◆冥界をさまよう、手足のない「幽霊政党」である民主党が12月26日、新代表に海江田万里元経済産業相を選出した。投票総数145、有効投票数145、馬淵澄夫候補54、海江田万里候補90、無効1であった。
しかし、一度死滅した民主党は、再び蘇ってくることができるであろうか。民主党復活には、まず、霊界において、「魂の復活」が先決となる。いまは、どこから見ても「魂」のない「抜け殻」にすぎない。
せっかく「友愛精神」という立派な「魂」(ルーツは、フリーメーソンの「友愛=フラタナティ」)を持ちながら、民主党のメンバーの大半は理解せず、無視してきたからだ。であるならば、何をもって「魂」とするか、定めなくてはならない。そのうえで「入魂」となり、蘇生が始まる。
だが、複雑怪奇な現代社会において、多くの人々の心=魂と共鳴、共振し合う「魂」を定めるのは、決してたやすいことではない。現実主義が幅を効かせて、「功利主義」「実用主義=プラグマティズム」が主導している世界では、夢やロマンを抱かそうとする「魂」は、もはや通用しなくなっているかも知れない。それでも、魂を揺さぶられ、「血湧き、肉躍る」ようなワクワクする未来づくりを提示してもらいたい。
◆それには、確かな歴史観のうえに立った新たな挑戦が求められる。言うなれば、「文明史への挑戦」ということだ。
ユダヤ教史観、キリスト教史観、マルクス主義唯物史観、仏教史観、皇国史観、文明の衝突史観、マヤ文明史観等々、歴史観は様々である。
現実には、没落しつつある米国、没落から再生しつつある欧州、分裂して新たな脱皮段階に入っている中国、戦乱を克服して世界の中心になろうとしているイスラム等々、地球は、大きく変化しようとしている。
このなかで、日本は、「保守2大政党」「保守革新」などの既成の対立概念ではない、新たな対立軸が必要とされている。自民、民主、日本維新、公明、社民、共産など」の既成政党を、一束にして対峙できる政党、政治勢力を結集する時代になっている。この新しい勢力のモデルこそ「欧州緑の党」である。
◆けれども、残念ながら、死滅している民主党には、既成政党の枠組みのなかから抜け出すエネルギーは、いまはない。
それどころか、これまでの民主党内には、「利権漁り」「口利き料抜き取り」「金融ブローカーまがいのサヤ取り」などで蓄財に血道を上げてきた者が少なくない。さながら、野党の集団であった。
何よりも、野田佳彦首相が、「ウソつき首相」の烙印を国民から押された罪は、深く重い。それほど、多くの国民が受けた傷は、大きいということだ。「入魂」して蘇生しようとするならば、国民の信を取り戻すのが、先決であり、これが、海江田万里代表が、真っ先に取り組むべき仕事だ。
※Yahoo!ニュース個人
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BLOGOS本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表は、日本未来の党の嘉田由紀子代表が、小沢系国会議員団(17人中16人)を統率できないと判断して、戦略・戦術の見直しを考えている ◆〔特別情報①〕
日本未来の党の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)が、党人事をめぐって、無理な人事案を独断で事前にマスメディアに流したうえに、結党(11月28日)して初めてとなる衆参国会議員による両院議員総会で、賛否を問うことなく、丸のみさせようとしたことから、猛反対されて、党運営が暗礁に乗り上げている。嘉田由紀子代表も、飯田哲也代表代行ともに国会議員ではなく、「ノーバッチ」にもかかわらず、国会議員17人(衆院議員9人、参院議員8人)のうち、16人が小沢一郎元代表に近い議員で、社民党を離党してきた阿部知子衆院議員だけが、非小沢系のため、嘉田由紀子代表が、国会議員団を統率するのは、事実上、無理がある。小沢一郎元代表は、2013年7月の参院議員選挙を控えて、早急に態勢を整える必要があり、重大な決断を迫られている。
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第13回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成25年1月12日(土)
『2013年の世界情勢』
~どうなる日本経済、どう動く景気**********板垣英憲『勉強会』の講演録DVD販売させて頂くことになりました********板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会現在は、下記4種類(各定価3000円)をご用意しております。遠方でなかなか参加できない方など、ぜひご利用下さい。
『どうなる総選挙とその後の政権枠組み』 ~争点は、原発ゼロ・景気・TPP(2012年12月8日後楽園「涵徳亭」にて)『米国と核戦争』 ~悪の戦争経済・第3次世界大戦(2012年11月11日後楽園「涵徳亭」にて)『中国革命前夜~中国共産党1党独裁北京政府の崩壊』(2012年10月20日後楽園「涵徳亭」にて)『橋下徹市長を徹底解剖する』~果たして龍馬か悪魔か(2012年9月15日後楽園「涵徳亭」にて)【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】新連載を始めました。
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日サンガ刊) ※この本は「小沢一郎ウェブサイト」の「著書・関連書籍 小沢一郎について書かれたもの」に紹介されています。
第7章 心を震わせる「撤文」集 ①
「敗北なら政界を引退する」
小沢一郎は平成十九年(二〇〇七)七月八日、第二十一回参議院議員通常選挙の責任論について、「敗北なら政界を引退する」と語った。
渡部恒三最高顧問も、同日、秋田市で講演し、「小沢代表だけでなく、私も辞める」と述べた。鳩山由紀夫幹事長も、相当早い時期に、「幹事長を辞任する」と発言している。
民主党首脳陣の発言はすべて、「背水の陣で戦う」という決意表明であった。
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『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊) 『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日サンガ刊)『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊 『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊 『政治家の交渉術』2006年5月刊 『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊 板垣英憲マスコミ事務所
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