『 「子どもの権利条約」の国連採択から11月20日で20年を迎え、東京のフリースクールに通う子どもたちが「不登校の子どもの権利宣言」をつくった。学び方を選ぶ権利を求め「共に生きやすい社会を」と大人に呼びかけている。 前文と13の条文から成る権利宣言は、「東京シューレ王子」(東京都北区)に通う10代の子どもたち15人がつくった。 前文は「私たち子どもはひとりひとりが個性を持った人間です」と始まり、「子どもの声に耳を傾け、個々の価値観を尊重してください」と訴える。第1条にうたったのは「学校へ行く・行かないを自身で決める権利」。他にも「競争に追いたてたり、比較して優劣をつけてはならない」などやめてほしいことを挙げたほか、「他者の権利や自由も尊重します」と自分たちの気構えも盛り込んだ。「まずは権利の存在に気づかなければ」と、最後の第13条には「子どもの権利を知る権利」をうたった。 23日に「東京シューレ葛飾中学校」であったシンポジウムでは、権利宣言にかかわった13~16歳の4人が思いを語った。 きっかけは昨年春。ユニセフの活動や子どもの権利条約を紹介する施設を見学した際、「君たちは幸せだ。ご飯を食べられ、学校に行けて戦争にも駆り出されない」と言われたことだった。 重い言葉だった。自分たちを見つめ直そうと権利条約について勉強し、話し合いを重ねた。学校が合わなくて苦しんだ自分たちはどうしたらいいか。「甘えている」「わがまま」といった言葉にどうこたえればいいのか。 今年は全国の不登校の子どもが交流する合宿も20年の節目を迎えるため、自分たちの気持ちを宣言にまとめることにした。40時間の討議を重ね、最後は「へとへとだった」という。 参加した千葉県松戸市の工藤健仁(けんと)さん(16)は「他のフリースクールの生徒ともやりとりしながら自分たちに合うようさらに編み直し、広めたい」。宣言の全文は東京シューレのサイト(
http://www.tokyoshure.jp/)で見られる。』2009年12月5日アサヒコム
不登校になつたのは、皆原因が有ると思います。 自分の要因なのか、他からの要因いろいろ有ると思います。原因が有り、結果として不登校になったのです。いじめに有ったり、暴力を受けたり、勉強嫌いと
いろいろな原因が有ると思います。
不登校になったのはなぜだろうかと素直に自分自身に問い直して下さい。不登校は、自分自身を見つめ直す良い機会であり、時期でもあるのではないでしょうか。不登校の子どもたちが「権利宣言 」の前文は「私たち子どもはひとりひとりが個性を持った人間です」と始まり、
今の学校教育で忘れられている子供達一人一人の個性を尊重する
大切さと「子どもの声に耳を傾け、個々の価値観を尊重してください」と
教育現場で、先生方が生徒の話や声を聞き入れて欲しいと言う願いは皆生徒が日常持っていることかも分かりません。
第1条に「学校へ行く・行かないを自身で決める権利」、学校に行く、行かないは、親や先生が決めることではなく子供達の決めることです。学校へ行かないのなら如何するのかも不登校になっている皆で真剣に考えて見て下さい。「競争に追いたてたり、比較して優劣をつけてはならない」など止めて欲しいと掲げたのは、今の有名難関国立大学に合格する為の受験本位の勉強と偏差値重視の競争に嫌気を刺したり、疑問に思っていると思いますが、不登校の子供達以外の子供達も皆そう考えていることと思います。試験の成績を重視し、優劣を付けている今日の学校教育の矛盾と入試制度への問題点とも思います。「他者の権利や自由も尊重します」と自分たちの気構えも盛り込んだと書かれていますが。抽象的で本当の意味が分かりません。
最後の第13条には「子どもの権利を知る権利」は、子供の何を知る権利なのか皆に説明する必要が有ります。もちろん不登校の子供達にも学習権は保障されるべきです。学校へ行く、行かないは子供達の自由です。将来勉強をしていないと社会生活、大事な仕事、日常生活を送るのに自分自身が困ります。その点をどう考えているのでしょうか。学習することの実学的な意味も、実世活に役立つ面も把握しているのでしょうか。何時間議論しても空理空論です。
誰も他人は親切に教えてくれません。アフリカでは、地球温暖化の影響による食料危機で飢餓に苦しんでいる子供達もいることを忘れてはなりません。戦争の無い日本の子供達は幸せです。
学校に行かないのであれば、高等学校卒業程度認定試験を受けなくてはなりません。
不登校、以前の言い方の登校拒否になっても悪いとは言いません。石原慎太郎東京都知事も神奈川県立湘南高等学校時代一年間の不登校を経験したそうです。皆青春時代の挫折や失敗を糧に乗り越え成長したのです。今の学校教育制度になじめない個性を持った子供とも言えます。自分自身の目標、将来の夢と希望を持ち、不登校の子供達も自分の見出したそれぞれの道を歩んで下さい。