先日知人からクーシンサイの苗をいただきました。スーパーにも売られている野菜なのだということを知らなかった私は庭に植えてみました。成長は旺盛であっという間に2m四方を覆うくらいにまでなりました。新芽を食べるのだということで折ってみると茎は空洞でここから「空芯菜」という名がついたことを理解しました。
栽培して1月くらいすると開花していることに気づきました。花はアサガオです。そこでよくよく観察するとこの種の性質はサツマイモとよく似ていることがわかりました。根茎こそ肥大しませんが荒れ地にも適応できそうな顔をしています。
新潟の長岡地域ではキバナアキギリが普通で紫色のアキギリは見られません。そんなこともあって紫色のアキギリを見た人が興奮気味にこんな色の花があると話してくれたものです。この種の詳細な分布を把握していないのですが、経験的に県内では県の南部に偏っているようです。全国的にも中部・近畿あたりが分布域のようです。
果実は緑色の仮種皮に包まれるとされます。種皮と仮種皮の違いがまだ理解できないのですが解剖を行わないとわからないレベルなのでしょうか。カヤですから熟せば炒って食べられるそうです。まだその機会がありませんが・・。
大沼池に向かうのに駐車場から林道を使わず短いながら山道がありますからここを歩きました。秋も深まっていることもあり色づくものは紅葉と木の実草の実です。足元にはゴゼンタチバナが所々に群生していて目を楽しませてくれました。
4枚が輪生していると見えますが、対生する葉が2対で4枚になるという解説があります。このような葉の時は花は咲かず、さらに短枝に2枚の葉がつくのが花芽を持ち花や実をつけるとされます。確かに観察してみると果実をつけているものはすべて6枚(中には5枚も)で4枚のものはありません。