行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第18節  水戸ホーリーホック戦

2014-06-13 23:12:08 | カターレ富山
万が一、今節もまた敗れて連敗が継続してしまうようなら、8連敗はクラブワースト記録。それでなくともホーム戦、負けて良い理由など微塵もありません。
是が非でも勝利が求められる試合には、先に発覚した監督の進退伺いの件もからんできます。
シーズン前半戦の残り4試合で3勝。
言うは易く行うは難し。
ここまで17試合で1勝しか挙げていないチーム、総得点・総失点を含めてすべてリーグワーストというチームにとっては・・・「いや、普通に無理じゃね?」なんて諦めてしまうほうが、どれだけラクか。
まさに、背水の陣。崖っぷちにもほどがあります。
これまでうまくいかなかったものが、いきなりなにもかも改善されるなんてのは虫がよすぎる気もします。
けれど、それでも。
やり遂げる以外にない。たとえそれが困難であろうとも。
ここですべてを諦めて投げ出してしまうくらいなら、この先のシーズンを戦っていく意味などありません。
腹をくくって、困難にも敢然と立ち向かう。それ以外に道はないのだから。

16位・水戸は最近は3連敗中ながらも、敗れたのは松本、磐田といった上位陣との対戦。最下位の富山を叩いて流れを変えたいとの意気込みをもって乗り込んでくることでしょう。
今季ここまで、何度となくそういった場面に出くわし、そのたびに敗れてきたカターレ。前々節の熊本戦で8試合ぶりの勝利を献上したのもそう、その前は讃岐にJ初勝利をプレゼント。そういった意味においては、これまでと変わらないならば、今節もまたこれまで通りになってしまうのではないかと。
水戸にとっては、富山県総合運動公園陸上競技場は3年連続で敗れている鬼門。そのジンクスを打ち払うべく、気合いを入れてくるのではないかと思われます。

そう、これまで通りではいけない。断じて、いけない。

前節、首位の湘南を相手に粘りのサッカーで果敢に挑みかかりましたが、悪い意味でのこれまで通りでした。善戦が報われず、敗戦・勝ち点0という結果だけがしっかりと残ってしまうという。
これまで通りという意味で言うならば・・・これまで、善戦が報われないこともさることながら、その善戦ぶりを力に変えて次戦以降につなげる、ということが、できていませんでした。善戦してもそれっきり。あっさりと大敗して元の木阿弥とか。
前節に引き続いてのホーム戦。ここで継続性を発揮せずしてどうするか、というシチュエーションですが。
第3節・第4節の連続ホーム戦の折りには、2戦連続でせっかく先制しながら逆転負けを喫するという最悪のホーム連戦としてしまったのでした。
ガッカリ具合で言うならば、試合終了間際のアディショナルタイム負けも大概ですけれども、そんなガッカリをホームで繰り返すわけにはいかないのです。
今季最悪の状況・・・というより、クラブ史上最悪の状況。
そのなかにあっても、カターレの勝利を願って応援に駆けつけるファン・サポーターに勝利を届ける。その使命を果たせずに、何のためのプロクラブかと。

期待したいのは、白崎。
途中出場となった前節は、チャンスがありながらも決められず。「なんでそこでシュートにいかない!」という今シーズンずっと続く悪癖が、また顔を出した格好であったかと。
そこで強引にでも狙っていけば、なにか起きたかもしれないのに。なぜそこでパスを選択するのかと。
背水の陣を敷く、今節。
ここで変わらずして、いつ変わるというのか。ここで結果を出せずして、いつ結果を残すというのか。
チームの攻撃陣の要として、やるべきことはわかっているはず。それを体現しなければならないことは、決まり切っているはず。
絶対に勝つしかないこの状況で、なにができるのか?
他のスポーツにくらべても、かなり短いプロサッカー選手の選手生命。そのなかにあって、是が非でも結果を出さねばならないタイミングというものが、どこかに必ずあるのではないかと。
ならば。
今が、そのときだ。
ここで、無様にこれまで通りを繰り返してしまうのか。それとも、一念発起して見事に勝利をつかみ取るのか。
分水嶺に立たされている、そういう認識でもって、結果にこだわってほしいと思います。

