私の自慢の一カットで大切な宝ものです。家の隣の社に住み着いているアオバズクを訳ありで保護したときの記念写真です。アオバズクは梟の仲間。「福来る」になぞらえて、私にとっては激動の一年を締めくくりたいと思います。
ボタンと何か類縁でもあるのかと思うのですが見当たりません。花の感じも葉も明らかに異なります。なぜ「野」をつけたのかちょっとした謎ですね。ノボタンはノボタン科で独立しています。日本でも南西諸島には自生があるとのことですが、普段は温室や鉢植えでおなじみの植物です。
ともあれ、美しいものは美しい!見ていて幸せになれる一時です。
ともあれ、美しいものは美しい!見ていて幸せになれる一時です。
ミッキーマウスノキというのだそうです。科名はオクナ科。日本にはないグループで植物園などの温室でしかみれません。じっと見ているとなかなか愛嬌があって名付けた人のセンスにも感心しました。
黒紫色のものは果実で赤いのはがく片。この取り合わせがミッキーマウスの顔に似ているというもの。上からぶら下がる形だからいつも逆立ちた格好をすることになります。黄色の花が咲くというのですが、私まだ見たことないので花の咲く頃再び訪れて会える事を楽しみにしたいと思います。
黒紫色のものは果実で赤いのはがく片。この取り合わせがミッキーマウスの顔に似ているというもの。上からぶら下がる形だからいつも逆立ちた格好をすることになります。黄色の花が咲くというのですが、私まだ見たことないので花の咲く頃再び訪れて会える事を楽しみにしたいと思います。
昨日今日は大荒れの日だが、2日前は4月下旬の陽気というところがあって、京都ではサクラが咲いたという記事が出た。気象変化の大きい年である。
サクラで思いついたのがこのテイキンザクラ。「提琴桜」と書く。ナンヨウザクラとも、ヤトロファともいうとか。ヤトロファはこの種の属名。いかにも南洋風の花である。越後ではもちろん温室でしか見れない花で、これもトウダイグサ科というから、トウダイグサ科の幅広さを改めて知る。世界にはもっと沢山の種があるのだろう。
サクラで思いついたのがこのテイキンザクラ。「提琴桜」と書く。ナンヨウザクラとも、ヤトロファともいうとか。ヤトロファはこの種の属名。いかにも南洋風の花である。越後ではもちろん温室でしか見れない花で、これもトウダイグサ科というから、トウダイグサ科の幅広さを改めて知る。世界にはもっと沢山の種があるのだろう。
今日は朝から雪お越しの雷が響いている。昨日は西日本は4月下旬の陽気だとか、気象の変化の激しさが年々大きくなっている気がする。暗い越後の冬にせめてブログ内では色鮮やかにいきたい。先日の保内温室で咲いていたサンタンカ、見ているだけで気持ちが和む。この種の植物は温室のなかでお目にかかるくらいで、自分の活動するエリアにはないものだから気分は単なる「綺麗な花」。実際に生活している場所というものが判らないからであろうか。アカネ科の植物というが、どこがどう類縁があるのか手にとって見たり解剖してみたり出来ないから実感として乏しい。それでも、十分に安らぎを与えてくれる貴重な存在である。
食虫植物としてなじみのある温室植物。ボルネオ当たりを中心に熱帯アジアに分布する。結構高山にも生育していて種によっては日本の夏の高温が苦手なものもあるという。
なんといっても葉が変化したつぼ状の捕中葉が興味深い。種が結構多彩なようで愛好者も多いと聞く。
一般的に植物と昆虫は共生関係で進化してきているが、食虫植物は共生関係の昆虫に牙をむいた異端児である。考えられていることは、彼ら食虫植物が生活を余儀なくされた場所は栄養状況が悪く、特に窒素源が不足しているため、最も得やすいのは訪れる虫たちの体そのものを分解する方法だから、この能力をうみだしたもの。そうはいってもどういうきっかけでどういう手順でそんな道に進化したのだろうか、不思議な不思議な世界である。このつぼ状の葉を作ったのは、「必要」があったのは確かで「必要は発明の母」ということなのであろう。
しかし、今は結構栄養条件が悪くないところにも住んでいるものもある気がするが、一度身に着けたものを手放さない保守的な面もある。
なんといっても葉が変化したつぼ状の捕中葉が興味深い。種が結構多彩なようで愛好者も多いと聞く。
一般的に植物と昆虫は共生関係で進化してきているが、食虫植物は共生関係の昆虫に牙をむいた異端児である。考えられていることは、彼ら食虫植物が生活を余儀なくされた場所は栄養状況が悪く、特に窒素源が不足しているため、最も得やすいのは訪れる虫たちの体そのものを分解する方法だから、この能力をうみだしたもの。そうはいってもどういうきっかけでどういう手順でそんな道に進化したのだろうか、不思議な不思議な世界である。このつぼ状の葉を作ったのは、「必要」があったのは確かで「必要は発明の母」ということなのであろう。
しかし、今は結構栄養条件が悪くないところにも住んでいるものもある気がするが、一度身に着けたものを手放さない保守的な面もある。
