教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

児童生徒による暴力行為、過去最多の6万件

2009年12月01日 23時07分37秒 | 受験・学校

11月30日20時8分配信 読売新聞

児童生徒による暴力行為、過去最多の6万件
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読売新聞
 『文部科学省は30日、全国の小中高校を対象にした「2008年度問題行動調査」の結果を発表した。 児童生徒による暴力行為は、前年度から約13%、7000件増の5万9618件と過去最多を更新。器物損壊を除く暴力では4件に1件は被害者がけがをして医療機関で治療を受けており、感情を抑制できずにけがを負わせるような実態が浮かんだ。 調査は、文科省が都道府県教委を通じて実施。内訳は小学校6484件、中学校4万2754件、高校1万380件。形態別では、子ども同士が3万2445件で最多。対教師も8120件に上った。対人暴力のうち病院で治療を受けたケースを初めて調べた結果、1万664件に上った。 一方、いじめは8万4648件で、最悪だった06年度(約12万5000件)からは3割減った。「ネットいじめ」も前回から2割以上減の4527件。ただ同省は「学校が見逃している可能性がある」としている。』 最終更新:11月30日20時8分讀賣新聞
学校のいじめと校内、校外暴力事件は、きっちり区別すべきです。なんでもいじめとして扱うのは問題です。生徒間暴力や対教師暴力が増えています。なぜこんなに学校で暴力事件が起こっているのか、文部科学省も教育委員会と協力して、学校での生徒間や対教師暴力行為、暴力事件が増えているのか調査結果を踏まえて、原因を究明して対策を立てるべきでは有りませんか。生徒同士意志の疎通が上手く行かないで自分の思っていることが上手く相手に言えないので、感情的になったり、暴力行為に及ぶのかも分かりませんが。此れは今の大人にも言えることではないでしょうか。昔なら暴力を振るわずにお互いに話し合うのが常識だったように思います。いじめ問題も暴力事件も子供達の国語力不足、国語教育の正しく話し、聞く、書ける能力の欠如も有るのではないでしょうか。生徒同士相手の言い分や話も聞かずにかっとなって暴力を振るう子供達が増えているのではないでしょうか。小さい時からテレビゲームや携帯ゲームで室内で遊び過ぎて、外で子供達同士が遊ぶ機会が少なくなっているからではないでしょうか。小さい子供の時からけんかをした経験も少ないので、口喧嘩も喧嘩の仕方も知らない子供達が多くなってきているのも事実です。小さい時から友達同士もつと外で遊ぶべきでは有りませんか。
対教師暴力は、ベテランの生活指導先生は、殴られてもびびるな!
すが。生徒の方は俺が先生を殴ったと得意満面のゴンタ同士の勲章、手柄を立てたように言いますから、殴られた先生の権威が落ちます。生徒には殴られないようにしないと生徒指導が出来にくくなるのも事実です。生徒を殴っても、生徒に殴られたらあかん、生徒が掛かって来たら生徒の前歯を思い切り叩き折って、頭を冷やさせるのがコツやと柔道の強い亡くなられた高校の生活指導の先生に私は教わりましたが。此れをゴンタな生徒が先生にするのですからたまりませんね。どちらが頭を冷やしているのか分かりません。組合系の人でしたが九州出身の高校で、数学を教えておられたS先生も自分もそんな状況になったら 生徒の前歯を思い切り叩いて折れと言われました。九州男児の荒っぽさと強さ、大阪で育った私と学校での教育の仕方の違いを感じました。熊本県と福岡県で共に九州で高校まで学んだ自分の恩師からの生徒指導の教えられたらしいですが。学校教育法で、体罰が禁止されていても先生が、生徒を絶対に叩くなとは時と状況によっては言えない場合も有ると言うことです。私は、決して体罰容認論者では有りませんが。
