教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

天木直人のブログ天皇陛下に大きな宿題を課されてしまった安倍首相

2016年07月30日 19時16分32秒 | 国際・政治


30Jul
2016
天皇陛下に大きな宿題を課されてしまった安倍首相





 きょう7月30日の各紙が一面トップで一斉に報じた。

 天皇陛下が生前退位についてみずからのお言葉で、8月8日にもそのお気持ちを表明される方向で宮内庁が検討している事がわかったと。

 これは、生前退位の第一報が流された7月14日の報道につぐ、衝撃的な報道だ。

 天皇陛下が生前退位の意向をお持ちであることが報道された7月14日の報道の中で、すでに一部の報道が報じていた。

 天皇みずからがその意向を近く国民の前で語られることになると。

 私はそれを見て、このお言葉は決定的に重要なものになると思って心待ちにしていた。

 ところが、その後、この天皇陛下のお言葉に関する報道がぴたりと消えた。

 その間に、安倍・菅政権と宮内庁の間に、壮烈な綱引きがあったに違いない。

 つまり官邸からすれば生前退位の問題は先送りしたい。

 生前退位問題は、これまで同様に、係属案件に追いやってしまいたい。

 そのためには天皇陛下のお言葉は避けたかったのだ。

 天皇陛下の政治関与になるなどと言って取りやめを求めたのだ。

 宮内庁も政府の一機関でしかない。

 普通なら官邸の意向に従わざるを得ないところだ。

 しかし、今度の件に限っては、天皇陛下の強いお気持ちがある。

 そしてその第一報が流された時に、国民の圧倒的な賛成の声が確認された。

 国民の支持を得た天皇のお気持ちほど絶対的なものはない。

 かくして安倍・菅政権の宮内庁に対する、恐れ多くも、傲慢な圧力は、退けられたのだ。

 そうは言っても、生前退位の思いを天皇陛下が語るとなれば、やはり大きな意味を持つ。

 だからその文言は、直接に生前退位を言及することなく阿吽の呼吸でそれを伝えざるを得ない。

 これから発表日までの間に、その文言や発表の仕方(テレビでの実況放映など)をめぐって、引き続き官邸と宮内庁の間で、緊張した話し合いが行われるだろう。

 もちろん、事が事だけに、官邸と宮内庁が対立するということにはならないし、あってはいけない。

 その事は、さすがの官邸もわきまえているだろう。

 天皇の御意向を第一に、官邸の思惑、生前退位をよしとしない保守有識者の意見、天皇と官邸の板挟みになる宮内庁長官、そして世論の声、などなど、多くの要素を勘案して、最終的なお言葉の公表に至る事になる。

 いずれにしても生前退位に関する天皇陛下のお言葉は、天皇陛下の即位以来の最大のお言葉になる。

 近年まれに見る国民的一大行事となる。

 はっきりしている事は、お言葉が公表された後は、その実現が安倍政権の最大の課題となるということだ。

 首相の憲法9条の試みは皇室制度改革の議論の前に吹っ飛んでしまうということだ。

 安倍首相は大きな宿題を天皇陛下から命ぜられてしまった。

 優等生でさえも難しいこの難問を、はたして安倍首相にやり遂げられるのだろうか(了)
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天木直人のブログ慰安婦問題でベタ降りした安倍政権が教えてくれる事

2016年07月30日 19時09分57秒 | 国際・政治


29Jul
2016


Photo by : ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像(韓国) The Huffington Post [http://www.huffingtonpost.jp/2013/11/05/ianfu-korea-_n_4216870.html]
 少女像の撤去がなされないまま、安倍首相は政府予算から10億円の拠出をする方針を決めたという。

 これは慰安婦問題で安倍首相がベタ降りしたということだ。

 それをいまごろになって話が違うと怒る右翼は愚かだ。安倍首相はすでに昨年12月28日に突如発表された日韓合意でベタ降りしていたのだ。

 その事を菅官房長官がきのう7月28日の記者会見で見事に白状した。

 すなわち日韓合意について「日韓両政府が責任を持って実施する事が重要だ」と語った。

 これだけでは、国民は何の事かわからないに違いない。

 それを、安倍政権の代弁メディアの読売新聞がきょう7月29日の紙面で次のように解説してくれている。

 「・・・日本政府が早期の10億円拠出に踏み切る最大の理由は、昨年12月の日韓合意の文言にある。合意には、日本政府の予算から財団への10億円拠出を確認すると同時に、少女像の問題は韓国側が『適切に解決されるよう努力する』と盛り込まれている。合意は少女像の撤去まで約束したものではなく、資金拠出時期との関連も示されていない
(日本政府高官)こともあり、資金拠出が遅れれば『日本側が合意を破棄した』との口実を韓国側に与えかねない・・・」

