1-1でドロー。
また、勝てませんでした。
いや、前節までの流れを変えられないままであれば負ける可能性のほうが高かったところ、よく引き分けられた、と評すべきところでしょうか。情けない話ですが。
福島の試合の入りが良いので注意が必要、としていたにもかかわらず、15分という早い段階で失点。与えてはいけない先制点を挙げられてしまい、苦しい展開に。
もちろん、ケガから11試合ぶりの復帰というFW金 功青がチャンスを逃さずに決めきったというのは、相手を褒めるべきところではあります。ただ、それについても・・・そこに至るまでの流れで、攻め込む相手にきちんと付ききれない自分たちの甘さが招いた相手チャンスであったわけで。そんな隙を与えていたのでは、それを活かして得点につなげられたとしても「しかたない」では済まない、としか言いようがありません。
それでも、前半終了間際のアディショナルタイム。
シュートを跳ね返されたこぼれ球を中央で拾った窪田が遠目から果敢にシュート、それが決まって同点に追いつきました。迷わず振りぬいた積極性がもたらした、自身J初となるゴール。
前節の敗戦を評すなかで、このブログでも「ミドルが来ないとわかり切っていたら、そのぶんの選択肢が減る守備側は楽で仕方ない」と書いたりもしましたが。そんな思いが通じたのかはさておき。ともかく、逆転勝利に向けて前半のうちに追いついて折り返すことが出来た意義というものは、やはり大きかったのではないかと。
ただ。
悪い意味で、いつも通りというか・・・。
逆転への思いを力に変えて、ガムシャラに勝ち越しゴールを狙いに行かなければならなかったはず。
なのに、実際のところは福島の攻勢に後手に回り、後半はシュート数わずかに2本。流れを引き寄せるどころか、相手のペースに対応するのがやっとだったようで。
終わってみれば、1-1のドロー。
連敗という屈辱からの脱却を期して、今節こそ勝利を挙げ、また連勝へと繋げていかねばならなかった試合。
3連敗という最悪の結果こそ免れたものの・・・勝利によってこれまでの流れを払しょくするというミッションは、達成されずじまいと言わざるを得ません。
鹿児島との上位対決を制して連勝をさらに伸ばした首位・栃木。今節の結果、その栃木にまた勝ち点差を広げられ、10もの差がついてしまう結果となりました。
「(3戦勝ちなしの)難しい状況になり結果がほしくなるが、そこにたどり着くためにもしっかり自分たちのサッカーを良くしていかなければいけないと思う。最終的な順位が一番大事。そこに行くために自分たちのサッカーに自信をもってやっていかないと優勝にはたどり着けない。」とは、脇本の試合後のコメント。
監督も、「次につながる勝点1になったと思っている。そうしなければいけないと強く思っている。」と。
・・・言いたいことは、わかります。千里の道も一歩から、ローマは一日にして成らず。そんな、なにもかもを短期間にいきなりしっかりとした成果として表すことが出来たなら、どんなにいいか。
ただし。
いつまでそう言っているつもりだ?という思いもあります。もう、シーズンも半分を過ぎているのだから。
「あの場面でもう少しうまくできていたら自信になっていたのだろうが、そうできなかった」というようなことは、今節に限らず、これまで何度も言ってきているようなこと。
言い換えれば、課題を克服できていないということ。
悪い流れは引きずってしまう一方で、良い流れは継続できないという、カターレの伝統的な悪癖が、克服できていないということ。
戦っていく中で勝利をつかみ、その勝利を自信として、糧として更なる勝利へと繋げていくという好循環―――きっと、連勝を続けている栃木には出来ていること。
優勝を目指さねばならないはずのカターレには、出来ていないこと。
もちろん、藤枝にしても盛岡にしても、今節の福島にしても・・・順位的に下位だからと言って、決して悪いチームでないことはわかっていたはずのことで。
カターレとして、わかっていてなおねじ伏せるくらいの強さを発揮し、勝利しなければならなかったのに、それができなかった。
一朝一夕に強くなれるでなし、繰り返しから、積み重ねから強くならねば、という言い分もわかります。
けれども。
時間は有限であり。さらに、カターレが強くなるのを他クラブが黙って待っていてくれるわけではないということ。
何度でも言います。手遅れになってからでは遅いのです。
「残り14試合で14連勝しろ!」と言ったら、どうでしょうか?
いくらなんでも、そりゃ無茶だろ?と言うでしょうか?
しかし。
首位と勝ち点差10、未消化分を勝ったと仮定しても7もの差があります。その差は、そう簡単なものではないのは確かでしょう。
ならば。
残り全勝の14連勝を、無茶とか言っている余裕などあるのでしょうか?
むしろ。そういった無茶を無茶でなくするほどの勢いがなければ、優勝の可能性が無いと言っても、決して過言ではないと思っています。
このままの状態では、次の鹿児島戦も負けでしょう。よほど運が良くてドロー。このまま、なら。
それでいいのか?
良いわけがない、と言い切ります。
なぜなら、優勝を信じるから。あきらめていないから。
ただ、待っていても勝てるようにはなりません。
他のチームと同じだけの時間を漫然と過ごしていたのでは、優勝は不可能。
ならば、あきらめないならば。
このままでない、説得力のある結果を・・・当面の目標としての連続勝ちなし脱却を、次節にこそ達成しなければなりません。
優勝を、あきらめない。だから。
また、勝てませんでした。
いや、前節までの流れを変えられないままであれば負ける可能性のほうが高かったところ、よく引き分けられた、と評すべきところでしょうか。情けない話ですが。
福島の試合の入りが良いので注意が必要、としていたにもかかわらず、15分という早い段階で失点。与えてはいけない先制点を挙げられてしまい、苦しい展開に。
もちろん、ケガから11試合ぶりの復帰というFW金 功青がチャンスを逃さずに決めきったというのは、相手を褒めるべきところではあります。ただ、それについても・・・そこに至るまでの流れで、攻め込む相手にきちんと付ききれない自分たちの甘さが招いた相手チャンスであったわけで。そんな隙を与えていたのでは、それを活かして得点につなげられたとしても「しかたない」では済まない、としか言いようがありません。
それでも、前半終了間際のアディショナルタイム。
シュートを跳ね返されたこぼれ球を中央で拾った窪田が遠目から果敢にシュート、それが決まって同点に追いつきました。迷わず振りぬいた積極性がもたらした、自身J初となるゴール。
前節の敗戦を評すなかで、このブログでも「ミドルが来ないとわかり切っていたら、そのぶんの選択肢が減る守備側は楽で仕方ない」と書いたりもしましたが。そんな思いが通じたのかはさておき。ともかく、逆転勝利に向けて前半のうちに追いついて折り返すことが出来た意義というものは、やはり大きかったのではないかと。
ただ。
悪い意味で、いつも通りというか・・・。
逆転への思いを力に変えて、ガムシャラに勝ち越しゴールを狙いに行かなければならなかったはず。
なのに、実際のところは福島の攻勢に後手に回り、後半はシュート数わずかに2本。流れを引き寄せるどころか、相手のペースに対応するのがやっとだったようで。
終わってみれば、1-1のドロー。
連敗という屈辱からの脱却を期して、今節こそ勝利を挙げ、また連勝へと繋げていかねばならなかった試合。
3連敗という最悪の結果こそ免れたものの・・・勝利によってこれまでの流れを払しょくするというミッションは、達成されずじまいと言わざるを得ません。
鹿児島との上位対決を制して連勝をさらに伸ばした首位・栃木。今節の結果、その栃木にまた勝ち点差を広げられ、10もの差がついてしまう結果となりました。
「(3戦勝ちなしの)難しい状況になり結果がほしくなるが、そこにたどり着くためにもしっかり自分たちのサッカーを良くしていかなければいけないと思う。最終的な順位が一番大事。そこに行くために自分たちのサッカーに自信をもってやっていかないと優勝にはたどり着けない。」とは、脇本の試合後のコメント。
監督も、「次につながる勝点1になったと思っている。そうしなければいけないと強く思っている。」と。
・・・言いたいことは、わかります。千里の道も一歩から、ローマは一日にして成らず。そんな、なにもかもを短期間にいきなりしっかりとした成果として表すことが出来たなら、どんなにいいか。
ただし。
いつまでそう言っているつもりだ?という思いもあります。もう、シーズンも半分を過ぎているのだから。
「あの場面でもう少しうまくできていたら自信になっていたのだろうが、そうできなかった」というようなことは、今節に限らず、これまで何度も言ってきているようなこと。
言い換えれば、課題を克服できていないということ。
悪い流れは引きずってしまう一方で、良い流れは継続できないという、カターレの伝統的な悪癖が、克服できていないということ。
戦っていく中で勝利をつかみ、その勝利を自信として、糧として更なる勝利へと繋げていくという好循環―――きっと、連勝を続けている栃木には出来ていること。
優勝を目指さねばならないはずのカターレには、出来ていないこと。
もちろん、藤枝にしても盛岡にしても、今節の福島にしても・・・順位的に下位だからと言って、決して悪いチームでないことはわかっていたはずのことで。
カターレとして、わかっていてなおねじ伏せるくらいの強さを発揮し、勝利しなければならなかったのに、それができなかった。
一朝一夕に強くなれるでなし、繰り返しから、積み重ねから強くならねば、という言い分もわかります。
けれども。
時間は有限であり。さらに、カターレが強くなるのを他クラブが黙って待っていてくれるわけではないということ。
何度でも言います。手遅れになってからでは遅いのです。
「残り14試合で14連勝しろ!」と言ったら、どうでしょうか?
いくらなんでも、そりゃ無茶だろ?と言うでしょうか?
しかし。
首位と勝ち点差10、未消化分を勝ったと仮定しても7もの差があります。その差は、そう簡単なものではないのは確かでしょう。
ならば。
残り全勝の14連勝を、無茶とか言っている余裕などあるのでしょうか?
むしろ。そういった無茶を無茶でなくするほどの勢いがなければ、優勝の可能性が無いと言っても、決して過言ではないと思っています。
このままの状態では、次の鹿児島戦も負けでしょう。よほど運が良くてドロー。このまま、なら。
それでいいのか?
良いわけがない、と言い切ります。
なぜなら、優勝を信じるから。あきらめていないから。
ただ、待っていても勝てるようにはなりません。
他のチームと同じだけの時間を漫然と過ごしていたのでは、優勝は不可能。
ならば、あきらめないならば。
このままでない、説得力のある結果を・・・当面の目標としての連続勝ちなし脱却を、次節にこそ達成しなければなりません。
優勝を、あきらめない。だから。