昨日は福島第一原発の汚染水流出問題に関し、
原発ゼロの会のメンバーで視察に行きました。
視察の詳しい内容は河野太郎さんのブログで、
すでに紹介されているので、ご参照ください。
http://www.taro.org/2013/09/post-1395.php
私にとっては二度目の福島第一原発でしたが、
1年半以上前に比べて風景がだいぶ変わり、
いろんな新しい構造物ができていました。
汚染水流出は、前々から指摘があったのに、
東京電力も政府も後回しにしてきました。
最近になって国が前面に乗り出しましたが、
東京電力に任せ切りだったのが問題です。
東京電力がコストをケチった結果として、
汚染水流出への処置が中途半端でした。
民間企業に任せるより、国が対処すべき、
国家の安全保障に関するような問題です。
国際社会の批判と不信を招いてしまいました。
日本の国益を大きく損なう事態になりました。
臨時国会ではNSC法案のような先の課題より、
福島第一原発汚染水問題という目の前の問題に
より力を注ぐべきだと思います。
国家としての最優先事項は、汚染水対策であり、
NSC法案や秘密保全法案ではないと思います。
危機管理の要諦は、優先順位づけだと思います。
安倍政権が優先順位を誤らないことを祈ります。
引用元http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog
衆議院議員 河野太郎公式サイトhttp://www.taro.org/2013/09/post-1395.php
Kono Taro Official Website
- 河野太郎公式サイト
- 河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり
- 福島第一原発視察
福島第一原発視察
2013年09月05日 22:15|核燃料サイクル|自民党中央政治大学院長|電力自由化
原発ゼロの会 福島第一原子力発電所視察
平成25年9月5日(木)
河野太郎 衆議院議員(自民党)
秋本真利 衆議院議員(自民党)
辻元清美 衆議院議員(民主党)
逢坂誠二 前衆議院議員
加藤修一 前参議院議員
山内康一 衆議院議員(みんなの党)
椎名毅 衆議院議員(みんなの党)
真山勇一 参議院議員(みんなの党)
玉城康裕 衆議院議員(生活の党)
服部良一 前衆議院議員
阿部知子 衆議院議員(無所属)
飯田哲也 NPO法人環境エネルギー政策研究所
他5名
福島第一原子力発電所視察には、運転免許証、パスポート、写真付き住民基本台帳カード、特別永住者証明書のいずれかが必要。
案内者
相澤善吾 取締役、代表執行役副社長原子力改革特別タスクフォース長代理兼原子力・立地本部長
石崎芳行 代表執行役副社長福島復興本社代表兼福島本部長兼原子力・立地本部副本部長
小森明生 フェロー
他
7:00 上野駅発「JR特急スーパーひたち3号」
9:18 いわき駅着
9:25 JR常磐線いわき駅改札口付近集合
0.08マイクロシーベルト毎時
9:30 移動 Jヴィレッジへ(事務局手配バス)
10:20 Jヴィレッジ(ホールボディカウンタ受検、概要説明・昼食、着替え等)
0.18マイクロシーベルト毎時
11:20 移動 福島第一原発へ(東電手配バス)
大熊町町境 2.2マイクロシーベルト毎時
12:00~15:40 福島第一原発サイト内視察
サイト内では、入退域管理棟と免震重要棟の移動と敷地内でそれぞれ異なる放射線防護装備を着用する。
入退域管理棟及び免震重要棟:
部分マスク、青タイベック、綿手袋、ゴム手袋、綿の帽子、靴カバー、線量計、IDカード
敷地内:
身につけるものパンツ以外は全て支給品。長袖の下着上下、靴下二枚重ね、冷却剤を入れたクールベスト、タイベックスの防護服、綿手袋、ゴム手袋二枚重ね、長靴、ビニルの靴カバー、綿の帽子、全面マスク、ヘルメット、線量計、IDカード。
福島第一の中で我々が動いたところで最も線量が高かったのは、三号機海側で、線量計の中には900マイクロシーベルト毎時。
視察での合計被ばく量は、0.03ミリシーベルト。
15:40 移動 Jヴィレッジへ(東電手配バス)
16:20 Jヴィレッジ(ホールボディカウンタ受検、着替え等)
17:00 移動 いわき駅へ(事務局手配バス)
18:00 JR常磐線いわき駅
18:20 いわき駅発「JR特急スーパーひたち62号」
20:35 上野駅着
視察場所
