どうしても勝利が欲しい戦いが続くなかにあっても、殊更重要となる20位・東京ヴェルディとの対戦。たとえ現時点で厳しい差がついていても、それをひっくり返さねばならないことを思えば、直接対決で是が非でも勝利を収めねばならないのだから。
今節を前に、いろいろと動きが。
ヴェルディが三浦泰年監督を解任、冨樫剛一新監督をコーチから昇格というかたちで着任させることに。代えることのリスクを負ってなお交代に踏み切った効果を、まずは最下位である富山を叩くことで証明しよう、そして残留争いからの離脱を目指そう、というところかと。
一方のカターレ。
夏の移籍期間が終了してからの加入に驚いたテホンの余韻も醒めぬ中、また新たに2人の選手が加わることに。
佐川印刷京都に期限付き移籍していたタイジローが、シーズン終盤のこの時期に復帰。今季JFLでは19試合に出場、積み上げた経験と自信をカターレのために昇華できるかが問われることとなります。
そして、新潟医療福祉大学サッカー部所属の富山県出身・中田 大貴がJFA・Jリーグ特別指定選手として新加入。昨年のレンペーに続き、カターレで2例目の採用となります。得点力不足に喘ぐチーム状態を救うべく、FWとしての持てる力を存分に発揮して勝利に貢献してほしいところです。
前節は、加入したばかりのテホンを含めてスタメン11人中5人が新加入選手で占められました。そんな中で、各選手が勝利への意志を感じるプレーぶりで躍動。勝利こそなりませんでしたが、以前の覇気を感じられなかった敗戦などのことを思えば、内容は雲泥の差でした。
従来からのメンバーであるとか、途中加入メンバーであるとかは関係ない。出場するからにはベストを尽くす。
そのあたりまえのことを、あとは結果に結びつけねばならないところです。
監督の進退伺い問題が発覚したのが6月、それ以来僅か1勝しか挙げられていません。
それでも。
勝てない中にあっても、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んできた。
そんななかで、ようやく掴んだ2試合連続の勝ち点。継続してきたからこその、流れ。
これを大事に、しかも確実に活かすことが出来るかどうかが問われる、この上なく重要な試合です。
確実に得なければならない、また、得てこそ次に繋げることの出来る、その価値。
今節のこの勝利は、ただの1勝ではないのです。
監督を代えたヴェルディと、代えなかったカターレ。
交代に関しては、メリットとデメリットの両方があるでしょう。
3ヶ月近くも勝てていないのはデメリットでしかない、という見方も、認めざるを得ない部分もあるかとは思います。
けれど。
交代さえすれば、あとはすべてがうまくいく―――そう簡単なものでしょうか?
交代しないことは、無駄なあがきをいつまでも続けることと同義なのでしょうか?
そんなことは、認めない。認めてたまるか。
今節、もし敗れるようなことがあれば、「いくら内部昇格とはいえ初采配の監督にまであっさり負けるのか」という誹りは免れないでしょう。継続が否定されることになりかねません。駄目なチームは、なにをいくら続けていようが無駄なんだと。
しかし、プレッシャーがかかるのはこちらだけではありません。相手とて同じこと。
負ければ「監督を代えたって、駄目なものは駄目じゃないか」という非難に晒されることは必定。それでなくとも、現在21位の讃岐に敗れているヴェルディ。最下位の富山にまで敗れるようなことになったなら、その落胆とファン・サポーターの憤りはいかばかりか。
選手たちにしても、監督の途中解任という事態に際し、あり得ることとは知りつつもどれだけそれを受け入れられるか。平本 一樹らベテランが居る一方で若い選手も多いヴェルディ。平静でいられるだけのメンタリティが足りているとは限りません。
だったら。
ただの1勝以上の価値が付いたこの試合、きっと、メンタルの強いチームが勝つ。
メンタルの弱さが今季低迷の最大要因であることは明らかなカターレ。そんなカターレに、メンタル勝負で勝てと?
