教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

検審議決:柔道練習中に障害、中学教諭の不起訴不当…横浜

2009年12月12日 18時04分29秒 | 受験・学校

 『横浜市青葉区の市立奈良中学校で04年、柔道部の元男子生徒(20)が練習中に重い脳障害を負う事故があり、傷害容疑で書類送検され、不起訴となった元顧問の男性教諭(31)について、横浜第1検察審査会が不起訴不当と議決していたことが11日分かった。議決は2日付で業務上過失傷害容疑での再捜査を求めている。同容疑の公訴時効は今月23日。 審査申立書などによると、元顧問は04年12月、約2週間休んだ元男子生徒を練習に参加させ、休憩をはさまずに約10分間、投げ技や絞め技を連続してかけ、元男子生徒に記憶障害や視覚障害を負わせたとされる。横浜地検は今年10月、元顧問を不起訴処分とし、元男子生徒が検審に審査を申し立てていた。 検審は、故意ではなかったとして「傷害罪は不起訴とせざるを得ない」としたが「重大な障害を引き起こす可能性は予見できた」と判断。注意義務違反を指摘し、業務上過失傷害罪が成立すると結論付けた。』2009年12月12日 9時54分毎日JP

元顧問は 『2004年12月、約2週間休んだ元男子生徒を練習に参加させ、休憩をはさまずに約10分間、投げ技や絞め技を連続してかけ、元男子生徒に記憶障害や視覚障害を負わせたとされる。』約二週間休んでいた生徒を練習に参加させ休憩を挟まずに 投げ技や絞め技を連続してかけたのは練習と言うよりしごきです。柔道部の生徒を扱いて強くなると思っているのでしょうか。科学的な練習法をなぜ取れいれないのか。昔ながらの制裁的なしごき練習では強くならないと思います。この男子生徒体を悪くして休んでいたのか。何か理由が有ったと思います。横浜第1検察審査会が、重大な障害を起こすという予見可能性を認めたと思います。講道館柔道の創始者嘉納治五郎先生の柔道修行の目的は、「攻撃・防御の練習によって身体を鍛練して強健にし、精神の修養につとめて人格の完成をはかり、社会に貢献することであると示されています。」の目的に反するのではないでしょうか。柔道の技や強くなることだ目指し、柔道の精神を忘れていたのではないでしょうか。この中学校の柔道の元顧問の男性教諭が、柔道の指導者としての適格性の問題に欠けていたのではないでしょうか。嘉納治五郎先生は、1932(昭和7)年から講道館医事研究会を組織し医学的課題にも取り組まれた。柔道の練習中に重い脳障害を負う事故を起こすなど嘉納治五郎先生の『自他共栄』の教えにも反するのではないでしょうか。

☆講道館のホームページより一部引用

柔道の目的

柔道は、あらゆる年齢層の人々に親しまれています。講道館でも、6歳から80歳を超す高齢者まで、年齢、そして性別、職業、国籍に関係なく、大勢の人々が柔道に励んでいます。このなかには、強くなりたい一心の人、弱いからだを鍛えたい人、自分の精神を練りたい人、快い汗を楽しみたい人、安全の能力を身につけたい人、柔道の指導者になりたい人、現に指導に熱中している人などさまざまな人がいます。こんなにいろいろな年代の、いろいろな目的を持った人たちを共通にひきつけている柔道とは一体なんなのでしょうか。 嘉納師範は、一般に言いならわされていた柔術を柔道として単に技を修得するだけでなく、天下の大道を学ぶものとし、その教育場を「講道館」と呼んだのです。講道という語には、道を学び、明らかにし、実践するという意味があり、講道館柔道と名付けて柔道の本質を明らかにしているところに、嘉納師範が、いかに道を重んじ、その修行を一生の大事としていたかを知ることができます。嘉納師範は、柔道修行の目的は、攻撃・防御の練習によって身体を鍛練して強健にし、精神の修養につとめて人格の完成をはかり、社会に貢献することであると示されています。柔道は、あらゆる年齢層の人々に親しまれています。

身体と精神を最も有効に働かせる」、これが柔道の根本原理で、この原理を技の上に生かしたのが「作り」と「掛け」の理論となります。 「作り」は、相手の体を不安定にする「くずし」と、自分の体が技を施すのに最も良い位置と姿勢をとる「自分を作る」ことから成り立っています。「掛け」は、この作られた一瞬に最後の決め手を施すことをいいます。この「作り」と「掛け」は、柔道の根本原理に従った技術原理ということができます。互いに、精力善用・自他共栄の根本原理に即した作りと掛けを競い合う間に、自然とこの根本原理を理解し、体得して、社会百般の実生活に生かそうとしています。「技から道に入る」わけです。 嘉納師範は、一般に言いならわされていた柔術を柔道として単に技を修得するだけでなく、天下の大道を学ぶものとし、その教育場を「講道館」と呼んだのです。講道という語には、道を学び、明らかにし、実践するという意味があり、講道館柔道と名付けて柔道の本質を明らかにしているところに、嘉納師範が、いかに道を重んじ、その修行を一生の大事としていたかを知ることができます。嘉納師範は、柔道修行の目的は、攻撃・防御の練習によって身体を鍛練して強健にし、精神の修養につとめて人格の完成をはかり、社会に貢献することであると示されています。