免震重要棟 棟内0.5マイクロシーベルト毎時
原子炉注水ポンプ、処理水貯蔵タンク
事務本館
乾式キャスク仮保管設備現場
多核種除去設備(ALPS) ALPSテント内は1.0マイクロシーベルト毎時
地下貯水槽
貯留タンク「漏洩のあったものと同型タンクをH6エリアで視察」
H4エリア(漏洩のあった場所) 90マイクロシーベルト
地下水バイパス揚水井 12号井戸付近 100マイクロシーベルト毎時
滞留水処理設備制御室
1~4号機外観確認
4号機原子炉建屋 70マイクロシーベルト毎時
海側地下水汚染対策現場
1~4号機海側 3号機海側付近 900マイクロシーベルト毎時
乾式キャスク保管庫
発電所構内での撮影は映像・写真の各1台のみ許可。参加者個々による持込・撮影は禁止。
『「福島第一原子力発電所ご視察にあたっての留意事項」
1.ご視察に際し,来訪者の方々に身分証明書(運転免許証,パスポート,写真付き住民基本台帳カード,特別永住者証明書のいずれか)の原本(写しは不可)の持参・携行をお願いいたします。
なお,上記のいずれの身分証明書も所持されていない場合は,あらかじめご相談ください。
2. 自然災害,悪天候や発電所内でのトラブルの発生の場合,防護装備の緊急着用,ご視察内容の変更や取り止め,発電所からの緊急避難等の措置が取られる場合がございますので,ご了承ください。
3. カメラの持ち込みはご遠慮いただきますよう,お願いいたします。また,携帯電話・スマートフォン等撮影機能のある機器についても同様に持込を禁止させて頂きます。
これは,原子力発電所構内には核物質防護上,様々なセキュリティ対策を施しておりますが,これらの対策が写真や映像を通じて外部に漏えいすることを防止するためのものですので,ご理解をいただきたく,お願いいたします。
持ち物については必要最小限の物品とし,貴重品等は極力お持ち込みいただかないようお願いいたします。万が一汚染が確認された場合には,返却出来ない可能性がございます。
4. 福島第一原子力発電所のご視察にあたり,放射線管理が必要な区域への立ち入りが必要となりますので,ご視察者の方々の安全を担保するため,当社の指定する放射線防護装備の着用をお願いいたします。
また,福島第一原子力発電所内には高線量エリアがあり,様々な復旧作業が行われていることから,ご視察中は,弊社案内者の指示に従って行動いただきますようお願いいたします。
弊社の指示に従っていただけない場合は,ご視察者の安全の確保や法令の遵守の観点から,状況によってはご視察を中止させていただく場合がございますのでご了承ください。
5. 福島第一原子力発電所は廃炉に向けた作業現場となっております。服装に関しましては,作業服等汚れても良い『長袖』及び『長ズボン』を必ずご着用またはご持参ください。これは,福島第一原子力発電所までの移動中,万一の場合,放射性物質の肌への付着を極力避ける観点でございますので,ご理解をいただきたいと存じます。
靴につきましては,サンダル,下駄,ハイヒールを避け,歩きやすいものでお越し下さい。また,女性の方につきましては,スカートは遠慮ください。
なお,夏季期間における現場の視察では,長袖着用のため,かなり発汗されることが予想されますので,お帰り用の着替えをご準備いただくことを推奨いたします。
6.放射性物質による身体への汚染や放射性物質の体内への取り込みの有無を確認するためのゲートモニタ通過やホールボディカウンタ(WBC)の受検が必要となります。いずれも機器による自動測定となりますので,弊社案内者の指示にしたがって測定をしていただきますよう,宜しくお願いいたします。
医療機関にてRI投与等の放射線治療をされている方は,ゲートモニタ通過の際に誤検出するおそれがございますので,事前にその旨をご連絡ください。
7. 皮膚に創傷のある方は,皮膚から体内に放射性物質を取り込む可能性があるため,ご視察いただけないことがあります。また,ご視察中やご視察前に体調や気分が悪くなった場合は,速やかに弊社の案内者にお申し出下さい。
8. 今回のご視察では,最大0.2mSvの被ばくとなる場合があります。また,放射線量の高い(1mSv/hを超える)区域を通過することがありますので,ご承知おき下さい。
9. 入構に際して入構者名簿を提出頂きます。氏名,性別,国籍,生年月日,所属,自宅住所,自宅電話番号,身分証明書の種類 が記載頂く内容です。氏名については,1.の身分証明書と一致させて下さい。 以 上』