教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

同じ有識者会議でも「安保戦略」有識者会議の方がはるかに危険だ new!!

2013年09月18日 21時43分04秒 | 国際・政治

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new release

Naoto Amaki

天木直人
天木 直人

 政府の有識者会議の一つである「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)がきのう9月17日に7ヶ月ぶりに再開され、これがきょうの各紙に大きく報じられている。

 この有識者会議は集団的自衛権行使の容認に向けて解釈改憲を目指そうとしているから、大きな政治問題として関心を集めるのも無理はない。

 しかし、もっと深刻で、危険な有識者懇談会がつくられ、我が国の将来の外交・安保政策を決めようとしている事を見落としてはならない。

 それは9月12日に初会合が開かれた「安全保障と防衛力に関する懇談会」(安保戦略懇)である。

 なぜより「深刻で、危険」なのか。

 それは、そこで提言される安保戦略が日本ではじめてつくられる包括的な外交、防衛政策であり、年末に改定される「防衛計画の大綱」に反映されるからである。

  「防衛計画の大綱」といえば内閣安全保障会議での決定を経て策定される我が国の防衛政策の基本である。

 その政策が、安倍首相が恣意的に選んだ一握りの有識者により提言され、「防衛計画の大綱」の上位に置かれる。

 この事だけでも深刻で危険なことであるのに、報じられているところによれば、中国を仮想敵国にした有事を想定した防衛政策となるおそれがある。

 解釈改憲どころではない。

 平和憲法に対する正面からの挑戦である。

 それだけではない。

 もしそのような安保戦略が策定され、公表されれば、日本と中国との関係は決定的に敵対することになる。

 護憲論者はいまこそ立ち上がらなければウソだ。

 いや、我が国の外交、防衛政策を策定する立場にある良識ある外務官僚、防衛官僚、自衛隊幹部は、御用学者に政策を委ねる安倍政権にいまこそ反旗を翻さなければならない・・・

 この続きは今日の「天木直人のメールマガジン」で書いています。

 そのほかにも次のテーマで書いています。

 1. プーチンにノーベル平和賞を与えよと褒める愚かな反米論者

 2. 「米知日派議員の養成に本腰を入れる」日本政府のピントはずれ

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留学生・厳俊さんが身の危険を顧みず川に飛び込み小学4年男児を救出、その勇気を称え感謝したい

