◆中国共産党1党独裁の北京政府が、「自由と民主主義」を求める人民大衆の強い内部圧力に対して、いかに弾圧しようとも、「圧力窯」のフタを押さえ切れなくなってきている。北京政府は、インターネットの書き込みやツイッターのつぶやきなど、体制維持に都合の悪い内容を見つけるとすぐに削除している。
だが、その削除の作業をしているのが、何と北京政府に雇われたアルバイトと聞いて、呆れ果ててしまった。アルバイトは、お上に指示されて、都合悪いと指示される言葉を見つけると、内容のいかんにかかわりなく、自動的にどんどん削除していく
アルバイトは、何人も入れ替わるので、北京政府がいかにデタラメな政府であるかを知ってしまうアルバイト経験者が、日々、増産される。それらのアルバイトが、「北京政府の幹部や共産党幹部は、バカばっかりだ」という真実を自分の家族や友達、あるいは、知り合いにどんどん話していくのだ。
つまり、中国共産党1党独裁北京政府が、人民大衆に一番知られたくない「トップシークレット」=「北京政府の幹部や共産党幹部は、バカばっかりだ」という真実が、丸で尻抜けして垂れ流されているということである。
情報機器から洪水発信されていく情報をことごとく精査するのは、困難である。精査しても精査しても、精査し切れるものではなく、削除しても削除しても、モグラ叩きのモグラは、際限なく頭を堕してくるので、退治し切れない。
やがて、北京政府は、都合の悪い情報の洪水に飲み込まれて、溺れ死ぬのが、関の山である。最後の日は、確実に迫っているのである。
朝日新聞は1月5日付け夕刊「2面」で、「中国紙新年号『書き直せ』共産党命令、記者ら反発」という見出しをつけて、以下のように報じている。
「中国紙・南方週末の新年特別号が、共産党宣伝部の指示で全く異なる紙面につくり替られ、記者らが抗議している。『憲政を元にした改革の夢』は、習近平総書記が訴える『中華民族の偉大な復興の夢』に書き換えられた。記者らのボツになった原文を公開した。問題の紙面は3日発売の特別号。恒例の新年の祝辞として、同紙の特約評論家が『中国の夢 憲政の夢』と題する文章を書いた。だが同紙関係者などによると、広東省党委の宣伝部長が直接的に書き直しを指示。冒頭部分は少なくとも5度変更させられた。個人の署名も『南方週末編集部』に変えられ、中華民族復興の夢は「これまでよりもずっと近くにある」との表現で発行された。法がおろそかにされがちな現状を改め、憲法に基づく法治国家の実現や、自由や正義を求める論調はことごとく削除。『国家が良くなることで、みんな(の生活)も良くなる』との共産党のフレーズに置き換わった。同紙は「出版の過程で著しい規則違反があり、事実誤認もあった重大な出版事故だ」と抗議した。ボツになった原稿がネットで公開されると、他紙の記者らが次々に転送し、政府に抗議の姿勢を示す異例の事態になった。最新号で憲政の重要性を訴えた改革派雑誌『炎黄春秋』のホームページも4日から開けなくなるなど、当局の締め付けは厳しくなっている。これに対し、中国外務省の華春螢副報道局長は4日の記者会見で『中国に新聞の検閲制度は存在しない。メディアによる(政府への)チェック機能は十分に発揮されている』と述べた。(北京=奥寺淳)」 中国には、自由と民主主義はなく、普通選挙制度もない。ましてや、日本国憲法が、第21条で保障している「1.集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。 2.検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない」という」という制度もない。だが、ようやく、人民大衆が、強い欲求を抱き始めているということである。
◆中国・香港の日本人経営者K氏から寄せられた年賀状に「中国は大変なことになりそうです」と書かれていた。何がどうなるかについての説明はなかったけれど、「1国2制度」を取っている中国が、いよいよ人民民衆の不満爆発により、大きく変革を迫られている緊迫した空気が伝わってきた。
AFPBBNewsは1月2日午後6時1分、「政長官の辞任求め大規模デモ、香港」という見出しをつけて、次のように配信している。
「香港(Hong Kong)で1日、香港政府のトップで親中派の梁振英(Leung Chun-ying)行政長官の辞職と民主主義の拡大を求める大規模な抗議デモが行われた。デモは2か所で行われた。主催者側は参加人数を計14万人としている一方、警察は2万8500人と発表している。梁長官の支持率は、昨年7月の就任以降、低下を続けている」 K氏が「大変なことになる」というのは、このデモのことを言っているのであろう。大英帝国が99年間租借しているうちに、英国流に近代化していた香港が、自由と民主主義を謳歌していただけに、香港人には、中国共産党1党独裁の北京政府の干渉を受けるのが、息苦しくなっているのであろう。
※Yahoo!ニュース個人
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小沢一郎元代表は、2007年7月の参院議員選挙で「1人区」を制覇した実績に立ち、その責任をどう果たすのか? ◆〔特別情報①〕
小沢一郎元代表(生活の党)は、7月21日に行われる参院議員選挙に向けて、いかなる選挙戦略・戦術を取ろうとしているのであろうか。参院会派は、まだ日本未来の党のままだが、8議席のうち、次期改選数は、6議席(比例3議席、選挙区3議席)だ。だが、民主党の改選45議席(比例15議席、選挙区30議席)の大半は、小沢一郎元代表が、代表として指揮を取った2007年7月29日の参院議員選挙の当選組。小沢一郎元代表なき民主党が、議席を維持できるか否かが、注目されている。果たして、海江田万里代表は、小沢一郎元代表の協力を得ないで勝利できるか?
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平成25年1月12日(土)
『2013年の世界情勢』
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『どうなる総選挙とその後の政権枠組み』 ~争点は、原発ゼロ・景気・TPP(2012年12月8日後楽園「涵徳亭」にて)『米国と核戦争』 ~悪の戦争経済・第3次世界大戦(2012年11月11日後楽園「涵徳亭」にて)『中国革命前夜~中国共産党1党独裁北京政府の崩壊』(2012年10月20日後楽園「涵徳亭」にて)『橋下徹市長を徹底解剖する』~果たして龍馬か悪魔か(2012年9月15日後楽園「涵徳亭」にて)【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊) ※この本は「小沢一郎ウェブサイト」の「著書・関連書籍 小沢一郎について書かれたもの」に紹介されています。
第2章 日本の平和と安金を守る ②
すべては小沢調査会から始まった 小沢一郎が、「政治改革」と「政治・軍事大国化」を目指すきっかけとなったのは、湾岸戦争だった。すなわち、事を起こすための「動機」である。そのための理論武装を行ったのが、小沢一郎自らが会長を務めて指揮を取った自民党の「国際社会における日本の役割に関する特別調査会」(別称・小沢調査会)であった。
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『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日サンガ刊) 『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊) 『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日サンガ刊)『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊 『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊 『政治家の交渉術』2006年5月刊 『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊 板垣英憲マスコミ事務所