教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

教師の性的暴行受けPTSD 元生徒が1億円賠償請求

2007年05月11日 21時20分48秒 | 受験・学校

 児童福祉法違反罪で、現在服役中の中学校の男性教諭から性的暴行を受け、中学時代に2年近くにわたり心的外傷後ストレス障害のPTSDになったとして、北海道東在住の10代の女性が、この元教諭と当時の中学校長、地元自治体、北海道を相手取り、約1億500万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地方裁判所に起こしていたことが4月10日に判明した。この女性は中学生だった2004年4月から2年弱にわたり、自宅や校内で、この30代の男性教諭から性的暴行を繰り返し受けたという。

教員の質的向上の為に教員免許状の10年毎の更新が言われていますが。この事件のニュースを見まして教員の人間性と適格性の方が最も大切な問題だと思いました。この中学校の先生の為に、この女性一生心と体に大きな傷を背負ってしまいました。これから精神的に立ち直るのも大変だと思います。中学生時代のこの女性を教育者として精神的に追い詰めたことは許されないことだと思います。PTSDになり睡眠薬や精神安定剤を常用し、リストカットまでしたそうです。かなり精神的に追い詰められたのでしょうね。生徒は、先生の性的道具ではありません。教育者として、教え子を不幸にして良い筈が有りません。人を育て、伯ぐむことが教師の役目です。教え子の幸せを祈るのが、教育者の本当の姿では有りませんか。この先生、教育者と言う前に、人間失格です。どうしてこんな人が教員になったのか、不思議です。教育者としての資質の問題より、一人の人間として、人間性との問題です。精神的にも心も歪んだ性格としか思えませんが。正しい善、悪の判断も出来ないようでは、人と人の間に生きる人間とは言えません。現世で、この先生許されぬ人間としての悪い罪を自ら作ったと言えます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする