教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

高校入試採点、新マニュアル 県教委が完成 兵庫

2009年12月24日 12時06分26秒 | 受験・学校
『 高校入試の採点ミス問題をめぐり、兵庫県教委は18日、「採点業務マニュアル」(A4判27ページ)を県内の約180校と市立高がある6市教委に送った。来春の入試から活用するという。 関西の大手学習塾の講師は「内申点の占める割合が高いことも気が緩む原因なのでは」と指摘。「発覚していなかっただけで、過去にもミスがあるはず。非常に不信感を抱いている」と話した。 』は再発防止委員会の指摘を反映。(1)採点後と集計後に各2回、別々の教職員が点検したうえで、答案全体を見直す検証作業を加える(2)採点・集計には試験当日を含めて3日間かける(3)作業時間の1~2割を休憩にあて、作業は連続1時間以下を目安とする――などとしている。』2009年12月21日アサヒコム
122校で採点ミス「意識が甘い」と教育長 兵庫県立高校入試 (1/2ページ)  2009.4.20 21:20 産経新聞
 『兵庫県教委は20日、今春の県立高校入試で受験者2万4880人のうち1447人の答案で計1522件の採点ミスがあったと発表した。 学力検査を行った142校3分校のうち、約84%に当たる122校で何らかのミスがあり、正しい得点よりも30点減点されていたケースもあった。県教委では合否判定には影響がなかったとしている。 受験生1人が答案の開示請求を行いミスが発覚したことを受け、県教委は全受験生の答案について再点検を進めていた。 ミスの内訳は記述問題で部分点を積算し忘れるなどの集計ミスが645件、漢字を間違っているのに気付かないなど不正解を正解としたのが559件、正解を不正解としたのが318件だった。 県教委は今後、外部委員会を設置して再発防止へ向けて取り組むとともに、答案が保存されている過去5年分についても再調査する方針。合否に関わるミスが見つかった場合は「合格を取り消すなど、受験者に不利益になるような判断はしない」としている。 大規模なミスの発覚について、この日会見した大西孝県教育長は「教員の意識が甘いといわざると得ない」と謝罪。解答用紙の様式や、長時間にわたる採点作業などをミスの背景としてあげた。 』
続・ 2/2ページ  
『「非常に大きい数字で驚いている」 県立高校入試の採点ミスについて20日、会見した大西孝教育長は、率直な感想をこう述べた。中には受験生の5人に1人の割合で採点ミスがあった学校もあったが、原因究明のための聞き取り調査はこれから。大西教育長は自らの責任について問われると、「しかるべく責任を取るような形でやっていきたい」と唇を結んだ。 会見で、大西教育長は「合否に影響がなくてまだ良かったが、ミスはたとえ1件でも大きいし、あってはならない」と強調。原因を問われると「単純ミスの積み重ね。しっかりやれば間違いは出ないはずだが、出てしまった。採点の実態を分析し、次の試験には万全を期したい」とした。 採点ミスは、教科別では社会402件▽国語367件▽理科356件▽英語270件▽数学127件-の順に多かった。 内容では、集計ミスが645件と全体の42・4%を占め、採点時に部分点として答案に書き込まれた数字が積算されていなかったケースが目立った。また、「国際連合」を正解とした社会の設問では、「国連」でも正解にするよう基準を定めていたが、従っていなかった学校があるなど採点の扱いに各校でばらつきがあった。 今後設置する予定の再発防止委員会には、外部の有識者をはじめ保護者、校長、教諭らを集め「実態を精査し、対策を検討する」という。再点検する方針の過去5年分の入試について、県教委は「受験生にとって不利益があれば、できる限りの救済を行う」とし、夏休み前までに点検を終えたい考え。 』
今春の兵庫県立高校入試で受験者2万4880人のうち1447人の答案で計1522件の採点ミスが有ったのなら 当然合否判定に影響が有ると思います。 学力検査を行った142校3分校のうち、約84%に当たる122校で何らかのミスがあり正しい得点よりも30点減点 されいたのでは不合格になった受験生も現実にはかなりいるのではないでしょう。不合格になった受験生を責任を持って救済をすべきです。 何らかのミスとは、何の意味か分かりませんし、調査する必要が有ると思います。答案が保存されている過去5年分についても本当に採点ミスが無かったかどうか分かりません。 受験生1人が答案の開示請求を行いミスが発覚したことは情けないことです。関西の大手学習塾の講師は「内申点の占める割合が高いことも気が緩む原因なのでは」の指摘、内申書重視で、学力テストの点数をおろそかにしてはいけないと思います。長く定着している兵庫方式による兵庫県立高校入試の制度も再考の時に来ているのでは有りませんか。今まで『発覚していなかっただけで、過去にもミスがあるはず。非常に不信感を抱いている 』の意見通、兵庫県立高校への受験生や保護者の信頼と期待を裏切るもので有り、兵庫県立高校としての信用を失った採点ミスと言えます。兵庫県立高校を受験した15の春の受験生を泣かさないように追跡調査をし、兵庫県教育委員会も責任を末等すべきです。
今後兵庫県立高校の高校入試で採点ミスが起きない様に採点ミス防止マニアルと採点確認作業を実施しないと 県立高校離れにも拍車が掛かるのではないでしょうか。兵庫県立高校の高校入試の採点に当たる高校の先生は、教育のプロです。1552件の採点ミスをして世間の人は何と思うでしょうか。採点ミスが、現実問題として多過ぎるのでは有りませんか。許されるミスの範囲を越えています。責任感が無い教育者が多過ぎます。此れでは、私立の進学中高一貫校の多い兵庫県では、私立高校と県立高校の学力格差が拡大し、県立高校は負け組みになります。
長年兵庫県で、英語塾されているN先生は 寝とぼけているのではないかと言われました。「意識が甘い」と大西孝兵庫県教育長の発言よりも高校入試の大切さへの認識が甘い、無いと言えます。兵庫県立高校と言う県立の長年ぬるま湯に浸かり、胡坐を掻いてほったらかしにする悪しき「護送船団方式」、親方日の丸の時代はもう既に終わりました。時代錯誤もはなはだしいと言えます。兵庫県民の保護者ニ申し訳無いでしょうか。兵庫県立高校が、関西の教育界からの信頼感を失うようなことの無いように努力すべきでは有りませんか。兵庫県立高校としての信頼回復が第一です。

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