教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

第二次安倍政権への期待感。山内康一『蟷螂の斧』

2012年12月18日 17時26分13秒 | 国際・政治

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今回の総選挙の投票率は59・32%で過去最低の投票率でした。
2009年の総選挙の69・28%から10%近くも減少しており、
国民の関心が低くなっていることは明らかなようです。

もちろん民主党が大敗したのはまちがいない事実ですが、
国民の大多数が自民党を支持したわけではありません。
自民党の比例得票率は、大敗した前回とほぼ同じです。

比例選(定数180)では、自民党の得票率が27・62%で、
大敗した前回2009年衆院選の26・73%とほぼ同じです。
投票率が大幅に下がったことで無党派層が投票に行かなくなり、
結果的に組織票の多い自民党の得票率が上がったのでしょう。

それに対し、今回の総選挙の民主党の比例得票率は16%でした。
大勝した09年の42・41%から大幅に減らしました。
民主党政権に対する評価としては、十分に理解できます。

みんなの党の今回の比例得票率は8・72%たったので、
2009年総選挙の4・27%からだいぶ伸びました。
この3年3か月の議会活動に対する評価だと思います。

自民党の新政権に対する期待感は高くないと言えるでしょう。
まして1年ごとに首相が代わる悪習をスタートしてしまった、
安倍晋三首相の2度目の政権となれば、期待薄です。

極端なタカ派志向、教育の復古志向には、注意が必要です。
日中戦争を回避するために賢い外交を展開してほしいものですが、
ネット右翼みたいな「お友達」に囲まれていないか心配です。

イザというときに勇敢で賢明なリーダーがいてほしいと思いますが、
平素は空威張りしていて肝心なとき頼りないリーダーは御免です。
2度目の安倍総理は、どんなリーダーになるのでしょうか。
賢く決断力があって、弱者にはやさしい首相になってほしいです。

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<入れ墨>同級生男子の足に 傷害容疑で中2女子逮捕 京都

2012年12月18日 17時12分00秒 | 受験・学校

毎日新聞 12月18日(火)13時38分配信

 『同級生の男子生徒の足に無理やりに入れ墨をしたとして、京都府警右京署は18日、京都市立中学2年の女子生徒(14)を傷害容疑で逮捕した。女子生徒は「入れ墨は知らない」と一部を否認しているが、同署は入れ墨の方法などをどうやって知ったかなど、詳しく調べている。
 容疑は11月28日午後3時45分ごろ、同じ中学の男子生徒(14)の自宅で、男子生徒の左太ももの裏に安全ピンを突き刺し、墨汁を注入して入れ墨をするなどし、けがをさせた、としている。
 同署によると、男子生徒の足の入れ墨は、四角形、卍(まんじ)形、アルファベットなど。消すには手術が必要という。女子生徒は入れ墨をするため、男子生徒の兄に押さえつけさせていた。兄の足にも2カ所、入れ墨があり、女子生徒に入れられた可能性があるという。
 女子生徒は最近になって、男子生徒宅に出入りするようになった。男子生徒の親が11月下旬、女子生徒について「自宅から無断で服やCDなどを持ち出す」などと学校に相談したことで、女子生徒は「密告したやろ」と怒っていたという。男子生徒は同署に「入れ墨は嫌だったが、(女子生徒には)逆らえなかった」と話している。【村田拓也】

誰から刺青の方法は、インターネットで知ったのでしょうか。やくざまがいのことしたこの女子中学生、自分のしたこと対して反省心も無いのは困り者です。最近は、女の子ほうが、男の子より強くなっているのですね。非行に走ったた女子生徒の生活指導は、ベテランの生活指導の先生でも、男子生徒より難しいと良く言われています。
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Subject: ●新88日目▲斎藤一人365日語録■

2012年12月18日 13時55分03秒 | 悩み

■そのままでいいんだよ

☆あなたは、そのままでいいんだよ。

そして、周りの人にも、そのままでいいんだよ
言ってあげてますか?

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我々は政治を甘やかしてはいないか new!!