◎嘉納治五郎師範の教え

精力善用

いかなる場合でも、その目的を果たすためにもっとも効力あるように己の心身の力を働かせること

自他共栄

自己の栄えのみを目的とせず、助け合い、譲り合い、融和協調してともに栄えることを目指すこと

柔道修行の究竟の目的

柔道は心身の力を最も有効に使用する道であるその修行は攻撃防御の練習に由って身体精神を鍛錬修養し、その道の神髄を体得することである。 そうして是に由って己を完成し世を補益するのが柔道修養の究竟の目的である。

教育のこと

一人の徳教,広く万人に加わり,一世化育遠く百世に及ぶ.教育のこと,天下にこれより楽しきものはなし.英才を陶鋳して兼ねて天下を善くすその身亡ぶといえども余薫とこしえに存す。

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昼休みの教室で大麻譲渡の疑い 大阪府立高3年生を逮捕

2009年12月12日 11時59分42秒 | 受験・学校

『大阪府警は11日、大阪の府立高校の教室で大麻を級友に譲り渡したとして、同校3年の男子生徒(17)を大麻取締法違反(譲渡)の疑いで10日に逮捕したと発表した。男子生徒は「間違いありません」と容疑を認めているという。 少年課によると、男子生徒は11月6日と9日、いずれも昼休み中に教室内でクラスメートの男子生徒(18)=同法違反(所持)の非行事実で家裁送致=に、ポリ袋に入った乾燥大麻計約1.09グラムを譲り渡した疑いが持たれている。同課によると、譲渡容疑で逮捕された男子生徒は「ウィード(大麻の隠語)あるけど買わないか」と持ちかけたといい、計9千円で売る約束をしていたという。府警はこの生徒を11日に大阪地検堺支部に送検し、12日以降、入手経路などについて話を聞く方針。 大麻を譲り受けたとされるクラスメートの男子生徒と、その友人で2年生の男子生徒(17)の2人は、校内のトイレでパイプを持っているところを教諭に見つかり、府警の捜査で自宅の机の中に大麻を隠し持っていたことがわかったとして、11月13日に同法違反(所持)容疑で逮捕された。府警によると、2人は調べに「ガラス製の市販のパイプを使って、1年ぐらい前から学校や自宅で吸っていた」と供述しているという。  同校の校長は11日に会見し、「前回の逮捕からこれ以上広がらないことを祈っていたが、学校が取引の現場になったことはショックだ。今後何らかの方法で状況把握をしたい」と話した。 少年課によると、昨年同法違反容疑で府警に検挙・補導された少年は27人だったが、今年は11月までにすでに38人にのぼっているという。 11月13日に男子生徒2人が逮捕されたことを受け、大阪府教委は同25日、各府立学校長に薬物乱用防止教育の徹底を通知。ホームルームや学校行事で薬物の危険性を指導するよう指示していた。府教委の担当者は「即効性のある対策はなかなかないかもしれないが、子どもたちに薬物の怖さを粘り強く伝えていくしかない」と話している。』2009年12月11日23時36分アサヒ・コムトップ

日本の大学生の大麻使用が問題化すれば、知らない内に高校生の間でも大麻使用が浸透して来ているのです。大阪府教育委員会も麻薬や大麻の薬物の専門家を各学校に招いて講習会や薬物乱用防止教育を実施しないと中学校へと広がり大麻の吸引も段々低年齢化して行く可能性も有ります。大阪の府立高校のトイレでの大麻の吸引や教室での大麻の売買などこの高等学校の生活指導にも問題が有ります。高校として2人の高校生が大麻取締法違反で逮捕されたのですから、高等学校として教育的なけじめを付ける事が必要です。他の生徒への影響も大きいと思います。思慮分別やものの善悪を教える事の重要さが今の学校教育では忘れています。高等学校として教育的けじめを大麻を使用した2人の高校生への諭にも繋がるのではないでしょうか。この2人の高校生は調べに対して「ガラス製の市販のパイプを使って、1年ぐらい前から学校や自宅で吸っていた」と言っていますから、本格的な大麻の常用していたといえます。高校生にもかなり大麻の使用が、現実には浸透して来ているのではと思います。高等学校や大阪教育委員会の把握しているよりは、高校生の大麻の吸引ものが多いのではないかと思います。各高等学校とPTA、保護者の協力で真剣に取り組まないと高校生から小学生まで、大麻を使用していると状況にならないようにすべきだと思います。いつまにか忍び寄る大麻や麻薬、覚せい剤の怖さと言えます。知らぬか仏では、学校の先生も親御さんも取り返しの付かないことになるのではないでしょうか。大麻使用の問題は、大阪府教育委員会は、各府立学校長に薬物乱用防止教育の徹底やホームルームや学校行事で薬物の危険性を指導することも大切ですが、高校生の心の悩みとも関連性がある問題なので心のケア、相談も充実すべきでは有りませんか。

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