日々遊遊!!

散歩道や日々の出来事を・・・

和紙の原料になるヒメコウゾです

2012年05月04日 | 散歩(花)

和紙の原料と言えばミツマタとコウゾと言うことは知っていまいた。ミツマタは花が綺麗なのでどんな木かも知っていましたが、コウゾはどんな木か知りませんでした。ある日、桑の実に似た実と、いがのような実の付いた木を見つけ調べてみるとそれがコウゾ(ヒメコウゾ)でした。
コウゾとヒメコウゾは同じ和紙の原料ですが、コウゾは雌雄異株(雄花と雌花は別の木)ヒメコウゾウは雌雄同株(雄花と雌花が同じ木)として区別します。
写真でみると、桑の実のように見えるのが雄花、玉に毛が生えたような方が雌花です。
この木には野イチゴのような実が成り食べられます。
その他にはツツジ、ナガミヒナゲシ、ウツギを掲載します。
昨日は良く降りました、今日はやっと日が差してきたみたいですが?
追記、このブログに関して、知人から下記の指摘がありました。
ヒメコウゾは、純血に近く 変異が少ないのですが、種の分類上は、コウゾは、栽培用の雑種を指すので、 変異が多く、雌雄異株と言い切れません。多分、間違って書いた人がいて孫引きで間違っている考えの方が広まったのかもしれません。コウゾは、カジノキとヒメコウゾの雑種で、コウゾの血の多い株は同じ株に雌雄の花がつき、カジノキの血の濃い株は、雌雄異株が、多くなるかもしれません。カジノキの方が、大きくなるので、選別してこちらを多く栽培したので、雌雄異株の株数が多い可能性もあります。
この内容からすれば、写真はヒメコウゾとは言い切れず、コウゾかもしれません。

ヒメコウゾ

ツツジ

ナガミヒナゲシ

ウツギ