2012年12月18日 13時26分27秒 | 国際・政治

 その政治をネタにする政治メディアを甘やかしてはいないか

 我々は政治を我々の手に届かない特権階級の世界のように考えていな
いか。

 そしてそのような世界に近づきたいために間違った形で政治に関与し
ようと
しているのではないか。

 なによりもそのような世界の住人である政治家を甘やかしているので
はないか。

 選挙が終わったばかりだというのにメディアは来夏の参院選挙のこと
ばかりだ。

 これだけ国民から否定された民主党が代表を細野とか岡田にすげ替え
て来夏に向けて巻き返しを図るという。

 年金問題追及だけで政治家になれた長妻という一国民が、年金担当大
臣になって何一つ解決できず官僚に懐柔されたのにその反省もなく今度
の選挙で生き残り、いまや民主党建て直しの主役のようにもてはやされ
てテレビの常連となって愚にもつかない事をしゃべりまくっている。

 首相失格の人物が選挙民から拒否されたのに比例復活して再度挑戦す
るという。

 いずれも国民をなめているとさひか言いようがない。

 その一方で勝ち誇った安倍自民党の組閣は12月26日であるとい
う。

 それまでにじっくりと政権構想を練るという。党首会談を重ねるとい
う。

 そんな贅沢が許されるのか。

 東京都知事でさえ選挙後はすぐに東京都知事の仕事を始めている。

 なぜ選挙で負けた時点で即刻退場しないのか。

 なぜ選挙が終わったらすぐ仕事を始めて納税者の付託に応えようとし
ないのか。

 なぜ国民はそれを政治家に強く求めないのか。

 見ているがいい。これからの政治報道は落選者の悲哀とか当選者の喜
びだとか、初登庁した時の風景だとか、そんな事ばかりを報道するだろ
う。

 来年の参院選挙に向けた政局の動きばかりを報道するだろう。

 しかし選挙は政治家たちにとってはドラマかもしれないが毎日の生活
に必死の国民にとってはどうでもいいことだ。

 そんなことよりもこの国の経済や国民の暮らしに直結する正しい政策
を一日もはやく実現しろ
ということだ。

 ただでさえ税金を使って政治を真空にした二週間だ。

 いやそれ以前の政局の混乱でこの国は政治不在、政策不在がばがく続
いた。

 その間にも日本は何の不都合もなく動き続けた。

 日本を動かしているのは国民一人一人なのだ。

 その国民の稼いだ金を使って好き放題をしながら何ひとつ問題を解決
できなかった。

 そんな政治や政治家そのものが無駄遣いということだ。

 そんな政治を否定してまったく新しい政治をつくることができるとい
うことを国民に証明しようとするのがインターネット政党構想である。

 カネを使う事なく、選挙のたびに馬鹿馬鹿しい騒ぎと税金の無駄遣い
をする事なく、自分のためではなく国民のために役立つ政治。

 権力を持った者が権力を濫用し、その一方で正直者が馬鹿を見る、そ
んな世の中の不正義を許さない政治。

 能力的にも人格的にもおよそ一般国民以下であるのに比例代表となっ
て知らないうちに政治家になれる政治。そんな馬鹿げた政治を否定する
政治。

 そんな政治をインターネットを駆使してつくる。それが私がかねてから
提唱しているインターネット政党構想の真骨頂である。

 インターネット政党という名前にはこだわらない。

 その構想の具体的内容はいろいろな考えがあるだろう。

 それを立ち上げるまでの困難な障害はいくつかあるだろう。

 来年の参院選までに間に合わない懸念も指摘されるだろう。

 しかし実はそんなことを考える事自体がすでに既存の政治にとらわれ
ている証拠なのだ

 その気になれば選挙の直前でも立ちあげられる。

 必要なものは何も要らない。このどうしようもない政治を打破するた
めの無償の情熱と知恵だけである。

 オキュパイ 永田町 オキュパイ 霞ヶ関 である。

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2012年12月18日

  

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小沢一郎元代表は、「小沢一郎政治塾」塾生を募集、弟子の養成に力を入れ、「大逆襲」に備えている