それでも。
もう後がないカターレの方が、あるいは有利なのだから。
お互いにプレッシャーがかかるなかであるならば、やるべきことがシンプルなだけに、迷わなくて済むということでもあるわけだから。
期待したいのは、白崎。
昨年の同カードを思い出してほしいところ。せっかく挙げた先制点の僅か2分後に同点に追いつかれるというショッキングな展開であったながらも、そこから突き放して勝利を挙げたときのことを。3試合連続ゴールを決めて見せた、気力が充実していたあのときのことを。
東京都出身ということで、家族や友人知人も観戦に訪れるのでは?なかなか期待に応えられない不本意なシーズンとなってしまってはいますが、「いまさら」なんてことは、無いのであって。カターレの中心選手として頑張るその姿を、是非とも勝利とともに存分に披露してほしいところです。
そして・・・やはり、勝つことの喜びを思い出してほしい。昨年がそうであったように、自分の活躍がチームの勝利に寄与するその感覚を、今一度思い出してほしいです。
ここまで、アウェイ戦14連敗というリーグワースト記録タイというとてつもない不名誉な記録を継続中のカターレ。万が一、今節また敗れた日には記録更新となってしまいます。
そんなこと、あってたまるか!
流れは、負ける方向には、無い。
ここ2試合連続で引き分けたのは、まぐれだったのか?そうじゃないだろう。勝ちきれなかった悔しさはあるけれど、それはけっしてネガティブなものではなく。
勝つための産みの苦しみというやつだ、との認識で。
もはや後がないこの期に及んで、負けて良いわけがない。
むしろ、勝つのが当然。勝てなければおかしい、という試合を続けてしまったのだから、3度目の正直、今度という今度は勝たねば。
前節がそうであったように。たとえ先制点を奪われたとて、勝利への意志は失わなかった。それは、既存・新加入にかかわらず、どの選手にとっても。
勝利こそならなかったものの、諦めたりはしなかった。
無論、絶体絶命の状況にあっても、今節も勝利を求めるのみ。諦めたりなどしません。
ヴェルディとて余程の覚悟で監督交代に踏み切ったことでしょうが、それはそれ。代えたから勝てる、なんて一筋縄ではいかないことを、カターレの勝利で示さねば。
ここ2試合連続で負けなかったのはまぐれでないことを、勝って証明しろ!!
9月負け無しの継続、いや、むしろ連勝のきっかけとなる勝利を!!
敗戦は、もういらない!アウェイ戦で、勝て!!!
勝たれ!!!富山!!!!!
今節を前に、いろいろと動きが。
ヴェルディが三浦泰年監督を解任、冨樫剛一新監督をコーチから昇格というかたちで着任させることに。代えることのリスクを負ってなお交代に踏み切った効果を、まずは最下位である富山を叩くことで証明しよう、そして残留争いからの離脱を目指そう、というところかと。
一方のカターレ。
夏の移籍期間が終了してからの加入に驚いたテホンの余韻も醒めぬ中、また新たに2人の選手が加わることに。
佐川印刷京都に期限付き移籍していたタイジローが、シーズン終盤のこの時期に復帰。今季JFLでは19試合に出場、積み上げた経験と自信をカターレのために昇華できるかが問われることとなります。
そして、新潟医療福祉大学サッカー部所属の富山県出身・中田 大貴がJFA・Jリーグ特別指定選手として新加入。昨年のレンペーに続き、カターレで2例目の採用となります。得点力不足に喘ぐチーム状態を救うべく、FWとしての持てる力を存分に発揮して勝利に貢献してほしいところです。
前節は、加入したばかりのテホンを含めてスタメン11人中5人が新加入選手で占められました。そんな中で、各選手が勝利への意志を感じるプレーぶりで躍動。勝利こそなりませんでしたが、以前の覇気を感じられなかった敗戦などのことを思えば、内容は雲泥の差でした。
従来からのメンバーであるとか、途中加入メンバーであるとかは関係ない。出場するからにはベストを尽くす。
そのあたりまえのことを、あとは結果に結びつけねばならないところです。
監督の進退伺い問題が発覚したのが6月、それ以来僅か1勝しか挙げられていません。
それでも。
勝てない中にあっても、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んできた。
そんななかで、ようやく掴んだ2試合連続の勝ち点。継続してきたからこその、流れ。
これを大事に、しかも確実に活かすことが出来るかどうかが問われる、この上なく重要な試合です。
確実に得なければならない、また、得てこそ次に繋げることの出来る、その価値。
今節のこの勝利は、ただの1勝ではないのです。
監督を代えたヴェルディと、代えなかったカターレ。
交代に関しては、メリットとデメリットの両方があるでしょう。
3ヶ月近くも勝てていないのはデメリットでしかない、という見方も、認めざるを得ない部分もあるかとは思います。
けれど。
交代さえすれば、あとはすべてがうまくいく―――そう簡単なものでしょうか?
