2019年11月21日12時
自動車の世界ラリー選手権(WRC)に参戦してきたシトロエン(フランス)は21日までに、今季限りでWRCから撤退することを発表した。昨季まで総合6連覇のセバスチャン・オジェ(フランス)が移籍を決断したことで、来年は一線級のドライバーが確保できなくなったことに伴う決定。オジェはシトロエンに復帰した今季の年間順位は3位だった。</p>
今季、総合優勝したオット・タナク(エストニア)はトヨタから現代への移籍が決定済み。タナクに代わり、WRC通算47勝のオジェがトヨタに加入する可能性が高まっている。 (時事通信)
セバスチャン・オジェ(フランス)氏のトヨタへの移籍で、これからの世界ラリーは、トヨタ旋風が席巻する時代になるのでは有りませんか。
朝日デジタル
ヤリスで夢達成 世界ラリー年間総合優勝のトヨタ会
千葉卓朗 2019年11月21日11時02
自動車レースの世界ラリー選手権(WRC)で年間総合優勝したトヨタ自動車チームのドライバーらが20日、記者会見を開き、今季の戦いを振り返った。WRCは来年11月、愛知県と岐阜県で日本大会が開催される。
トヨタは1973年~99年にWRCに参戦したが、F1に注力するために撤退。リーマン・ショック後の2009年にはF1からも撤退した。しかし17年、「『もっと良い車づくり』のど真ん中にモータースポーツを位置づける」(豊田章男社長)として、18年ぶりにWRCに復帰した。
トヨタは、小型車ヤリス(日本名ヴィッツ)の改造車で参戦。復帰2年目の昨季は、チーム部門で年間総合優勝。今季は、所属するオット・タナク選手=エストニア=がドライバー部門で、タナク選手の車両に同乗したマルティン・ヤルヴェオヤ選手=同=がコ・ドライバー部門で年間総合優勝し、2冠をかざった。