2012年12月18日 13時03分32秒 | 国際・政治
2012年12月18日 01時59分30秒 | 政治
◆「小沢一郎政治塾」が来年2月開講の13期生(30人)募集の締切について、「衆議院総選挙の関係上、新たな募集日程を、12月下旬を目途にご案内致します」と掲示している。 
これは、元々「募集期間は10月25日から11月30日まで」として進めていた。だが、衆院解散・総選挙(12月4日公示、16日投開票)に突入したため、すでに書類選考で合格した者もいるなかで、審査日程が延期となっていた。ようやく総選挙が終わったので、改めて案内すると伝えている。
 総選挙公示直前に結党された「日本未来の党」の成績は、芳しくなかったものの、小沢一郎元代表は、心機一転、引き続いて次世代を担う若い政治家の養成に立ち上がる姿勢を示したのである。
 一足先に論文審査に合格した応募者たちは、面接試験に合格して正式に入塾できる日を首を長くして待ち構えている。そのなかの1人は今回の敗北を目の当たりにしながらも、「厳しい結果ですが、だからこそ、なんとか小沢先生の意志をしっかり学んで残していきたいです」と熱く決意を語り、入塾が許される日を心待ちにしている。入塾できれば2年間、小沢一郎元代表から直接講義を受けることができる。今回の敗北を乗り越えて、次期総選挙への立候補に意欲を燃やしているのだ。
◆小沢一郎元代表は、「難局に強い政治家」と言われている。難局にぶつかればぶつかるほど、ヤル気満々になる。東北人に特有の粘り強さを発揮する。
 今回の総選挙に当たり、小沢一郎元代表は、自分にアプローチしてきた日本維新の会の橋下徹代表代行(大阪市長)にすっきり騙されたという気分にあり、「橋下には失望した」と側近たちに漏らしている。第3極勢力を「オリーブの木」のようにつないで、1つにまとまって選挙戦を戦おうとしていた。それが、石原慎太郎前都知事の登場により、事実上、御破算になったからだ。
 この過程で、小泉純一郎元首相から「大阪維新の会には、竹中平蔵元総務相ら15人の私のブレーンを送り込んでいる。橋下は、籠の鳥だ。自由に使ってくれ」とささやかれていた。これを受けて、小沢一郎元代表は、選挙のプロ、選挙の神様として選挙区調整を行い、総選挙に臨もうとしていた。だが、小泉純一郎元首相が、「総選挙に立候補するよう」石原慎太郎前都知事を猛烈に説得して、都知事を辞任させて、大阪に送り込んだと言われている。
小泉純一郎元首相の陰謀に気付いたときは、「時すでに遅し」で、政局が、一気に総選挙に突入したため、「日本未来の党」の選挙態勢を組むのが間に合わなかった。
 小沢一郎元代表は、総選挙戦中、街頭演説のなかで、「市場原理主義」を引き合いに出して、小泉純一郎元首相を名指しで批判していた。
 小沢一郎元代表は、家訓の「ウソをつくな、言い訳するな、人の悪口を言うな」を固く守っている、にもかかわらず、これを破って、名指しで悪口を言うのは、よほどのことである。
◆しかし、いっぱい食わされた小沢一郎元代表は、いつまでも、こんなことに拘泥してはいない。一旦はガックリきても必ず立ち直る。これは血液型がB型人間の特性である。「小沢一郎政治塾」で、コツコツと弟子を養成することから再起を図ろうとしているのだ。自らか手塩にかけて育てた弟子たちは、自分を裏切らないと信じているからである。。
いまから、次の戦いに備えている。それも「大逆襲」である。

※Yahoo!ニュース個人


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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
尖閣諸島の日中間確執は、「悪の戦争経済」により、ひと儲けを企む勢力が策動している気配がある


◆〔特別情報①〕
 これは、日本の治安当局筋からの情報である。尖閣諸島をめぐる日中間の確執について、日中間分断の扇動をしている勢力がいる。確執の末に、「日中戦争」まで勃発させようと策動しているというのだ。まず、思い出していただきたい。香港活動家尖閣諸島上陸事件が、2012年8月15日、起きた。中国香港特別行政区の「香港保釣行動委員会」のメンバーらが、中華圏の領有権を主張する目的で日本固有の領土である沖縄県尖閣諸島に不法上陸した。これらメンバーのなかに、「日中戦争」まで勃発させようと策動している勢力が含まれていたという。

