『 農水省は12日、国産の食品を買うとポイントで還元される制度を2009年度にモデル実施することを明らかにした。消費者が国産品を選択する仕掛けを作り、食料自給率を引き上げるのが狙い。07年度の日本の食料自給率(カロリーベース)は40%で13年ぶりに上昇したものの、主要先進国の中では依然として最低水準。「国産ポイント」で消費者の心をつかめるかどうか、注目を集めそうだ。 』時事通信
戦前は、「国産品を愛しましょう!」の標語が有ったそうですが。最近国産品の少なくなった家電製品を見ましても、故障しない国産品の良さが分かったように思います。最近の家電製品は、国産品が少なく耐久性が無く、故障ばかりです。昨年から日本の食料品は、偽者ばかりです。消費者は、生産地の表示が有っても、どこの産地か分からず安心して買えない状況です。鰻の産地の偽装や生姜の産地高知県が、中国産生姜を高知産と偽り販売したり、鳴門産のわかめは、韓国産や中国産の混ぜたものであったり、丹波篠山市丹波栗甘露煮が、韓国産のむき栗を原料にしていたりしたり、安い仕入れ値や加工賃で金儲けをしょうとする考えが見え見えで、生産地の信用とブランドを失ったばかりか本当の生産地の国々の人々にも迷惑を掛けたことになります。以前日本人は、海外でエコノミック・アニマルと良く言われたことを思い出しました。金儲けの為に手段を選らばないからと言われましたが。商いは信用が、大切では有りませんか。長年御先祖が、苦労して築き上げられてきた伝統有る名産品の信用を汚し、落としたと言えます。本当に日本人として日本のことを考えてしたことでしょうか。日本人として、日本人を裏切る恥ずかしい行為では有りませんか。生産者と消費者の信頼関係を裏切るものです。安い労賃の発展途上国の食料品を輸入し儲けようとと考え過ぎたのです。その結果消費者は安い輸入品を買い日本の生産農家は、高くて売れなくなったので生産を縮小したり 止めざるを得なくなったのです。生産農家が、消費者が安心して食べることの出来る農作物が作れるように国は農業政策を実施して下さい。食料自給率を上げ、日本人の食料を確保することは「日本人の生命と暮らし」を守ることになります。いつ戦争や局地紛争、天災、大飢饉で、海外から食料品が輸入されなくなるか分からないと思います。明日8月15日は、太平洋戦争が終わった63日年目の日です。戦争中戦地で食料不足で餓死した兵隊さんのことも思い、この日本の平和が、幾多の戦死者の尊い命と戦争犠牲者の血であがなわれていることを忘れてはなりません。平和と食料の大切さを皆で考え直して見ましょう。