崖っぷち。
けれど、あきらめたりはしない。あきらめてどうにかなるものならばそうすればいいけれど、そうではないのだから。
理屈抜きで、どうしても勝つしかないこの状況。
ここまで追い込まれてしまった反省も必要だけれど、今はしなくていい。危機的状況を回避してからでいいのだから。
そんなことを気にするよりもまずしなければならないことがある。
もちろん、勝つこと。それ以外には無い。
最下位であろうが、やるしかない。無理そうであろうが、やるしかない。
やらねば、先に進めない。
このまま為す術無く連敗を継続するなんて、まっぴらです。
勝利でしか道が開けないなら、勝てば良いだけのこと。
可能性云々じゃない。
そんなことを気にしている暇があったら、勝つことだけを考えろ!!

今度という今度こそ、勝て!!!
勝って、ホーム水戸戦連勝記録を更新しろ!!
負け続ける“いつもどおり”に終止符を!!
勝たれ!!!!富山!!!!!

勝たねばなにも変わらない。健闘止まりで7連敗  湘南ベルマーレ戦

2014-06-09 05:58:04 | カターレ富山
0-1で敗戦。
これがもし今と違う状況であったならば、「圧倒的首位を相手に、あと一歩まで追い詰める!敗れはしたものの大健闘!」と評されていたやもしれません。
しかし。
今の状況というのが、「相手がどこであろうが関係なく勝利を求めねばならない」というほど切迫したものなのであって。そのなかで、勝たねばならない試合を“また”落とした。それだけです。
それに、健闘したと言っても。
強豪を相手に試合終了間際まで0-0ではありましたが・・・それでも、結局は決められてしまい負けているのだから。
「試合内容が良くなかろうと、最終的に勝てばそれでいい」を実践したのが湘南。
「試合内容が良くても、最終的に負けては意味がない」を実践してしまったのがカターレ。
勝ちなれているチームと勝ちなれていないチームの差、と言えばそうなのでしょうが・・・それでもやはり、負けなくていい試合を負けた、勝たねばならない試合を落としたという落胆ばかりが残ります。

そもそも。
「負けたのは残念だけれど、この経験を次に活かせばいい」というのも・・・。それが出来ていないから勝てないのであって。それが出来ていないから最下位なのであって。
試合終了間際アディショナルタイム負けということにしたって、初めてではありません。約1ヶ月前の山形戦もそうでした。
その経験があったからには、最後の最後までなんとしても失点を防がねば、負けてしまってはなんにもならないということはわかっていたはずなのに。
失点の仕方にしても、またしてもセットプレーからの流れでマークの甘さからのもの。これもまた、課題克服が成されていない証と言えるかと。
その上・・・やはり、今節もまた無得点。チャンスが無かったわけではないのに、それでも決められない。いままでの苦い経験があったなら、決めきれないとどうなるかは明白であったはず。それを避けるには是が非でも得点しなければならなかったことはわかりきっていたはず。
にもかかわらず・・・ポジティブな結果が出せない一方で、ネガティブな結果はしっかりと残す。
これまでどおり。これでは、善戦とは言えません。

確かに、先の讃岐戦や熊本戦に比べたならば、気持ちは入っていたのが見て取れました。格上の湘南を相手に、敢然と挑みかかる気概は見せました。
けれど。
根っこの部分では、これまでと変わらなかった。変われなかった。
勝たねばなにも変わらない状況で、変われなかった。
21位・讃岐が勝利を挙げたことにより、勝ち点4差。最下位からのJ3降格に1歩近づいてしまった格好です。

