行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第32節  東京ヴェルディ戦

2014-09-19 23:11:53 | カターレ富山
どうしても勝利が欲しい戦いが続くなかにあっても、殊更重要となる20位・東京ヴェルディとの対戦。たとえ現時点で厳しい差がついていても、それをひっくり返さねばならないことを思えば、直接対決で是が非でも勝利を収めねばならないのだから。

今節を前に、いろいろと動きが。
ヴェルディが三浦泰年監督を解任、冨樫剛一新監督をコーチから昇格というかたちで着任させることに。代えることのリスクを負ってなお交代に踏み切った効果を、まずは最下位である富山を叩くことで証明しよう、そして残留争いからの離脱を目指そう、というところかと。
一方のカターレ。
夏の移籍期間が終了してからの加入に驚いたテホンの余韻も醒めぬ中、また新たに2人の選手が加わることに。
佐川印刷京都に期限付き移籍していたタイジローが、シーズン終盤のこの時期に復帰。今季JFLでは19試合に出場、積み上げた経験と自信をカターレのために昇華できるかが問われることとなります。
そして、新潟医療福祉大学サッカー部所属の富山県出身・中田 大貴がJFA・Jリーグ特別指定選手として新加入。昨年のレンペーに続き、カターレで2例目の採用となります。得点力不足に喘ぐチーム状態を救うべく、FWとしての持てる力を存分に発揮して勝利に貢献してほしいところです。

前節は、加入したばかりのテホンを含めてスタメン11人中5人が新加入選手で占められました。そんな中で、各選手が勝利への意志を感じるプレーぶりで躍動。勝利こそなりませんでしたが、以前の覇気を感じられなかった敗戦などのことを思えば、内容は雲泥の差でした。
従来からのメンバーであるとか、途中加入メンバーであるとかは関係ない。出場するからにはベストを尽くす。
そのあたりまえのことを、あとは結果に結びつけねばならないところです。
監督の進退伺い問題が発覚したのが6月、それ以来僅か1勝しか挙げられていません。
それでも。
勝てない中にあっても、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んできた。
そんななかで、ようやく掴んだ2試合連続の勝ち点。継続してきたからこその、流れ。
これを大事に、しかも確実に活かすことが出来るかどうかが問われる、この上なく重要な試合です。
確実に得なければならない、また、得てこそ次に繋げることの出来る、その価値。
今節のこの勝利は、ただの1勝ではないのです。

監督を代えたヴェルディと、代えなかったカターレ。
交代に関しては、メリットとデメリットの両方があるでしょう。
3ヶ月近くも勝てていないのはデメリットでしかない、という見方も、認めざるを得ない部分もあるかとは思います。
けれど。
交代さえすれば、あとはすべてがうまくいく―――そう簡単なものでしょうか?
交代しないことは、無駄なあがきをいつまでも続けることと同義なのでしょうか?

そんなことは、認めない。認めてたまるか。

今節、もし敗れるようなことがあれば、「いくら内部昇格とはいえ初采配の監督にまであっさり負けるのか」という誹りは免れないでしょう。継続が否定されることになりかねません。駄目なチームは、なにをいくら続けていようが無駄なんだと。
しかし、プレッシャーがかかるのはこちらだけではありません。相手とて同じこと。
負ければ「監督を代えたって、駄目なものは駄目じゃないか」という非難に晒されることは必定。それでなくとも、現在21位の讃岐に敗れているヴェルディ。最下位の富山にまで敗れるようなことになったなら、その落胆とファン・サポーターの憤りはいかばかりか。
選手たちにしても、監督の途中解任という事態に際し、あり得ることとは知りつつもどれだけそれを受け入れられるか。平本 一樹らベテランが居る一方で若い選手も多いヴェルディ。平静でいられるだけのメンタリティが足りているとは限りません。
だったら。
ただの1勝以上の価値が付いたこの試合、きっと、メンタルの強いチームが勝つ。
メンタルの弱さが今季低迷の最大要因であることは明らかなカターレ。そんなカターレに、メンタル勝負で勝てと?
それでも。
もう後がないカターレの方が、あるいは有利なのだから。
お互いにプレッシャーがかかるなかであるならば、やるべきことがシンプルなだけに、迷わなくて済むということでもあるわけだから。