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現在は、下記3種類(各定価3000円)をご用意しております。遠方でなかなか参加できない方など、ぜひご利用下さい。
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『中国革命前夜~中国共産党1党独裁北京政府の崩壊』(2012年10月20日後楽園「涵徳亭」にて)
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【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】新連載を始めました。



『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日サンガ刊)
※この本は「小沢一郎ウェブサイト」の「著書・関連書籍 小沢一郎について書かれたもの」に紹介されています。

第5章 日本最強「小沢親衛隊」の実力と戦闘力 ②

小選挙区で五回の落選を経験した苦労人・山田正彦

 山田正彦は昭和十七年(一九四二)四月八日、長崎県福江市で生まれた。早稲田大学第一法学部を卒業後、司法試験に合格して弁護士になるが、同時期から地元を中心とした牧場経営に乗り出す。昭和五十四年(一九七九)十月七日の第三十五回衆議院議員総選挙に旧長崎一区から立候補するも落選。昭和六十年(一九八五)、平成二年(一九九〇)にも選挙区を変えて出馬するが、あえなく落選を重ねる。

つづきはこちら→→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
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※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日サンガ刊)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊

板垣英憲マスコミ事務所
引用元http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/
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米長邦雄さん死去:ブログに「遺言」 盤外でも幅広く活動

2012年12月18日 12時52分45秒 | ニュース
毎日新聞 2012年12月18日 11時56分(最終更新 12月18日 12時28分)
<figure sizset="5" sizcache08234957159985887="4"></figure>第51期名人戦七番勝負第4局。中原誠名人(右)を破り、初の名人位を獲得した米長邦雄九段=広島県尾道市で1993年5月21日 <figcaption></figcaption>
第51期名人戦七番勝負第4局。中原誠名人(右)を破り、初の名人位を獲得した米長邦雄九段=広島県尾道市で1993年5月21日

 将棋界の顔として長年にわたり活躍した、米長邦雄永世棋聖が18日、69歳で亡くなった。現役棋士を引退後も、普及活動や日本将棋連盟の経営に精力的に取り組み、最後までメッセージを発信し続けた。

 ホームページ「米長邦雄の家」には、さまざまなコンテンツがある。その一つ「まじめな私」で11月25日、「最後の時」と題し、遺言ともとれる言葉を記した。

 「最近、自分はいつ、どのような形で人生を投了することになるのか考えるようになりました。一日でも長く、大いに笑い、健康な日々を過ごしたいと願ってはいるのですが、いつかは必ずその日がやってくることも覚悟しておかねばならない」。自らの最期を一局の将棋にたとえ、終局に向けての構想を明らかにした。

 さらにその1週間後、「最後の時(2)」とし、「振り返ってみると、60才までの勝負師人生、その後の経営者としての人生に分けられるような気がします」と分析した上で、「俗人の生前指示についても書いておきたい。相続、告別式の手配等です」と記した。

 その分析通り、60歳以降、日本将棋連盟の要職に就いてからは、数々の改革を断行した。05年、61年ぶりの棋士編入試験実施による、瀬川晶司アマのプロ入り▽08年からの名人戦を毎日、朝日両新聞社の共催に▽将棋連盟の公益法人への移行--。いずれも、米長さんの強力なリーダーシップで実現した。

 弁も立ち、文章もよくした。財界人、文化人、さらに芸能人と交友範囲も幅広く、盤外での活動も注目を浴びた。99年から07年まで東京都の教育委員を務め、教育問題についても発言。また、将棋界の内外での奔放な言動で、物議を醸し、親しまれてきた。代表的な一つが「私は菜の花のようなもの。トウがたってから実を結ぶ」。49歳11カ月で悲願の名人を獲得した翌日(93年5月22日)。名人にかけた思いと、大願成就した気持ちを表現し、熟年世代を勇気付けた。【金沢盛栄】

「私は菜の花のようなもの。トウがたってから実を結ぶ」とさらにその1週間後、「最後の時(2)」とし、「振り返ってみると、60才までの勝負師人生、その後の経営者としての人生に分けられるような気がします」と分析し語られたのは、米長邦雄永世棋聖の将棋を通しての含蓄ある人生論と思います。

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