 しかし、日韓合意と言っても、我々はその全貌を知らされていない。

 日韓合意は、歴史の検証に耐えられる、まとまった公文書ではなかった。

 これが日韓合意だという公式な成文はない。

 当時の日韓両外相の共同記者会見の言葉であるとか、両政府の説明であるとかの合わせ技のようなものだった。

 だから本当の事は誰も分からないのだ。

 米国政府と、日韓両国のごく一部の者しか知らないのだ。

 稲田朋美をはじめとした安倍政権のタカ派は、少女像撤去もされないまま政府予算で拠出する事は認められとないと怒っている。

 当然だ。

 しかし、安倍首相は、これら「身内」までも欺いて、日韓不可逆合意を急いだのだ。

 もちろんその背後には米国の強い圧力があった。

 安倍首相は、賠償問題は決着済みだという建前を維持すると言いながら、政府予算を出す事を決め、少女像に撤去がなくても政府予算を拠出する事を認めていた、つまり昨年12月28日にベタ降りしていたのだ。

 こんな事は安倍政権の中でも知らされておらず、ましてや国民はまったく知らない。

 これは象徴的だ。

 およそ米国の圧力によって合意させられるものは、ことごとく密約である。

 あの安保条約がそうだった。

 後に首相になった中曽根議員は若かりし頃吉田茂に国会で密約だと噛みついた。

 その中曽根議員がまさにロッキード事件で米国と密約して田中角栄を追い落とし、みずからを守ったのだ。

 あのロッキード贈収賄事件の本丸はP3C戦闘機の売り込みだったことはもはや明らかだ。

 田中内閣の直前まで防衛庁長官をやっていた中曽根氏が知らないはずがない。

 そして、クリーンを売り物にしたバルカン政治家三木武夫は検察に命じ、米国司法と取引して田中角栄逮捕に踏み切ったに違いない。

 これも政治の浄化と言うよりは、弱小政治家三木の権力欲のなせるしわざだ。

 これを要するに、日本の政治家たちは、権力争いと保身を優先し、仲間や国民を裏切ってまで米国に従属してきたということだ。

 対米従属を引き受けてくれる政治家であれば、犯罪者であろうが気にくわない奴であろうが、それを助けて米国の国益に役立たせ、じゃまになったら切り捨てる、というのが、いまも昔も変わらない米国のやり方だ。

 慰安婦問題のベタ降りが教えてくれるもの。

 それは安倍首相が、自らの保身の為に、国民を裏切り、同僚議員さえも欺いて、米国と密約を繰り返す姿である。

 それでも慰安婦問題が正しく解決するなら私は歓迎すると書いた。

 どうやら韓国内部の動きを見ていると、それもかなわないようだ。

 対米従属は一時的にはうまく行っても、必ず最後は関係者を不幸にさせる。

 これもまた歴史が教えてくれる厳然たる事実である(了)
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「軍産複合体」「国際金融資本」守るヒラリー候補と低所得者層守るトランプ候補の対決が鮮明!

2016年07月30日 19時01分58秒 | 国際・政治

板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~
「軍産複合体」「国際金融資本」守るヒラリー候補と低所得者層守るトランプ候補の対決が鮮明!
2016年07月30日 07時12分02秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「軍産複合体」「国際金融資本」守るヒラリー候補と低所得者層守るトランプ候補の対決が鮮明!

◆〔特別情報1〕
 第2次世界大戦後、「世界の警察官」を任じてきた米国の衰退が著しく、ロシアのプーチン大統領と米国ヘンリー・キッシンジャー博士(戦略国際問題研究所=CSIS顧問、ニクソン政権国務長官)は、世界新秩序体制に基づく「新世界」を切り拓こうとしている。その最中、米大統領選挙(11月8日)は、「軍産複合体」「国際金融資本」などの既得権益を守る支配層(エスタブリッシュメント)を基盤とする米民主党のヒラリー・クリントン候補(前国務長官)と急速に増大しつつある低所得者層を基盤とする共和党のドナルド・トランプ候補(不動産王)との対決構図が鮮明になった。(支持率はロイター/イプソス(7月28日公表)によると、トランプ候補39%、ヒラリー候補37%、米CNN(7月25日公表)は、トランプ候補48%、ヒラリー候補45%)
CNN

