能登・輪島市の中心部にある能登のお祭りの伝承館「キリコ会館」を見学しました。(北陸・能登の旅⑤)
キリコとは巨大な御神灯で、「切子燈籠」のこと。能登地方最大の祭りに登場するキリコは、4本の柱にこの地方の伝統工芸である、漆、金箔、彫刻が競い合って製作され、江戸時代には高さ10mに及ぶものまで登場したと言われるが、電線が張り巡らされた現代では、4~6m物が主体で、大小合わせると700~800体があると言う。
7~9月には各地で祭典のキリコが見られるというが、それ以外の日に観光客が見られる「キリコ会館」には約20本、重さ2トン、高さ15mのものから幼児がかつぐかわいいものまで展示されていました。
下画左は像は、2階から見たキリコの展示場。右は、説明を受けながらキリコを見上げる、能登旅行同行の皆さん。小画像は巨大なキリコです。
2階からのキリコ。 キリコの説明を聞く。異様な高さです。