先生も人間ですから、感情的になり生徒と喧嘩になり中学校の女性教諭で、前歯を折られた先生もいます。ゴンタな生徒の方も中学生ともなれば喧嘩か慣れしていまして、ゴンタな連中は肝も座っています。先生と生徒の目が合ってすごんで来ても冷静さを失わず。落ち着いている必要が有ります。先生が、一歩生徒より心に余裕を持つことが大切で生徒の行動を先に読む事が出来ます。 喧嘩の強いゴンタな生徒は、喧嘩になれして相手の気持ちを読むのが上手なんですよ。中学校の生活指導を担当されている先生は大変です。問題のある生徒に蹴られ肋骨を折られた先生もいますし、生徒に殴られ上の前歯を折った先生もおられますよ。警察署に生徒を引き取りに行ったり、学校との窓口になって話し合いをされるのが生活指導担当の先生です。中学校の生活指導では、学校の外で生徒が集団暴行事件件を起こしたら限界と言わざるを得ません。義務教育での出席停止問題も真剣に教育再生会議で先送りされましたが、考えるべき時では有りませんか。『B君が私を訪ねてきたのは、彼が23歳の時だった。中学校でいじめに遭い、それから不登校となり、以来ずっと引きこもりとなっていた最初はプロレスごっこだった。技をかけられても我慢していた。しかし、その後「殴ってもお金を強要してもいい存在」となり、精神的にも支配されていった。B君が受けたいじめは壮絶である。いじめのグループにトイレに連れて行かれ、給食に出されたヨーグルトの容器に入れられたオシッコを無理矢理飲まされたという。もちろん、すぐに吐きだしたが、今度はすぐさま別の者に頭からオシッコをかけられたという。それから彼は不登校となり、家にずっと閉じこもるようになった。彼は、親にも先生にもその事件のことを言わなかった。自分は価値のない人間だと思いこみ自殺を図ろうともしたという。当時、彼のいた中学校は、一部の非行グループが、授業にも出ず廊下を徘徊し、先生方の胸ぐらを掴み「ウザイ」「消えろ」などの暴言を吐き、時には暴力も振るっていた。いわゆる〈対教師暴力〉が頻発していたのである。平成17年度に文部科学省に報告された〈いじめ〉は小中学校で17,881件あり、〈出席停止〉になった生徒はわずか7件。同様に〈生徒間暴力〉は14,033件で〈出席停止〉は11件。しかし、この14,033件の中にも〈いじめ〉は多く含まれているに違いない。〈対教師暴力〉は4,431件で〈出席停止〉になった生徒はわずか16件である。ある中学校教師は生徒に殴られ鼻を骨折した。その生徒は、教師の鼻の骨を折ったことを自慢し、他の生徒も教師に挑発的な行動を取るようになっていったという。生徒が殴りかかってきたため、その手を掴んだだけで体罰と訴えられた教師もいる。秩序は一体どうやって守ればいいのだろうか。今、いじめの出席停止について、議論が紛糾しています。私はB君のように命に関わるようないじめ、精神を崩壊させるようないじめ、暴力を伴ういじめは出席停止も必要だと考えています。加害者を殺人者にしないためでもあります。加害者にも、冷静になる時間を保障し、相手の気持ちになって考えること、これからどう生きたらいいのか、丁寧に教育していくことが必要です。家庭に問題を抱えている場合も多く、その悩みもしっかり受け止めていくことも大切です。過ちは過ちを犯すから学ぶのです。「S子ちゃんに無視された」K君にメールで悪口を言われた」これらは学校の中で解決すべき問題であり、出席停止の対象にならないのは言うまでもありません。すべてがいじめではなく、その解決方法を学ぶことが大切なのです。子どもたちは、様々な悩みや課題、問題を抱えて生きています。それらの問題を解決することで成長していくのです。丁寧に教育していくことが必要です。』札幌教師サポート代表金山健一先生の「いじめと出席停止」、2008年12月02日より引用。』生徒からの教師への暴力も出席停止問題として、取り上げるべきでは有りませんか。
文部科学省も各都道府県教育委員会も実効性のある対策を取らないと昭和50年代の荒れた学校の再来や学級崩壊、生徒による授業放棄問題にまで発展するのではないでしょうか。
学校教育法第11条 『児童生徒への懲戒 』体罰の禁止は守られなくなり、柔道や空手、剣道の強い体育担当の先生を教育現場に沢山採用し、生徒より頑健な強い先生による体罰による学校運営と教室管理が学校の内で実行され、体育担当の先生が権限を持ち他の同僚の先生も生徒も管理する体制の学校でしか授業も学校形態も成り立たなくなると思います。生徒も恐れ慄く、生徒より腕力も強くて、体力もある体育の先生が、校則を守らないで問題行動を起こす生徒を毎日殴り飛ばさないと持たない学校になってしまうのではないでしょうか。生徒は厳しい規則と恐怖の体罰を受ける毎日で、戦前のような往復ビンタと鉄拳制裁の毎日のスバルタ教育の再来になります。生徒に取っては、毎日叩かれぱなしで恐怖の学園になるでしょうね。怖いから生徒は従う萎縮した心を持つようになるのではないでしょうか。
各学校の先生方が、全教職員が一致協力して皆で生活指導に勤め、各都道府県教育委員会も教育現場の先生方を支援する必要が有ると思います。生徒の代表の生徒会と先生とが、暴力問題やいじめ問題について取り組む必要も有ります。

