ。
試合後、一部のサポーターが罵声を浴びせたりもしていましたが。
ほとんどのファン・サポーターは、無言。拍手も無し。
それが、この試合に対する評価。
負けたら終わりの一発勝負―――本当にそれをわかって臨んでいたのかと。
ただ、やるせなさしか残らない・・・失望感しか得られない、そんな結果となったのでした。
はじめにあらかじめ記しておきますと。
文中、「プロなのにアマチュアを相手に」というような表現がありますが、それは新庄クラブをはじめとしたアマチュアクラブ全般に対し、軽んじたり侮ったりするような意図は全くないということを書いておきます。ご了承ください。
富山新庄クラブのみなさん、優勝おめでとう。天皇杯1回戦においては、富山県代表の誇りを胸に精一杯のプレーをし、健闘されることを願います。
そして、カターレ。はっきり言って、情けないの一言です。
そもそもが。J2からの降格という憂き目にあってさえいなければ、参加さえなかった富山県大会決勝戦。出場していることそのものが、ファン・サポーターの失意、やるせなさの上に成り立っているものであったはずなのに。その汚名を返上するには、確実に勝つことのほかなかったはずなのに。
それでなくとも、リーグ戦においても期待を裏切り続け、優勝はおろか2位の可能性すらも遠く霞んでいる状況で。天皇杯の頑張りで一花咲かせることは不可欠であったはず。
いったい、ファン・サポーターをどこまで失望させれば気が済むのかと。
これで、たとえば「予期せぬレッドカードで人数が減ってしまい、いかにプロとアマと言えど、数的不利は覆せなかった」だの、「アクシデントで要の選手が負傷退場、間に合わせの布陣ではいかんせんうまくいかなかった」というようなことがあった、とかであれば、まだ少しは言い訳にもなったかもしれませんが。
“カターレがいつもどおりのサッカーをやって、いつもどおり勝てなかった”
感想としては、これしかありません。
いつものように、逃げの横パス。「横を向いたサッカー」。
いつものように、チャンスで一気呵成に縦方向へ攻めるべきときに、時間がかかってそうできない。
いつものように、精度を欠いて誰も合わせられないクロス。
いつものように、シュートを狙うべきタイミングでパス。
いつものように、遮二無二ゴールに迫っていくぞ!という気概が感じられない。
いつものように、試合全体の流れを考えたサッカーが出来ず、勝負所があやふや。
リーグ戦でこれまで出場機会の少なかった選手で構成されていた?そんなことは関係ないでしょう。
むしろ、これまで出られなかったからこそ、積極果敢なプレーでもって力をアピールしなければならなかったでしょうに。
やっていたことと言えば、普段と変わらない悪い意味でのいつもどおり。経験の少ないぶんだけ、「劣化版」だったかもしれないけれど。
チーム力の底上げを目指して、あえて経験の少ない選手を起用したとのことだけれども。その目標は、全然果たされていなかった、と言ってもさしつかえないかと。
この敗戦は、偶然じゃない。
アマチュア対プロの構図であることを自覚しながらも、だからこその必死のプレーを見せた新庄クラブ。
対して、プロの誇りにかけて叩きつぶすくらいの気概を見せねばならなかったのに、それが出来なかったカターレ。
まぐれなどではありません。ただ、自分たちの弱さに敗れただけ。
試合後、一部のサポーターが罵声を浴びせたりもしていましたが。
ほとんどのファン・サポーターは、無言。拍手も無し。
それが、この試合に対する評価。
負けたら終わりの一発勝負―――本当にそれをわかって臨んでいたのかと。
ただ、やるせなさしか残らない・・・失望感しか得られない、そんな結果となったのでした。