2013年09月18日 21時31分15秒 | 国際・政治

2013年09月18日 03時38分10秒 | 政治

◆大阪市北区豊崎の淀川で高槻市に住む小学4年の9歳の男の子が9月17日、友人2人と鉄道の写真を撮影している際に足を滑らせて川に転落し流され、たまたま堤防沿いをジョギング中に男の子が流されているのを見つけた中国人留学生男性が、川に飛び込み男児を救出した。この中国人の男性は厳俊さん(26)といい、2年ほど前に来日し来年春には大阪市立大学の大学院に進学する予定で、いまはコンビニエンスストアでアルバイトをしているという。
 台風18号の影響で、淀川も増水していた。そこに子どもが落ちて流されているのを発見して、身の危険を顧みず飛び込んで助けようとする勇気は、並大抵のことではない。水泳に余程自信がなければ、飛び込むのは難しい。それを敢行した中国人留学生・厳俊さんは、凄い人だとしか言いようがない。
 中国では、「反日的な人民」ばかりだと思っていたけれど、認識を根本的に改めなくてはならない。日本にわざわざ留学してきた有為の人材であるから、余程、日本のことが好きらしい。日本国民は、心から感謝するとともに敬意を示さなくてはならない。
 厳俊さんの子ども救助劇は、2001年1月26日午後7時14分ごろ、JR山手線新大久保駅で発生した乗客転落事故を想起する。泥酔した男性がプラットホームから線路に転落し、さらに、その男性を救助しようとして線路に飛び降りた韓国人留学生の李秀賢(イ・スヒョン)さん(当時26歳)、カメラマン関根史郎さん(当時47歳)が、折から進入してきた電車にはねられ、3人とも死亡した。人命救助のために命を失った2人の勇気は、いまもって称えなくてはならない。
◆ところが、こうした勇気ある行動に比して、情けない話もある。日刊ゲンダイが9月17日発刊(18付け)紙面で「台風でもツイッター三昧 橋下市長に『人命より選挙か』と非難殺到」という見出しをつけて、橋下徹市長(日本維新の会共同代表)を、以下のように厳しく弾劾していた。
 「『天下分け目の戦』と位置づける堺市長選が15日に告示され、シャカリキになっている日本維新の会の橋下大阪市長。選挙戦にかまけ、災害対策を軽んじるような姿勢に、有権者から批判の声が上がっている。日本列島に大きな惨禍を残した台風18号。大阪市でも、市内を流れる大和川が氾濫する恐れがあるとして、16日午前8時半に平野区や住吉区などの合わせて13万1000世帯、約30万人に避難勧告が出された。なにしろ、大阪市が河川の氾濫を理由に避難勧告を出したのは初めてのこと。市民の不安が最高潮に達していた頃、橋下が何をしていたかというと、自宅でツイッター三昧だったのである。16日の午前9時34分、こんな投稿から始まった。〈大和川の状況が落ち着くまで、僕も知事も、自宅で役所との連絡。状況が落ち着いてから、堺市長選挙のために堺市内に入ります〉橋下は〈久しぶりのツイッターだな~〉と、ノンキなもので、その後の投稿は選挙のことばかり。現職の竹山堺市長を攻撃し続けた。〈だいたい自民党と共産党がよく引っ付けるよね〉〈竹山さんは、堺市役所をフルに使って選挙をするという、まあ旧い政治を思う存分やっています〉〈竹山さんは、自らの政治ポスターを堺市立病院の掲示板に掲示、そして副市長は公用電話をフルに使って、府内市町村長へ応援の呼びかけ〉〈竹山さんは小学校単位で100万円をばら撒き。そして小学校単位の自治会長へ自らのパーティー券を最低10枚は購入させる〉<避難勧告の真っ只中もツイッター三昧で『堺市長選』に没頭> これが大阪が台風の影響を最も受けていた時間帯だったため、さすがに市民から怒りの声が殺到。ツイッターで「氾濫に備えて水防組織が活動しているのに、選挙活動をしている場合なのか」などと苦情が寄せられると、橋下はこう反論した。〈こういうことは組織対応するのです。組織マネジメントを勉強するように〉〈同時に複数の仕事ができるくらいでないと市長などできません。危機管理はちゃんとやっています〉〈市長の仕事は危機管理監への指揮。危機管理監から報告を受けて、判断を求められたら判断をする。それがトップの仕事〉 大阪府政関係者が言う。『橋下市長の主張にも一理ありますが、竹山市長は予定していた選挙活動を中止し、氾濫した河川の視察に出かけてます。堺市長選は維新の会が掲げる大阪都構想への参加の是非が最大の争点で、現職と維新新人の一騎打ち。負ければ、橋下市長の求心力低下は避けられない。後がないのは分かりますが、市民の不安を考えたら、もう少し配慮があってもよかったと思います』 トップの資質が問われる。」
 橋下徹市長だけでなく、埼玉県の上田清司知事も、台風18号が激しい風雨で埼玉県内を荒らしていた最中の9月16日午前、東京都千代田区北の丸公園にある武道館(松永光会長)で開かれた「第7回糸東流空手道世界選手権大会」に来賓として出席していた。ところが、読売新聞YOMIURI ONLINEが9月17日、「台風18号 突風、熊谷で26棟全壊」は、以下のように報じている。
 「県内では16日、台風18号の影響で全域に大雨・洪水警報や強風注意報が出され、寄居町で観測史上最大の最大瞬間風速33・1メートルを記録するなど、各地で大荒れの天気となった。熊谷市では、未明の突風で住宅26棟が全壊。三郷市とさいたま市で女性2人が風にあおられて転倒し、骨折するなど計25人が重軽傷を負った。熊谷市などで最大6933世帯が停電したほか、鉄道にも大幅に影響が出た。◇6933世帯が停電 県消防防災課によると、未明の突風により、熊谷市で住宅26棟が全壊、30棟が半壊し、一部損壊も381棟に上った。行田市でも66棟が一部損壊した。甚大な被害を受け、県は同日、災害救助法の適用を決定した」
 つまり、こうした自然災害が予想されるとき、都道府県・市町村の首長は、基本的に現場を離れてはならないのである。いわゆる「事件官庁」と同じだからである。
 鹿児島県知事を務めた鎌田要人参院議員(1921年10月2日~ 2005年12月3日、旧内務・自治官僚、消防庁長官、自治事務次官などを歴任)が、知事在任中(1977年3月2日~1989年2月27日)のことを振り返り、こう話していた。
 「鹿児島県は、台風の通り道なので、台風が来るたびに災害が起こり、被災者が多数出る。だから、県知事としては、県を離れることがなかなかできない。妻を海外旅行はもとより、国内旅行にも連れて行くことができなかった。申し訳ないと思っている」
 常に国家を想い、地域住民のことを気にかけている責任感旺盛な旧内務官僚の言葉である。トップに立つ為政者の心がけだ。
【参考引用】NHKNEWSwebが9月17日午後8時28分、「川で男児救助の中国人男性語る」というタイトルで、以下のように報じた。
「きのう大阪・北区の淀川で小学生の男の子が転落して流されましたが通りかかった中国人の男性に救助され無事でした。この中国人の男性がきょう取材に応じ自分の体にロープを巻き付けて台風で増水した川に飛び込み男の子を救助した状況などを語りました。きのう午後5時すぎ大阪・北区豊崎の淀川で高槻市に住む小学4年の9歳の男の子が友人2人と鉄道の写真を撮影している際に足を滑らせて川に転落し流されましたが近くに住む中国人のアルバイト厳俊さん(26)に救助され無事でした。厳さんはきょうNHKの取材に応じ当時の状況を語りました。厳さんは2年ほど前に来日し来年春には大阪市立大学の大学院に進学する予定で今はコンビニエンスストアでアルバイトをしています。厳さんはきのう淀川の堤防沿いをジョギング中に男の子が流されているのを見つけたということです。当時、川は台風による大雨の影響で増水し河川敷まで水があふれていましたが厳さんはすぐに河川敷に駆け下りて川に飛び込み男の子が流されていた場所まで泳ぎ着いたということです。厳さんは男の子を抱きかかえ何度も川岸に押し上げようとしましたがうまくいかなかったためいったん自分だけ岸に上がり男の子の姿を確認しながら下流まで走って移動しました。そして服を脱いで近くにあったロープを自分の体に巻き付けロープの端を川岸にいた人たちに持ってもらいながら再び川に飛び込み男の子を救助したということです。男の子はおよそ330メートル下流まで流されましたが水を飲んだ程度で大きなけがはありませんでした。厳さんも腕などにすり傷を負いましたが病院で手当てを受けて帰宅したということです。厳さんは『これまで見たことがないぐらい川の流れは速かったですがとにかく《子どもを助けなければ》という思いで川に飛び込みました。2人とも無事だったのでとても幸運でした』と話していました。大阪府警は人命救助に貢献したとしてあす厳さんに感謝状を贈ることにしています」

