文部科学省の外郭団体の調査で、全国の私立大学で1年間に中途退学した大学生の数は、約5万5000人に上ると言う実態が初めて明らかにされた。
日本私立学校振興・共済事業団私学経営相談センターが、2006年に実施した2005年度の「学校法人基礎調査」に大学中退者に関する項目を加え回答を纏めた。 大学院大学などを除く、ほぼ総ての私立大学の550校の中退者は5万5497人に上り。在籍した学生数約193万人の2・9%に当たる。国立大学の大学中退率は1・6%で、茨城大学内田千代子准教授の2004年度調査を上回った。 昔よりは、私立大学のキャンパスも綺麗になり設備や研究施設も良くなっていますが、教授陣を充実し、魅力ある私立大学にする必要が有ります。 自分の希望する大学像と違ったり、入学後希望する大学ではなかった場合退学する学生も多いのだと思います。ちょうど今の時期、自分のこれからの進路や目標について考え、思い悩むことが多く、五月病になりやすい時期にも当たっています。希望する大学で無かったり、希望学部でなかった場合は失望して再受験する学生も出て来ると思います。来年度の国立大学を目指す学生も出て来るとのでは有りませんか。これからは、私立大学同士の転入制度や大学内での転学部制度の緩和も必要ではありませんか。 |