期待したいのは、白崎。
昨年の同カードを思い出してほしいところ。せっかく挙げた先制点の僅か2分後に同点に追いつかれるというショッキングな展開であったながらも、そこから突き放して勝利を挙げたときのことを。3試合連続ゴールを決めて見せた、気力が充実していたあのときのことを。
東京都出身ということで、家族や友人知人も観戦に訪れるのでは?なかなか期待に応えられない不本意なシーズンとなってしまってはいますが、「いまさら」なんてことは、無いのであって。カターレの中心選手として頑張るその姿を、是非とも勝利とともに存分に披露してほしいところです。
そして・・・やはり、勝つことの喜びを思い出してほしい。昨年がそうであったように、自分の活躍がチームの勝利に寄与するその感覚を、今一度思い出してほしいです。

ここまで、アウェイ戦14連敗というリーグワースト記録タイというとてつもない不名誉な記録を継続中のカターレ。万が一、今節また敗れた日には記録更新となってしまいます。
そんなこと、あってたまるか!
流れは、負ける方向には、無い。
ここ2試合連続で引き分けたのは、まぐれだったのか?そうじゃないだろう。勝ちきれなかった悔しさはあるけれど、それはけっしてネガティブなものではなく。
勝つための産みの苦しみというやつだ、との認識で。
もはや後がないこの期に及んで、負けて良いわけがない。
むしろ、勝つのが当然。勝てなければおかしい、という試合を続けてしまったのだから、3度目の正直、今度という今度は勝たねば。
前節がそうであったように。たとえ先制点を奪われたとて、勝利への意志は失わなかった。それは、既存・新加入にかかわらず、どの選手にとっても。
勝利こそならなかったものの、諦めたりはしなかった。
無論、絶体絶命の状況にあっても、今節も勝利を求めるのみ。諦めたりなどしません。
ヴェルディとて余程の覚悟で監督交代に踏み切ったことでしょうが、それはそれ。代えたから勝てる、なんて一筋縄ではいかないことを、カターレの勝利で示さねば。
ここ2試合連続で負けなかったのはまぐれでないことを、勝って証明しろ!!
9月負け無しの継続、いや、むしろ連勝のきっかけとなる勝利を!!
敗戦は、もういらない!アウェイ戦で、勝て!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
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今季初の連続勝ち点。勝利はならずも、意地を示す  大分トリニータ戦

2014-09-15 23:54:42 | カターレ富山
1-1のドロー。
12戦連続勝ち無し、いまだ最下位という厳しすぎる状況ではありますが、それでも。
内容的に良い試合をしても、次の試合では継続して活かされることがなく、その都度リセットがかかったかのように敗れてきた今季。その意味においては、勝てなかったとはいえ2試合連続で勝利に向けた覇気を感じる試合が出来て、それが勝ち点に結びついたという結果の価値というものは、けっして小さくありません。
見方を変えたならば、2連勝出来た、2連勝しなければならなかった試合を落とした、ということも事実ではあります。
しかし、それは結果論というもの。もちろん2連続引き分けで良かったなどと言うつもりはありませんが、これまでは「最下位のくせに勝つつもりが無いのか!」という試合も少なくなかっただけに。勝ち点3にこそ結びつかなかったものの、けっして現状から目をそらさずに勝利を求めるという姿勢を、言葉だけでなくプレーで示せたという意味は、それはそれできちんと認めなければ。
直近の讃岐が敗れたことで、1ながらも勝ち点差を詰めることに成功。
残り11試合で11差という絶体絶命の状況そのものは変わりませんが、それでも。
いつもであれば、先制点を与えてしまった時点で「終わり」であった展開。逆転どころか、追いつくことも叶わずに無得点のままに敗れていたところだったでしょう。
しかし、そうはならなかった。そうはさせなかった。
勝てなかったながらも、現状に甘んじたりしない、諦めたりなんかしない、という意志をホームのファン・サポーターに示すことが出来た試合であったとも言えるかと。
もちろん、諦めたりなんかしません。
最終的な目標はJ2残留ですが、まずは目先の目標。次の試合の勝利のために、この2連続勝ち点を活かしていかねばなりません。
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第31節  大分トリニータ戦