試合後、監督が進退伺いを出していたことが明らかとなりましたが・・・。
今のままでは、たとえ背水の陣を張ろうが変わらないでしょう。
何度も何度も言っていることですが。
「勝つことでしか自信は身につかない」
勝ちなれている自信から、苦戦を強いられながらも勝ちきった湘南の姿に、なにを思うのかではないか、と。
負けなれている自信のなさから、勝機を逃して負けてしまったカターレ。その至らなさをどう捉えるのかではないか、と。
時間は、待ってくれません。
1試合でも早く。1分1秒でも早く。負のスパイラルから抜け出さないことには、未来はありません。

第17節  湘南ベルマーレ戦

2014-06-06 22:04:08 | カターレ富山
5月の6試合で全敗、最下位転落と、目下“最悪”としか形容のしようがないカターレ。
月が変わり、2週ぶりのホーム戦。連敗を止めて仕切り直すには良いタイミングと言えるかもしれません。
しかし。
今節の対戦相手が、ここまで“最高”としか形容のしようがない首位・湘南ベルマーレなのであって。開幕から破竹の14連勝、前々節にストップして敗れたものの、前節はきっちりと勝ちきって再び連勝街道を走ろうとしています。
前々節、讃岐にJ初勝利を献上、続く前節熊本戦でも良いところ無く安定の連敗継続を果たしたカターレとは、対照的どころではない状況で。
最下位 対 首位。
1勝しかしていないクラブ 対 1敗しかしていないクラブ。
要するに、最弱 対 最強。
ワールドカップが対象となっていることで、今節がtotoの対象試合となることはありませんでしたが・・・もし仮に対象となっていたら、えらいことになっていたのでは?
鉄板どころじゃない。勝敗予想ですらない。湘南の勝利が確定、富山の零封負けが確定、あと何点差がつくかな?ってなものでしょう。
およそ、同じカテゴリの対戦という扱いはされない予想だったであろうことは想像に難くありませんが。
データの比較も、する気が失せます。単純な比較では、勝ち目がほぼ0。
総得点40と破格の決定力を誇る相手の攻撃に、総失点32なんてボロボロの守備力で、どう防げと?
ここまで総得点8点のチームが、総失点7点のチームからどうやって勝てと?
なによりも・・・勝ちなれているチームに、負けなれてしまっているチームがどうやって勝てるというのか・・・。
ネガティブな思考は、いくらでもできます。
あーあ、負け確定。連敗が7に伸びちまうなー、なんて。だって、普通に考えて勝てっこねーだろ?なんて。
あきらめてしまうのは、簡単。当たり前に負けたところで、それがどうした?ってなもんで。

だけど。

それでも、と言い続けます。
それでも、望むのは勝利だけ。
最下位だからとか、相手が首位だからとかは関係ない。
たとえ勝ち目が無くとも。敗色が極めて濃厚でも。
それでも、願うのは勝利だけ。
あきらめるなんてことは、しません。応援をやめるなんてことは、しません。

期待したいのは、中島。
今節後、U21代表候補トレーニングキャンプへの参加が決まっています。そのキャンプに、大番狂わせの金星獲得を手土産に持って行ってほしい、と。
もしかしたら・・・キャンプ参加者に陰口のひとつも叩かれているかもしれません。「所属チームで全然結果を出せていないくせに」とか。
残念ながら、これまでの結果を見れば、そう言われたとしても言い返せないことは事実でしょう。そこに来て、今節。“いつもどおり”に、当然のように負けてしまったのでは、言われても仕方ないというところではないかと。
ならば。
それを良しとしないならば、実力で評価を覆してみせるよりほかない。
かねてより公言しているとおりに、世界的なサッカー選手を目指すというのであるならば。この先も、こういったシチュエーションには幾度もぶつかることでしょう。
明らかに格上で、正直言って勝ち目のないような相手。それでも、そのピンチを、逆にのし上がるチャンスに変える―――そんなシチュエーションに。
だったら。
やるべきことは、明白。強豪撃破を成し遂げるべく、その力をもって相手ゴールをこじ開ける。チームに、そしてホームのファン・サポーターに勝利を届ける活躍をやってのける。
その、格好の舞台。なら、やるしかないじゃないか。
勝つしかないじゃないか。