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小規模特認校導入へ 山間地の2小学校 埼玉・飯能

2009年12月01日 20時14分13秒 | 受験・学校

『 飯能市は26日、山間部にある2小学校について、学区外からも児童が通えるようになる小規模特認校制度を導入し、来年度から募集を始めると発表した。少子化が進む中、小規模校を維持しつつ、教育の選択肢を広げるのがねらいだ。県教育局によると、同制度の活用は県内の公立小学校では初めてという。  市教委によると、小規模特認校とするのは、秩父市に近い山間部にある吾野小学校と名栗小学校。吾野小は来年度の新1年~6年生、名栗小は新1年生のみ、若干名を募集する。市内在住で、原則1年以上にわたって通学できること、バスや電車など通学手段を保護者が負担することなどを条件にしている。 2校は、近隣の学校との統合を経て存続してきたが、少子化に伴い、児童数の減少が止まらず、現在は吾野小が市内最少の52人、名栗小が115人。各学年が1クラスずつで、吾野小では3、4年生が一緒になった複式学級になっている。  市は、児童の減少に歯止めをかけるとともに、自然に恵まれた環境の中で少人数で学べる「特色ある教育活動」を受けられる機会を、他学区の家庭も選べるよう、制度を採り入れることにしたという。名栗小は老朽化による建て替えが今秋に終わったばかりで、新校舎は、地元の西川材をふんだんに使った温かみのある内装になっている。  応募期間は来年1月12~18日で、定員を超えた場合は抽選。市教委学校教育課は「来年度の状況をみながら、ほかの小規模校にも導入できるか研究したい」と話している。  』アサヒコム

埼玉県飯能市は11月26日、山間部にある2小学校について、学区外からも児童が通えるようになる小規模特認校制度を導入したのはユニークな発想と思います。秩父市に近い山間部の綺麗な空気に恵まれた吾野小学校と名栗小学校で学べば、喘息で困っている子供達やアレルギー症状に悩む子供達の転地療養にも役立つのではないでしょうか。緑豊かで自然に恵まれた小学校で学ぶことは、体も丈夫になりますし、自然から学ぶ教育の大切さを子供達自身体験し、自然の良さも分かると思います。子供達が、自然の営みや 四季の変化を自ら知り学事が理科離れや理科嫌いを防ぐことにもなるのではないでしょうか。地球環境保護のが叫ばれている今日です。小学校から、身近自然に触れ体験し、学ことが自然との共生の精神が育まれると思います。子供達は、自然の中で遊び、学び、暮らすことが将来きっと大人になってから人間形成に役立つのではないでしょうか。少人数教育の中から真の学力養成が出来るのではないでしょうか。環境教育の実践はは、子供達が自然の中で学び、遊び、自然に直接触れる事から生まれるのではないでしょうか。現代人は、自然に対して忘れている事が多いのではないかと思います。不登校の児童も学校嫌いの子供達も緑豊かな自然に触れ、自然から学事から始めたらどうでしょうか。