2014-09-13 23:26:20 | カターレ富山
残り12試合で勝ち点差12を埋めなければ降格―――はっきり言って、厳しい状況と言わざるを得ません。
ここまで30試合で僅か勝ち点11のクラブが、どんなに少なく見積もっても倍くらいの勝ち点を1/4の期間で得なければならない、と。
諦めてしまうことは簡単でしょう。匙を投げてしまって、距離を置いたところから「それみたことか」としたり顔をすることも容易でしょう。
しかし。
そんなことは断じてしない、という強い信念を持たずして、最下位のクラブを応援することなど出来ないのであって。
いちばん避けねばならないことは何か?
降格の憂き目にあって悲嘆に暮れること?弱小クラブに傾倒してしまった自らの見る目のなさ、愚かしさを後悔すること?
そうじゃない。
カターレ富山というクラブにかけてきた思いに、信念に対して自分から裏切ること。
降格なんてしたくない。それはあたりまえ。
だけれども、そこから逃げたり目をそらしたって、なにも好転などしないのだから。
むしろ、刮目して見極めるべき。
そんな覚悟が問われているような状況が、まさに今のカターレ、というところでしょうか。

自分たちのやりたいサッカーを体現しながらも、それを結果に結びつけられなかった前節・岐阜戦。
そこからおよそ1週間。連続ホーム戦となる今節、今シーズン最後のホームナイトゲームとして大分トリニータを迎え撃ちます。
4月の前回対戦においては前半のうちにチェ ジョンハンの連続ゴールで試合の流れを完全に持っていかれ、0-3と完敗。せっかく前の試合で引き分けながらも連敗を止めたというのに、その勢いを結果に結びつけることが出来ませんでした。
奇しくも今節の対戦もまた、引き分けで連敗を止めた直後の対戦。甚だ不本意ながら、今季ここまで連勝はおろか連続勝ち点すらないのが現状。だとしたら、やるべきことは明らか。前節に引き続いての勝ち点を、勝利というかたちで挙げねばなりません。

この1週間のあいだに、あらたに韓国人DF・パク テホンがカターレ富山のメンバーとして名を連ねることとなりました。
登録こそ9月10日付ながら、8月から練習に参加して戦術理解を深め、今節に即スタメンもあるとか。
かつては横浜FCでプレーし、J2の戦いというものにきちんと理解があるのは心強いところ。ヨングン、ヘジュン、さらにガオという韓国語でコミュニケーションがとれるチームメイトから細かな戦術を学び取り、即戦力としての働きを願うばかりです。
そう、カターレにはもう時間がない。
当然のように練習と公式戦とでは勝手が違うでしょうが、最下位脱出・降格回避という至上命題を前に、「なかなか試合で力を発揮できないうちにシーズンが終わってしまった」ということでは断じていけないわけです。
簡単ではないミッションですが、それでも。加入を決意したからにはカターレのためにその力をフルに発揮してもらわねば。先んじて途中加入した4人とともに、思いを力に変えて全力プレーを望みたいです。

公式戦では天皇杯2回戦以来、約2ヶ月ぶりの無失点試合を成し遂げた前節。
しかしながら、それでも勝てなかったのはやはり、ひとえに決定力の足りなさが故のこと。同じ期間のうちの半数で無得点、得点したにしても先制点を挙げた試合が1試合もないという、まさに惨憺たる状態で。
特に、ここ3試合連続で無得点。攻撃への意志そのものが感じられなかったり、決定的な場面で決められなかったりと。
「本人もゴールが挙げられなかったけれど、それでもやっぱり中島がいないと駄目なんじゃないか」
そんなふうに思われて良いのか?良いわけがない。
前節、決定的なチャンスを逃して責任を感じている苔口。移籍直後に初ゴールこそ挙げたものの、期待に添えるだけの活躍とまではとても言えない宮吉。そして、シーズンを通して活躍を期待されながら結果に結びつかず、スタメン落ちの憂き目にあった白崎。それぞれに、頑張りが結果につながらないもどかしさを抱えていることでしょう。
けれど。
突き放すようですが、それでも。プロは、結果でしか判断されない。
惜しい場面を何度作ろうが、ゴールを挙げられねば、それまで。
だったら、やるしかない。
今が、異常な状態であることをきちんと理解すべき。30試合も消化しながら、チーム総得点がたったの16点、PKを除けば僅かに14点といったところ。得点ランク1位・京都の大黒ひとりが挙げた18得点よりも少ない。それを、異常と認識すべき。
なにより・・・得点を挙げなければどんなに頑張ったって勝てないということを、きちんと頭にたたき込むべき。
当然?いまさら?・・・そんなことを言ったところで、出来ていないのが事実なのだから。
得点無くして勝利無し。
勝つために、得点するために全力を注がねばなりません。

