ようちゃんばあば日記

お米と野菜をつくり、保存食作り 編みものなどの日常を綴っています。

手仕事

2009-05-25 | 編み物・刺繍・裁縫・手工芸
        

17年前に亡くなった私の祖母が90歳から始めた刺し子のお布巾です。
祖母は長い間呉服店から着物の仕立てを頼まれて 家でいつも着物、羽織、コート、帯などを縫っていました。
個人的に持ってくる方もいて そういう時はたいてい着物地しか持って来られないので糸を買いに行かされたも
のです。
最近 突然刺繍をし始めて刺しゅう糸を買いに行ったとき 子供のころ薄暗い店の奥の、糸がたくさん入った
引き出しを何度も開けて着物地の小さな切れ端と色を合わせながら選んだ絹糸の光を懐かしく思い出しました。

ラジオを聞きながらいつも縫物をして 私の子供たちの子守りもしてくれていましたが90歳になったとき
間違いがあってはいけないので仕事で着物の仕立てをするのはやめて 刺し子のお布巾を縫っては人様に
差し上げるのを楽しみにして 94歳で亡くなる3か月前まで過ごしておりました。 

そしてその裁縫をしているひいおばあちゃんのそばで育ったせいか娘(長女)も手作りに最近ハマっています。

長女chiyのブログ

よろしかったら覗いてみて下さい。
彼女は今ネットが使えない状態が2か月続いており留守ですが(笑)ご自由にどうぞ。
コメント (7)
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