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21世紀出生児調査 小1の7割超が習い事

2009年12月01日 18時33分09秒 | 受験・学校
『 小学1年になった児童の75.5%が習い事をしており、入学前と比べ18.5ポイント、約3割も上昇したことが30日、厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」で分かった。同省は「成長に伴い多様なことを学ぶ力がついた結果ではないか」と分析している。 調査は2001年に生まれた子供が対象。成長を継続して観察し、今回は7回目で約4万人に対して昨年実施した。 習い事については3万4624人が回答。「している」と答えたのは75.5%に当たる2万6164人(前回調査では57.0%)だった。小学校に入る前、保育所に通っていた子は67.5%(前回42.5%)、幼稚園に通っていた子は83.5%(70.4%)。 習い事の内容(複数回答)は男児が水泳(34.3%)、サッカー(13.9%)、英会話(11.9%)の順。女児はピアノなどの音楽(36.0%)が最多で、水泳(27.0%)、英会話(15.4%)が続いた。1カ月当たりの習い事費用の平均は1万2000円だった。 一方、ゲームについて回答した3万5065人の73.7%(2万5845人)が、テレビゲームや携帯型ゲームをしており、前回調査より23.2ポイントも増加。厚労省は「家族ぐるみでゲームをする機会も増えたとみられ、ゲーム時間が長い子の就寝時間が遅い傾向もある」として
【用語解説】21世紀出生児縦断調査
 2001年に生まれた子供の経年変化を観察し、データを少子化対策などの企画立案に生かすための追跡調査。1月と7月に生まれた子供を対象に、乳幼児期から調査票を郵送し、回収している。1回目は生後半年に実施。7回目の今回は7歳になった月(昨年1月と7月)に行った。』12月1日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
小さい時からお子さん達への親御さんの期待が掛かっていると思います。運動神経が優れていてスポーツの才能のある子供ならJリーグで活躍出来る有名サッカー選手に水泳が上手ならならオリンピックの水泳選手に、女の子なら日本を代表するピアニストにと親御さんの夢も希望も膨らんでいると思います。国際化時代に英語の出来る子供にと幼稚園の時分から英会話教室に通わせている親御さんもいます。お母さんに付き添われて習い事に毎日忙しい21世紀出生の子供達の姿が目に浮かびますね。好きこそ物の上手なれの諺通、親御さんも子供さんの性格と特徴を生かして、そのお子さんの持っている長所と才能を伸ばして上げて下さい。何に才能が有るかすぐには分かりませんので、何でも小さい時からお子さんにやらせてあげるのが良いと思います。お子さんが好きなら中学生になっても、高校生になっても続けると思いますよ。旺文社創業者の赤尾好夫(「英語基本単語熟語集(通称『赤尾の豆単』)」の著者)さんの言われた最後は「継続は力なり」です。
今の親御さんは、学力を付けて勉強で難関一流大学合格して、エリートコース歩むか、スポーツの才能を生かしてサッカー選手やプロ野球選手、オリンピックに出場出来る様な水泳選手や柔道にするかビアノの上手な女の子は、有名なピアニストになって欲しいとか。勉強で子供の将来の夢を決めるか、スポーツの世界で活躍出来る有名選手に育てるか、音楽関係で一流音楽家を目指すのか、絵画や美術関係の芸術家に将来性を見出すのか。親御さんの考えと家庭環境にも拠ると思います。今の日本では、勉強中心で行くか、スポーツの才能を生かすか、二社択一と言われた親御さんもいました。親御さんが子供達に強制しないでそれぞれお子さんの適した道、自分の好きな道を見出して上げて下さい。お子さんの持つ天分を壊さないようにして下さい。テレビゲームや携帯型ゲームも絶対禁止せず皆テレビゲームや携帯型ゲームで周囲の子供達が遊んでいるのですから、決まった時間に家族ぐるみのコミニュケショーンとし仲良く遊ぶ時には遊び、夜更かしをせずに就寝時間が遅くならないように家庭では決めて実行して下さい。アメリカの疫学調査によりますと睡眠不足だと、免疫力が低下して風邪を引きやすくなるそうですから、新型インフルエンザも流行していますので十分睡眠を取って下さい。

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