交代しないことは、無駄なあがきをいつまでも続けることと同義なのでしょうか?
そんなことは、認めない。認めてたまるか。
今節、もし敗れるようなことがあれば、「いくら内部昇格とはいえ初采配の監督にまであっさり負けるのか」という誹りは免れないでしょう。継続が否定されることになりかねません。駄目なチームは、なにをいくら続けていようが無駄なんだと。
しかし、プレッシャーがかかるのはこちらだけではありません。相手とて同じこと。
負ければ「監督を代えたって、駄目なものは駄目じゃないか」という非難に晒されることは必定。それでなくとも、現在21位の讃岐に敗れているヴェルディ。最下位の富山にまで敗れるようなことになったなら、その落胆とファン・サポーターの憤りはいかばかりか。
選手たちにしても、監督の途中解任という事態に際し、あり得ることとは知りつつもどれだけそれを受け入れられるか。平本 一樹らベテランが居る一方で若い選手も多いヴェルディ。平静でいられるだけのメンタリティが足りているとは限りません。
だったら。
ただの1勝以上の価値が付いたこの試合、きっと、メンタルの強いチームが勝つ。
メンタルの弱さが今季低迷の最大要因であることは明らかなカターレ。そんなカターレに、メンタル勝負で勝てと?
それでも。
もう後がないカターレの方が、あるいは有利なのだから。
お互いにプレッシャーがかかるなかであるならば、やるべきことがシンプルなだけに、迷わなくて済むということでもあるわけだから。
期待したいのは、白崎。
昨年の同カードを思い出してほしいところ。せっかく挙げた先制点の僅か2分後に同点に追いつかれるというショッキングな展開であったながらも、そこから突き放して勝利を挙げたときのことを。3試合連続ゴールを決めて見せた、気力が充実していたあのときのことを。
東京都出身ということで、家族や友人知人も観戦に訪れるのでは?なかなか期待に応えられない不本意なシーズンとなってしまってはいますが、「いまさら」なんてことは、無いのであって。カターレの中心選手として頑張るその姿を、是非とも勝利とともに存分に披露してほしいところです。
そして・・・やはり、勝つことの喜びを思い出してほしい。昨年がそうであったように、自分の活躍がチームの勝利に寄与するその感覚を、今一度思い出してほしいです。
ここまで、アウェイ戦14連敗というリーグワースト記録タイというとてつもない不名誉な記録を継続中のカターレ。万が一、今節また敗れた日には記録更新となってしまいます。
そんなこと、あってたまるか!
流れは、負ける方向には、無い。
ここ2試合連続で引き分けたのは、まぐれだったのか?そうじゃないだろう。勝ちきれなかった悔しさはあるけれど、それはけっしてネガティブなものではなく。
勝つための産みの苦しみというやつだ、との認識で。
もはや後がないこの期に及んで、負けて良いわけがない。
むしろ、勝つのが当然。勝てなければおかしい、という試合を続けてしまったのだから、3度目の正直、今度という今度は勝たねば。
前節がそうであったように。たとえ先制点を奪われたとて、勝利への意志は失わなかった。それは、既存・新加入にかかわらず、どの選手にとっても。
勝利こそならなかったものの、諦めたりはしなかった。
無論、絶体絶命の状況にあっても、今節も勝利を求めるのみ。諦めたりなどしません。
ヴェルディとて余程の覚悟で監督交代に踏み切ったことでしょうが、それはそれ。代えたから勝てる、なんて一筋縄ではいかないことを、カターレの勝利で示さねば。
ここ2試合連続で負けなかったのはまぐれでないことを、勝って証明しろ!!
9月負け無しの継続、いや、むしろ連勝のきっかけとなる勝利を!!
敗戦は、もういらない!アウェイ戦で、勝て!!!
勝たれ!!!富山!!!!!