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 【お知らせ】
 板垣英憲の最新著書 「TPP本当のネライ~あなたはどこまで知っていますか」(共栄書房刊)
 近日中、全国書店で発売
 定価(本体1500円+税)

■TPP本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか2013年9月刊
まえがき
第 1 章 TPPとアメリカの食糧支配
第 2 章 TPPの最大のネライは保険だ
第 3 章 TPPで日本医療界への食い込み ―― 国民皆保険制度の崩壊
第 4 章 TPPで雇用はどうなる ―― 解雇自由の法制化
第 5 章 米国「軍産協同体」が防衛省を食い物に ―― 米国の肩代わりをする「国防軍」の建設
第 6 章 米国が日米事前協議で日本政府に強い圧力をかける
第 7 章 日本のTPP参加に向けての経緯
あとがき



本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
金正恩第1書記主導の「朝鮮統一・大高句麗国建設計画」に朴槿恵大統領は「グウの音」も出ず韓国消滅!

◆〔特別情報①〕
 「朝鮮統一・大高句麗国建設計画」が、金正恩第1書記=元帥主導で着々と進められている。このことを象徴するような出来事が起きた。北朝鮮の平壌で開催されている重量挙げの2013年アジアクラブ選手権大会開会式(9月12日)で初めて、韓国選手が国旗を掲げて入場したばかりでなく、14日、韓国の男子選手が優勝したのに対して、南北分断後初めて、北朝鮮

引用元http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken">

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今年の流行色は灰色 色が人にもたらす効果とは?

2013年09月18日 20時36分19秒 | コスメ・ファッション
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BOOKSTAND 9月18日(水)7時0分配信

まだまだ暑さが残りますが、夜は少し肌寒く、長野や群馬の山地ではすでに紅葉が確認されている模様。そんな季節の変わり目のこの時期、今年の秋はどんなファッションが流行るのかと気になる人は多いはずです。
多分野において流行色情報を発信している一般社団法人「日本流行色協会」によれば、2013年の秋冬の流行色は、女性ならグレイッシュ(灰色がかった)カラー、男性もベージュやグレーとのこと。こうした落ち着いた色が好まれるのは、政治や経済が不安定な現代の人々は安心を求めており、グレーなどの色には不安な気持ちを包み込むような作用があるからだそう。また、流行色を取り入れることで、その年のトレンドを効果的に演出できるのだといいます。
しかし、色には人の心に作用するような力が、本当にあるのでしょうか。心理学者で元東京大学名誉教授の大山正さんは、著書『色彩心理学入門』のなかで、色が人にもたらす効果について次のように語ります。
「暖色、寒色といわれるように色は温度感覚に影響するし、"暖かさ"、"冷たさ"で象徴される感情の問題とも関連する。また進出色―後退色とよばれて、色は距離感覚にも影響を与えるし、物の大きさ、重さの判断にも影響する」
色の心理的効果については、詩人で科学者としても有名なゲーテをはじめ、昔から様々な人々によって語られているとのこと。たとえば温度判断の実験では、赤や黄などの色は暖かく感じられ、青などの色は冷たく感じる人が多いのだそう。色が人間に何かしらの影響を与えるということは、科学的にも実証されているのです。
また、今季流行のグレイッシュカラーのような暗い色ほど「重く、深く、充実して、固く、強く、しめって、緊張して、安定して」といった感覚が生まれるという実験結果も、同書には記されています。前述した「不安な気持ちを包み込むような作用」は、確かに存在するようです。
色が効果をもたらす範囲は幅広く、感情、質感、音など、様々な分野におよぶとのこと。日常の中に意識的に色を取り入れることによって、今までとは違った視点で毎日を彩ることができるでしょう。』

昔は、灰色の人生と言われ暗いイーメジの喩えでした。灰色の流行を考えるまだまだ日本の景気は回復していないと言えます。先行きの不透明さと不安感、覇気や活力に欠け、現状維持で気苦労の多い状況では有りませんか。

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