勝利という結果を挙げることが、何にも増して重要な至上命題。そこから、逆算して考えてほしいところ。
つまりは。
無得点では、当然ながら勝つ可能性はゼロ。ならば、最低でも1得点は挙げなければならない。それは絶対。
もちろん失点のリスクは往々にしてあるわけだから、相手をゼロに抑える努力も不可欠。その上で、勝利の可能性を高めるための2点目、3点目を狙っていく、と。
そのためには相手に好きにやらせてはいけない。主導権を握らせてはいけない。
だったら、まずは自分たちのサッカーをやりきること。後手に回ってはうまくいくものもうまくいかないでしょう。
うまくいかせるためには、気持ちで負けないこと。強い勝利への意志をしっかりと持つこと。
・・・というように。
はき違えてはいけない。勝ちたいと願うのも、やりたいサッカーを体現するのも、すべては勝利という結果のため。
「自分なりに頑張った」ではいけないし、足りない。それだけでは、きっと勝てない。

勝つためにプレーしろ。

経験不足なんて言っている余裕なんてありません。メンタルの弱さ?そんなことを気にする暇があったら、どうやったら勝てるかだけを考えろ、と。
繰り返すようですが、プロは結果でしか評価されません。
このままカターレが過去最低最悪の駄目クラブと評されても良いのか?良いわけがない。
だったら。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。
もう後がない背水の陣を敷かねばならない今だからこそ。
勝利という結果を120%求めていかねば。

勝つこと以外、考えるな!
思いを、勝利への意志を勝ち点3という結果で示せ
必勝を期して臨め!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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遠い勝ち星。無失点で気迫は見せるも、無得点で勝利ならず  FC岐阜戦

2014-09-09 02:56:00 | カターレ富山
0-0のドロー。
勝ちたいという思いは、伝わってきました。粘り強く相手に食らいつき、ピンチもしのぎきりました。
しかし、それでも勝てなかった。
簡単に言ってしまえば、「勝利という成功体験の欠如」ということなのでしょうが・・・。
讃岐が勝利したことでさらに開いた勝ち点差。降格まで黄信号どころか赤信号寸前。後がない。
頑張ってなお、報われない―――それでも、くじけることは許されません。
勝たねば変わらないということを改めて思い知らされた今節。
勝つこと以外に、未来に繋げる道はありません。
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第30節  FC岐阜戦

2014-09-05 23:31:35 | カターレ富山
最下位として後がない戦いが続くのは変わらない・・・・どころか、勝ち点差が広がって悪化さえしていますが。
それでも、現状打破のために、残留を果たすためには勝つしかない。これまでがどうかは関係なく、この試合がどうか。これからがどうか。
そんな中で迎える、TOP OF 北アルプスとしてのFC岐阜戦。
第10節と第20節にしか勝っていない今季、これで第30節で勝てないでどうするよ?もちろんこれまでが異常に勝てなかっただけ、ということを結果で示さねば。
前節の試合中に負傷退場した平出が全治3週間で出られないだとか、ガオが中国の年代別代表に招集されていていないだとか・・・いや、気にしていられる余裕もなければ状況でもない。ただ、勝利を見据えて戦うのみ。
ホームのファン・サポーターに、これ以上無様を晒すわけにはいかない。その思いを胸に戦い抜くしかないのです。

昨年まではカターレと同じく残留争いに甘んじていた岐阜も、大口スポンサー獲得からの大改革を敢行したのが功を奏し、現在11勝6分け12敗の12位。
前節もホームで東京Vに3-0と快勝し、今節で勝ち星をイーブンに戻すべく、そしてさらに上位進出を果たすべく、最下位の富山を相手に確実に勝ちに来ることでしょう。
Jリーグの酸いも苦いも噛み分けてきたのは同じであったはずが、どうしてこうも差がついたのか・・・。
J2得点ランク4位タイの14得点を挙げているナザリトをはじめ、難波 宏明が9得点、高地 系治が7得点など、活躍を期待されて加入した選手がそれぞれにしっかりと結果を出して、その得点力・総得点44はリーグ4位という。
まさに、今季に賭ける意気込みとして欲しかったはずの結果を着実に積み重ねているのが岐阜、それが全然、まったくなっていないのがカターレ、という構図でしょうか。
本来ならば、現在の岐阜くらいに飛躍しなければならないシーズンであったはずが、気がついてみれば暗黒時代の岐阜以下という・・・。
しかし。
嘆いてどうにかなるものならそれもいい。けれど、どうにもならないからこんな最下位なのであって。
それが嫌なら、勝つしかない。勝って、このままでは終わらないという意志をしっかりと知らしめるしかないのです。

