教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

いじめで統合失調症、元同級生らに賠償命令・広島地裁

2007年05月25日 14時02分38秒 | 受験・学校

 同級生からいじめを受けて登校拒否になり、統合失調症を患ったとして、広島市内の中学校に通っていた元生徒の男性・19歳と両親が、元同級生の4人とその保護者、広島市、広島県に慰謝料など計約2600万円の損害賠償を求めていた訴訟の判決が5月24日に、広島地方裁判所であった。広島地裁の能勢顕男裁判長は、「長期間のいじめが統合失調症を誘発したと認定するとともに、教師は適切な措置をとる義務を怠ったとし、市と県、同級生、一部の保護者らに計約830万円の支払いを命じた。」  同判決によると、「この男性は中学2年生だった2001年5月頃から、同級生4人から首を絞められたり、小石を投げつけられたり、文房具を奪われて、壊されたりするいじめを受け始めた。2002年6月に不登校となった後も自宅に押しかけられて暴言を吐かれるなどして精神的に追い詰められ、2002年11月に統合失調症と診断された。 教師は、男性が首を絞められているのをじゃれあい程度だと思い、漫然と放置していた。元同級生たちによる長期にわたるいじめ行為が人格を著しく損ない、統合失調症を発症する原因のひとつとなったとした。さらに教師がいじめを注意したり、男性から事情を聴いたりする義務を怠ったと指摘し、『こうした教師の姿勢に何ら疑問を抱かない広島市や広島県にも大きな問題がある』」とした。この中学校の担任の先生もいじめに真剣に取り組まず、対応しなかったのが問題です。いじめや非行は小さいうちに摘み取らなくて為らないならないのが、生活指導の鉄則で基本です。見過ごしていたのは、教育者とし許されません。この中学校が、学校全体としていじめ問題に真剣に取り組まず放置していた学校と言えるのではないでしょうか。無責任な学校と言わざるを得ません。今後いじめから精神的に立ち直られ、心身ともに元気になられる日が来ますように心からお祈りしています。御自分の進むべき道を見出して下さい。 

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弘前大学医学部県内枠合格者増えず

2007年05月25日 13時30分17秒 | 受験・学校

 青森県内の医師確保と定着を狙い、弘前大学医学部医学科が2007年度の推薦入試から、県内枠を15名から全国最大規模の20名に拡大したが、医学部一般入試の合格者が9名から2名に激減したため、全体の青森県内合格者が25名から24名と減少した。2006年度に県内枠を初めて導入したが、2年連続の減少となり、 医学部一般入試で合格水準にある受験生が、県内枠に流れ込む構図で、合格者増につながっていないことが分かった。
 弘前大学は、医学部推薦入試の県内枠を地域医療対策の一つに掲げ、2006年度に初めて15名の青森県内枠を設定した。今回の2007年度の医学部入学試験で、後期日程の定員5名を振り替え、県内枠を計20名に拡大した。しかし、青森県内合格者は計24名。2006の本県合格者も県内枠ぬえ15名に、医学部一般入試9名と医学部学士編入学1名の計25名で、小幅ながら2年連続の減少となった。弘前大学の医学部の推薦入試は、大学入試センター試験や面接、小論文などで合否が決まるが、青森県内のある進学高校の進路担当者は、「弘前大学医学部を希望する現役受験生のほとんどが、医学部推薦入試と一般入試の二段構えで臨む」と指摘している。学力のある生徒は、一般入試でも通用するが、大学入試センター試験を終了後弘前大学医学部推薦入試に出願し、合格を手にするという。 推薦入試に届かなかった受験生は、全国の受験生と医学部一般入試を受験することになる。その結果、「全国的に医学部の難易度は上がっており、合格は厳しい」と分析している。
 弘前大学医学部の佐藤敬学医学部長は「地元合格者の増加を期待していたので残念。医師確保には入学だけでなく、授業の工夫や研修医の確保など多面的な対応が必要」と話している。厚生労働省も日本医師会も医師不足と地域医療の充実と医師数確保に取り組んで来ていますので、この医学部県内枠の良い制度が生きてくると思います。今後の傾向として各県大学の医学部に増えて行くと思います。青森県内枠の医学部合格者数で、2年や3年では成果は出なくても、頑張って下さい。これから6年後には、きっと花が咲きます。地域医療の発展と地域住民の皆様方のためにも医学部県内枠制度が生かされますように頑張って下さい。

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香川大学百日咳流行で臨時休業

2007年05月25日 12時47分22秒 | 受験・学校

平成19524

 

医学部学生各位

医学科科 1年次生~6年次生

看護学科 1年次生~4年次生

香川大学医学部長

 

百日咳流行による臨時休業の実施について(お知らせ)

医学部学生の間で百日咳が流行していますので、5月25日(金)から6月3日(日)の間臨時休業とします。

なお、臨時休業期間中は下記の事項に注意し流行を防止してください。

 

1.      感染防止のため保健管理センター以外立ち入り禁止とする。(医学部地区及び幸町地区)

     全学共通教育科目にも出席しないこと

     附属病院で診療を受ける場合は、事前に保健管理センターで相談すること。

2.      いっさいのサークル活動の停止(医学部キャンパス外も含む)

3.      5月25日に予定されていた、検尿検査は延期します。


問合せ先:香川大学学務室

  TEL 087-891-2072 / 087-891-2068


 香川大学医学部は、5月24日に、医学、看護両学科の学生42名が百日ぜきとみられる症状を訴えた為、5月25日から10日間休講すると発表した。
 百日ぜきは細菌感染症の一種で、激しいせきを繰り返すのが特徴です。香川大学医学部によると、5月17日に医学科の学生が最初に症状を訴えた。4月に付属病院の医師4名と看護師11名が同じ症状で出勤停止となっており、関連性を調べている。はしかの流行の次は、百日ぜきです。百日ぜきにかかったことがあるかどうか調査をし、これ以上感染が広がらないように百日ぜきの予防接種を実施して下さい。早急に原因究明をして下さい。

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