きっと、力を出し切ってさえも苦戦は必至という対戦。
それが、これまで性懲りもなく繰り返してきたような“いつもどおり”になってしまったならば、それは勝負ですらなくなるでしょう。
たんなる消化試合・・・いや、それ以下。
もちろん、そんなのは、断じて願い下げ。
勝ち目が薄い、ほとんど無いというのならば。
逆に、迷い無くやれるチャンス。“いつもどおり”から脱却するチャンス。
全力の、それ以上を発揮するチャンス。
だったら、やるしかない。
勝って、金星獲得で、最下位なんぞに甘んじるチームではないという意思表示を!
不可能なんて、無い。
やれるかどうかじゃない、やるかどうか。
ならば、やれ!狙うは勝利・勝ち点3のみ!
窮鼠猫を噛む、といいます。落ちるところまで落ちた、後がない状況だからこそ。恐れを捨てて、首位に食らいつけ!!
勝たれ!!!富山!!!!!

変わらぬ展開にして変わらぬ結果。為す術無く最下位  ロアッソ熊本戦

2014-06-01 23:17:35 | カターレ富山
0-2で敗戦。
5月の6戦で6連敗、しかも6連敗は今季2度目。“いつもどおり”の零封負けで、勝利数、敗戦数、総得点でリーグワースト。今節引き分けた讃岐に代わって最下位転落へ。名実ともに、どこをどう見ても最低、最弱チームとなり果てました。
ただでさえ遠いアウェイ熊本戦、さらに気温32度を超える超ハードなコンディション。8試合ぶりの勝利へと執念を燃やす熊本を相手に、苔口、ヨンドクを欠いた攻撃陣―――確かに、いろいろと苦しい条件はあったかもしれません。
けれど。
なぜ、それら逆境をバネにして奮起するという、ある意味当たり前のことが出来なかった?
前節、逆転負けで讃岐にJ初勝利を献上してしまう屈辱を味わったばかり。なぜ、その無念を今節の勝利で晴らそうという気になれなかった?
本当に、わざとやっているのではないかと思われても仕方ないくらいに、変わらない“いつもどおり”っぷり。
いつもどおり、決定機を決めきれない。
いつもどおり、守備の甘さが失点に直結。
いつもどおり、逆転への気迫が足りない。
いつもどおり、為す術無く零封負け。
いつもどおり、相手に勇気を与える勝利を献上。
そして・・・いつもどおり、応援するカターレ富山のファン・サポーターに勝利を届けられず、期待を裏切る。

いったいいつまで、この状況なのでしょうか。
改善する兆しが、全く見られない。
前半の内に2失点。それでも追いつき逆転する気概を持ってプレーしていたのであればまだ救いもあったものを、どうしようもなく、ただ敗戦。
いったいどれだけ繰り返せば、懲りるということを覚えるのでしょうか。
はっきり言って、最下位は必然。
こんな試合ぶりでは勝てるわけがない。
こんな“いつもどおり”が変わらない限り、勝てるわけがない。

プロ失格という烙印を押されても、文句は言えない状況。
例によって例のごとく、試合後コメントも「続けていくしかない」とか、「しっかり準備して次に臨みたい」だとか。いったいなにを続けるというのか。負け続ける準備か?
ちゃんと、わきまえてほしいです。自分たちがどうしようもなく「最弱」であることを。
その上で、みっともなくてもいい、足掻いてほしい。
こんないつまでも続く“いつもどおり”なんて、もう、1試合だって見たくなんて無いのです。