教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「赤ちゃんポスト」が完成

2007年05月04日 14時18分52秒 | 出産・育児

 熊本市慈恵病院蓮田晶一院長は、5月1日に病院内に作ったていた赤ちゃんポストの除幕式を開いた。熊本市保健所による安全性の現場確認を受け、今月中旬にも「こうのとりのゆりかご」の名前で運用を始める。横浜市南区井土ケ谷中町の住宅の玄関先に、4月19日にへその緒がついたままの女の赤ちゃんの遺体が放置された事件も有りました。病院なので安心ですが、賛否両論があります。赤ちゃんポストを設置した1つの病院だけでは、解決出来ないくらい難しい問題です。全国的規模で、対応しないといけないと思います。生まれ立ての赤ちゃんが捨てられないように皆に分かり易く、保護する施設への案内を分かりやすいところに看板立てたり、掲示板を出す。赤ちゃんを見つけた人が困らなくて、助けられると思います。事情があり困っている妊婦さんが安心して産めるところが必要です。 厚生労働省や地方公共団体、日本医師会、社会福祉協議会の協力で、全国にサポートとして貰える指定施設、提携病院のネットワーク作りをし、受け入れ体制を作って下さい。

 

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国立大学の交付金「教育と研究」に区分

2007年05月04日 13時06分02秒 | 受験・学校

 政府の規制改革会議、議長・草刈隆郎、日本郵船会長は、運営にかかわる交付金を「教育目的」に一元化し、研究への助成は成果に応じた配分とするよう求める意見書をまとめた。公費の支出目的を教育と研究に明確に区分したうえで、競争原理の導入を目指す。近く、政府の教育再生会議や文部科学省などに提出する。  規制改革会議の意見書では、『「教育」に必要な経費と「研究」に対する助成の区分があいまいな国立大学法人運営費交付金・年間約1兆2000億円などの配分方法の見直しを求める。「国が一部の専門家の評価に基づき評価し、配分する仕組みはとるべきでない」と記し、』文部科学省の裁量による予算配分をなくすための具体策を示した。

最近大学院での文部科学省「科学研究費補助金」の不正流用や不正使用が多く問題になっている。朝日新聞の「素粒子」 でも取り上げられているぐらいである 。私立大学も含め再点検が必要である。庶民感覚からすると大金である。大学全入時代の幕開けで、国立大学も私立大学との競争を余儀なくされる時代である。「親方日の丸」では、立ち行かなくなったと言える。教育設備を充実しないと学生も来ない指摘した国立大学の教授もいる。大学の施設や設備、研究施設を良くする必要がある。設備の良い旧帝大系と他の旧国立二期校の教育設備や研究施設を見ると格差があると思う。同じ学費では学ぶ学生に不公平感が生まれる。国立大学間の格差是正が出来ないかと思います。教育経費とは、どこまでの範囲まで考えるのか分かりにくいです。運営補助金の「研究」費用と「教育」必要経費との区分を明確するべきです。 理工系学部は、実験施設や研究設備の費用も入り、二つ区別は難しいのでは有りませんか。公表し明確に説明をしないと分かりにくい問題です。今後競争原理を大学に導入して研究業績を上げていない大学への「科学研究費補助金」や「運営補助金」の削減に繋がると思われます。地方の国立大学の存亡が、掛かっています。今すぐに研究成果が上げられない文科系研究者は、今後10年以上の長い研究は出来無くなり、不利な条件での研究生活を余儀なくされる可能性もある。

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