教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

合格者の半数が進学 高卒認定試験

2007年05月21日 20時33分23秒 | 受験・学校

文部科学省の調査で゛、2006年度の高校卒業程度認定試験の合格者約9000人にアンケートし、2760人から回答を得たが、内訳は大学に入学したのは29.2%、短大に入学したのは5.5%、専門学校入学したのは15.4%で、50.1%になっていたことが分かった。大学入学資格検定だった2001年度の調査の39.1%と比べて約1割増えていた。登校拒否やいじめで高等学校に行くのが嫌になった高校校中退者や引きこもりになった人、家庭の事情や経済的に恵まれなかったり、病気になったり、身体的障害により高校に行けなかった人達への救いの道となりますし、年齢に関係なく勉強したいと言う意欲を持った人達へのパスポートとなると思います。高等学校を卒業していなくても皆に大学や専門学校、資格試験取得の道が有れば良いと思います。学習意欲の有る人達のために勉学の道を開くことが、教育の機会均等の原則です。大学や短期大学、専門学校に入ればみんなの学習の刺激となりますし、高校卒業認定試験に合格した人達は、自分の目標を持って自分の人生を歩めると思います。高校からストレートに大学に合格することが、人生では有りません。高校卒業資格認定試験に合格された皆さん、頑張られた努力の成果を御自分のそれぞれの道で生かして下さい。御自分の目標と希望を達成する為に頑張ってください。心から応援させて戴きます。

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