とはいえ。それが簡単にできるくらいなら最下位にいないのもまた確か。
前節のような、勝利どころか、得点どころか、シュートどころか、攻撃のかたちすらまともにできないままに「いつもどおり」にまた敗れるなど、許されないのだから。
いい加減、負け犬根性をひきずったまま、まだ勝負も付いていない段階から負のオーラをまといながらプレーするのはやめて欲しいです。
さしあたっては、0-0で折り返して後半勝負?
そんなことは、守備に絶対的な自信を持てるようになってから言えと。運良く相手シュートが決まらなかっただけの負けゲーム的展開で言う台詞ではない、と。
リーグワーストの得点しか挙げられていないチーム。
それが、攻撃に積極性を欠いてどうするんだ、と。運を頼りにプレーするような真似はやめてくれとしか言いようがありません。
言い過ぎ?そうでしょうか?少なくとも、さしあたって前節はそんな試合でした。
攻撃は最大の防御ということを、まず念頭に置かねば。
それでなくとも、前述のように攻撃には自信を持っているであろう岐阜。そんな相手に好き勝手やらせて、リーグワースト失点のカターレがそれをいなせるのかと。
みっともない試合を、しないでほしい。
それは、決着が付く前にもう負け試合、って展開をファン・サポーターに対して晒すな、ということ。
そのためにも、勝つ。勝つためには、得点を挙げる。あたりまえのことですが、これまで出来ていなかったあたりまえを、なんとしてもやりとげねばならないのであって。

思い起こせば、前回対戦の第2節。
開幕戦は勝利こそならなかったものの期待を抱かせるスコアレスドローであったにもかかわらず、0-3と完敗。そこから前節まで歴代ワーストタイのアウェイ14連敗。
ケチのつきはじめとなった岐阜戦で、その厄を払拭することこそ、巻き返しの鍵と言っても過言ではないかもしれません。
その意味においては。やはり、期待したいのは苔口でしょうか。
今季初ゴールは前回岐阜戦でのオウンゴール―――ケチのつきはじめ、ということで言えば、彼以上に悔しさを噛みしめている選手も居ないかと。
思い起こせば2年前のホーム岐阜戦で決勝ゴールを挙げ、ホーム初勝利に貢献したのが苔口でした。2年前と言えば、この時期に15戦連続未勝利などという不名誉きわまりない状況に陥っていた中、最下位にまで落ち込んでいたチームを救うゴールを挙げて勝利に導いたのもまた、苔口でした。
ならばこそ。
やらねばならないことは、シンプル。いまいちど、チームを救え!と。
もちろん、ひとりでできることではありません。白崎や宮吉ら攻撃陣の活性化無くしては成し遂げられないことでしょう。
だったら、やるしかない。やりとげるしかない。
勝つために、すべてをやり尽くす。
単純にして明快。そのシンプルなプランを、結果にまで、勝利にまで結びつけねば。

現在3チームともに1勝1敗となっているTOP OF 北アルプス。
しかしながら、得失点差-2で最下位のカターレにとっては、勝てなかった時点でもう終了と言っていいでしょう。むしろ、前回岐阜戦でやられた3ゴールをそのまま返すくらいでなければ、タイトル奪取もおぼつかないことでしょう。
最低でも勝利、勝利しかないところを勝利。
無論、ここまで数々のワースト状態であるところのカターレが成し遂げるには困難なミッションであることは事実でしょう。
それがどうした。
できるかどうか、じゃない。やるしかないんだ。
負けは、もうたくさん。もう、負け試合なんて観たくない―――そんなホームのファン・サポーターにとっての切なる願いを、ここで叶えねばどうするよ?
4試合ある9月のホームゲームの緒戦。いうまでもなく、4戦全勝が目標。
できるかどうか、じゃない。やるしかないんだ。だったら、勝て!!!
勝って、まだカターレが終わってなどいないことを証明せよ!!

勝たれ!!!富山!!!!
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