教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

不登校の子どもたちが「権利宣言」 価値観の尊重訴え

2009年12月05日 21時44分59秒 | 受験・学校
『 「子どもの権利条約」の国連採択から11月20日で20年を迎え、東京のフリースクールに通う子どもたちが「不登校の子どもの権利宣言」をつくった。学び方を選ぶ権利を求め「共に生きやすい社会を」と大人に呼びかけている。  前文と13の条文から成る権利宣言は、「東京シューレ王子」(東京都北区)に通う10代の子どもたち15人がつくった。 前文は「私たち子どもはひとりひとりが個性を持った人間です」と始まり、「子どもの声に耳を傾け、個々の価値観を尊重してください」と訴える。第1条にうたったのは「学校へ行く・行かないを自身で決める権利」。他にも「競争に追いたてたり、比較して優劣をつけてはならない」などやめてほしいことを挙げたほか、「他者の権利や自由も尊重します」と自分たちの気構えも盛り込んだ。「まずは権利の存在に気づかなければ」と、最後の第13条には「子どもの権利を知る権利」をうたった。  23日に「東京シューレ葛飾中学校」であったシンポジウムでは、権利宣言にかかわった13~16歳の4人が思いを語った。 きっかけは昨年春。ユニセフの活動や子どもの権利条約を紹介する施設を見学した際、「君たちは幸せだ。ご飯を食べられ、学校に行けて戦争にも駆り出されない」と言われたことだった。 重い言葉だった。自分たちを見つめ直そうと権利条約について勉強し、話し合いを重ねた。学校が合わなくて苦しんだ自分たちはどうしたらいいか。「甘えている」「わがまま」といった言葉にどうこたえればいいのか。  今年は全国の不登校の子どもが交流する合宿も20年の節目を迎えるため、自分たちの気持ちを宣言にまとめることにした。40時間の討議を重ね、最後は「へとへとだった」という。  参加した千葉県松戸市の工藤健仁(けんと)さん(16)は「他のフリースクールの生徒ともやりとりしながら自分たちに合うようさらに編み直し、広めたい」。宣言の全文は東京シューレのサイト(http://www.tokyoshure.jp/)で見られる。』2009年12月5日アサヒコム
不登校になつたのは、皆原因が有ると思います。 自分の要因なのか、他からの要因いろいろ有ると思います。原因が有り、結果として不登校になったのです。いじめに有ったり、暴力を受けたり、勉強嫌いと
いろいろな原因が有ると思います。
不登校になったのはなぜだろうかと素直に自分自身に問い直して下さい。不登校は、自分自身を見つめ直す良い機会であり、時期でもあるのではないでしょうか。不登校の子どもたちが「権利宣言 」の前文は「私たち子どもはひとりひとりが個性を持った人間です」と始まり、
今の学校教育で忘れられている子供達一人一人の個性を尊重する
大切さと「子どもの声に耳を傾け、個々の価値観を尊重してください」と
教育現場で、先生方が生徒の話や声を聞き入れて欲しいと言う願いは皆生徒が日常持っていることかも分かりません。
第1条に「学校へ行く・行かないを自身で決める権利」、学校に行く、行かないは、親や先生が決めることではなく子供達の決めることです。学校へ行かないのなら如何するのかも不登校になっている皆で真剣に考えて見て下さい。「競争に追いたてたり、比較して優劣をつけてはならない」など止めて欲しいと掲げたのは、今の有名難関国立大学に合格する為の受験本位の勉強と偏差値重視の競争に嫌気を刺したり、疑問に思っていると思いますが、不登校の子供達以外の子供達も皆そう考えていることと思います。試験の成績を重視し、優劣を付けている今日の学校教育の矛盾と入試制度への問題点とも思います。「他者の権利や自由も尊重します」と自分たちの気構えも盛り込んだと書かれていますが。抽象的で本当の意味が分かりません。
最後の第13条には「子どもの権利を知る権利」は、子供の何を知る権利なのか皆に説明する必要が有ります。もちろん不登校の子供達にも学習権は保障されるべきです。学校へ行く、行かないは子供達の自由です。将来勉強をしていないと社会生活、大事な仕事、日常生活を送るのに自分自身が困ります。その点をどう考えているのでしょうか。学習することの実学的な意味も、実世活に役立つ面も把握しているのでしょうか。何時間議論しても空理空論です。
誰も他人は親切に教えてくれません。アフリカでは、地球温暖化の影響による食料危機で飢餓に苦しんでいる子供達もいることを忘れてはなりません。戦争の無い日本の子供達は幸せです。
学校に行かないのであれば、高等学校卒業程度認定試験を受けなくてはなりません。
不登校、以前の言い方の登校拒否になっても悪いとは言いません。石原慎太郎東京都知事も神奈川県立湘南高等学校時代一年間の不登校を経験したそうです。皆青春時代の挫折や失敗を糧に乗り越え成長したのです。今の学校教育制度になじめない個性を持った子供とも言えます。自分自身の目標、将来の夢と希望を持ち、不登校の子供達も自分の見出したそれぞれの道を歩んで下さい。

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園児、座禅に挑戦

2009年12月05日 18時26分12秒 | 出産・育児

『比叡山幼稚園(滋賀県大津市坂本)の年長児64人が3日、近くの門跡寺院・滋賀院で座禅に挑戦した。 園児たちは、お堂の畳の冷たさにふるえたり、凛(りん)とした雰囲気に黙り込んだりしていたが、心の中で数をゆっくり数える方法で気持ちを静め、座禅を組んだ。集中できずにモゾモゾと動く子も、竹林幸祥副園長に禅杖(ぜんじょう)で背中をたたかれると、作法通りに合掌し、約20分間の“寒行”を無事に終えた。 竹林副園長は「仏様の前で般若心経も普段より元気に唱えられた。よく頑張りました」と目を細め、上山莉子ちゃん(6)も「本当のお寺で緊張したけれど、ここで座禅ができて良かった」と話していた。 同幼稚園では比叡山の修行の一つ「坐禅止観(ざぜんしかん)」を月1回、園内のホールで実施。年長児は3年間の仕上げの意味も込め、毎年12月に滋賀院で行っている。』讀賣新聞

比叡山幼稚園の年長児64人が12月3日、門跡寺院・滋賀院で座禅に挑戦するより、座禅を体験したの良いことです。般若心経も上手になり腹式呼吸で、姿勢も良くなり心も落ち着くと思います。比叡山幼稚園では比叡山の修行の一つ「坐禅止観」を月1回、幼稚園内のホールで実施し手いるのは良いことですね。座禅の正しい基本をきっちり幼稚園で教えて貰い、自宅でも座禅が出来るようにになって下さい。小学生になっても学んだ座禅を実践して下さい。この頃すぐに切れる子供達や家庭の教育力低下で基本的な生活規律が身に付いていない小学校1年生のクラスが荒れる「小1プロブレム」の問題も幼稚園から座禅を修業をすることによって一人ひとりの心が落ち着き解決出来るのではないでしょうか。理屈ではなく、腹式呼吸を実行し心を落ち着け無心に座れば子供達も得るものが有ると思います。子供達の姿勢も良くなり、心の安心を自ら体得出来ると思います。保護者のお母さん達も、子供達を見習って、ともかく一緒に座って見て下さい。

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