強い寒気の影響で4日は全国的に寒い1日となりましたが、5日の朝もこの時期としては厳しい冷え込みとなる見込みです。
5日の夕方以降は西日本の太平洋側で雪が降り、平地でもところによって雪が積もるおそれがあります。
気象庁によりますと、強い寒気の影響で4日朝は冷え込みが強まり、全国の広い範囲で気温が0度を下回りました。
気温の上がり方も鈍く、日中の最高気温は、札幌市で氷点下5度3分、仙台市や新潟市で0度9分、名古屋市で5度8分、東京の都心で6度9分などと、各地で平年より5度前後も低くなり、寒い1日となりました。
上空の強い寒気は次第に抜けつつありますが、地表付近には冷たい空気が残るため、5日の朝もこの時期としては厳しい冷え込みが続く見込みです。
5日朝の最低気温は、札幌市で氷点下9度、仙台市と名古屋市で氷点下3度、広島市で氷点下2度、大阪市で氷点下1度、東京の都心で0度などと予想されています。
また、5日の夜までに、西日本の南の海上と日本海にはそれぞれ低気圧が発生し、6日にかけて東へ進む見込みです。
この影響で、西日本の太平洋側では5日の夕方から6日にかけて雪が降り、近畿では平地でもところによって雪が積もるおそれがあります。
北日本の日本海側や北陸などでも、6日にかけて断続的に雪が降り、積雪が増える見込みです。
気象庁は、雪や凍結による交通への影響、雪崩などに十分注意するよう呼びかけています。
心臓のお悪い方、高潔圧や脳梗塞になられた方は、強い冷え込みにに御用心してください。