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~ブロック経済EU・NATOと中国経済崩壊後の新時代


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日時2016年8月20日(土)16時30分~20時30分
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嘘まみれ世界経済の崩壊と天皇家ゴールドによる再生 世界を一つにまとめるのはやはりNIPPONだった!
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ヒカルランド
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ポケGOで福井のアイス店が特需 周囲にポケストップ3カ所

2016年07月30日 17時24分15秒 | まち歩き
ポケGOで福井のアイス店が特需 周囲にポケストップ3カ所
08:20


ポケモンGO効果で夜間も客足が絶えないソフトクリーム店「ぼく、ラブリー」=28日午後9時15分ごろ、福井市中央1丁目
(福井新聞)
 スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」のブームで、福井市中心部にあるソフトクリーム店が“特需”に沸いている。ゲームで使う道具がもらえる「ポケストップ」が店の周囲に集中。プレーヤーが次々と来店し売り上げが倍増した。
この店は同市中央1丁目の「ぼく、ラブリー」。周囲約50メートル圏内の3カ所がポケストップに指定されている。同時に50人ほどがプレーしていることもあるという。
3月末のバスターミナル機能移転に伴い、売り上げが半減した。一時は閉店を考えたが、ポケモンGOの国内配信以降、客が増えた。
 営業時間を延長。28日にはソフトクリームが売り切れ、店長男性(44)は「まさかこんなことになるとは」とうれしい悲鳴だ。
店長は「ブームが続く間は店をたたまずにすみそう」と胸をなで下ろしている。』

人生も商売も何が何で幸いするか分かりません。
ソフトクリームの味を落とさず、おいしいお店の信用を勝ち取って下さい。
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阪和道で12台絡む事故、最大渋滞11キロ 大阪・泉南

2016年07月30日 14時38分43秒 | ニュース

(産経新聞) 13:59

 30日午前8時25分ごろ、大阪府泉南市信達市場の阪和自動車道下り線の高倉山トンネルで、乗用車など計12台が関係する事故が起きた。大阪府警高速隊によると、けが人は確認されていない。
高速隊によると、トンネル(全長約1キロ)の入り口から約200メートルの追い越し車線で最初の追突が発生。さらに後続車がによる追突事故が3件相次いだという。高速隊で原因を調べている。
現場は片側2車線の直線道路。阪和道下り線は、最大約11キロの渋滞が生じた。』

高速道路でのトンネル事故が、多いのはなぜでしょうか。
怪我人が出ていないことをお祈り申し上げます。
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【相模原19人刺殺】植松聖容疑者、危険ドラッグを常用 措置入院後に大麻も使用か

2016年07月30日 12時48分58秒 | ニュース

10:54


殺人容疑で逮捕された植松聖容疑者(右端の緑シャツ)=植松容疑者のフェイスブックより
(産経新聞)
 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が刺殺された事件で、元職員の植松聖(さとし)容疑者(26)=殺人容疑で送検=が、数年前から日常的に危険ドラッグを使用していたことが29日、関係者への取材で分かった。今年2月に措置入院した際に尿検査で大麻の陽性反応が出ていたが、関係者によると、退院後も大麻や危険ドラッグを使用していたもようだ
 植松容疑者の複数の知人らによると、植松容疑者は数年前から危険ドラッグを始めており、大麻を吸っていても「きかない」といってさらに危険ドラッグを吸うこともあった。また、措置入院後も大麻や危険ドラッグを使用していたという。
 知人の20代男性は、産経新聞の取材に「危険ドラッグを吸って車を運転した結果、(意識喪失状態となり)コンビニの駐車場のど真ん中に止まったことがあった。夜中にドラッグを使って、朝にそのまま出勤したこともあった」と証言。別の20代の知人男性は「みんなでバーベキューしたときは(ドラッグの影響で)実際にはない『滑走路が見える』とも言っていた」と話している。
事件後の神奈川県警津久井署捜査本部の家宅捜索では植松容疑者の自宅から大麻が押収されている。
相模原市などによると、植松容疑者は措置入院した際、「大麻精神病」「薬物性精神病性障害」などと診断されていた。これは大麻や薬物に起因して妄想や異常行動を起こす可能性があるとされる。このほかにも、人格の偏りがあるなどと診断されていた。
薬物問題に詳しい小森栄弁護士は「措置入院での診断は今回の事件に結びつくほど特異なものではない」としながらも、「薬物の大量摂取や継続使用、複数の薬物を併用することなどで、もともとの疾患が悪化していった可能性がある」と指摘している。』

危険ドラッグと言わないで、厚生労働省は、法的に規制すべきです。
写真の眼を見ますととても尋常な目つきをしていませね。
危険ドラッグの常習で、止められず精神に異常を来したのではないでしょうか。
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