色彩鮮やかな観葉植物として名高いクロトンである。写真の種は葉の色彩は地味だが、多くは赤・黄色の斑入りの文様が入るから変葉木(ヘンヨウボク)ともいうそうだ。この時期多いポインセチアもトウダイグサの仲間。このグループは葉の芸当がお得意のようだ。そのせいか葉に気をとられて花は意外と知らない。写真は雌花である。トウダイグサの仲間に見られる杯状花序にはなっていない。少し進化的には遅れている気がする。
温室に入ると大きな木性シダ植物などに着生させて展示されていることが多い。鮮やかな花がないし地味かもしれないが、これを見ると熱帯・亜熱帯にいる気分にさせてくれる植物である。今では見慣れているが最初見たときは驚きでこんなシダもあるのかと感心したものだ。
葉の裏の胞子も在来種のシダとはかなり異なる着き方をしていて、これを見ると原始的な感じがする。
葉の裏の胞子も在来種のシダとはかなり異なる着き方をしていて、これを見ると原始的な感じがする。
中国原産の植物で南西諸島には本邦でも自生があるという。ベゴニアの仲間の中で耐寒性があるから太平洋側の暖地では露地上栽培も結構多い。残念ながら長岡では露地栽培は無理で鉢植えしか見ない。
写真は雄花。小さい2枚が花弁で大きい2枚ががく。名前の由来が以外で、「海棠(カイドウ)」という花に似ていて秋に咲くことからだという。「秋海棠」と書く。噛むとすっぱいのはシュウ酸があるからで、てっきりこのシュウ酸から名前が来ているものと思っていた。思い込みで物事を判断してはいけないということを教えられた。
写真は雄花。小さい2枚が花弁で大きい2枚ががく。名前の由来が以外で、「海棠(カイドウ)」という花に似ていて秋に咲くことからだという。「秋海棠」と書く。噛むとすっぱいのはシュウ酸があるからで、てっきりこのシュウ酸から名前が来ているものと思っていた。思い込みで物事を判断してはいけないということを教えられた。
南アフリカ原産の移入種。最近急速に普及し鉢植えや庭に沢山見られるようになってきた。セントポーリアと同じ科だろうが花の感じがかなり違う。いずれも挿し穂(葉)で簡単に発根させられるから、温度条件さえクリアできれば栽培は難しくないと思う。ストレプトカーパスはまだないが、セントポーリアは何度も葉挿しで増やし鉢植えにして楽しんだ経験がある。株が古くなれば、また葉挿しし次々に更新を繰り返していけばいい。
温暖で湿潤な環境に生育している種であることは直ぐにわかるが、発根のしやすさは、有性生殖で種子をつくり子孫を増やすというより無性的に栄養生殖をさかんにしていることを伺わせる。
温暖で湿潤な環境に生育している種であることは直ぐにわかるが、発根のしやすさは、有性生殖で種子をつくり子孫を増やすというより無性的に栄養生殖をさかんにしていることを伺わせる。
今日は冬至。暖冬傾向は私にとっては大変ありがたいことである。冬の越後はいまだに好きになれない。もう春の到来をひたすら待ち焦がれる状態だ。
久しぶりに三条の保内温室に入った。市民が気軽に入れるから、この冬のストレスを発散するには本当に良い場所だ。曇天でただでさえ薄暗いのに、温室内は樹が生い茂りさらにはガラスにアオコが付いているところもあって、中に植えられている植物にとってはかなり辛抱がいる状態だ。それでも、ところどころに花をつけてやさしく語りかけてくれる植物がある。
バンダもそのうちの一つ。青い豪華な花はランの中にあっても上位に来るだろう。若い頃栽培したいと憧れた種でもあるが、いまだにその夢は実現していない。それはそれとして、網目文様の花とじっくり対話し満たされた時間を得ることが出来た。
久しぶりに三条の保内温室に入った。市民が気軽に入れるから、この冬のストレスを発散するには本当に良い場所だ。曇天でただでさえ薄暗いのに、温室内は樹が生い茂りさらにはガラスにアオコが付いているところもあって、中に植えられている植物にとってはかなり辛抱がいる状態だ。それでも、ところどころに花をつけてやさしく語りかけてくれる植物がある。
バンダもそのうちの一つ。青い豪華な花はランの中にあっても上位に来るだろう。若い頃栽培したいと憧れた種でもあるが、いまだにその夢は実現していない。それはそれとして、網目文様の花とじっくり対話し満たされた時間を得ることが出来た。
北米原産の耐寒性の常緑低木で、開花期が2度あり6月頃と10月頃とある。太平洋側の地域では至る所の公園にごく普通に見られる。以前住んでいたところも沢山見かけて白い花がしっかりと思い出される。
そうではあるが長岡ではあまり印象が無い。観葉植物としての鉢植えのものは見ているけれど、街中に植えられているものがあったかどうか・・。少なくとも白い花を付けた株の記憶が無い。
これは、三条の保内にある温室前の庭園に植えられているものだが、この寒い時期花茎を伸ばしつぼみを沢山付けている。2度咲きの秋の花が遅れたのだろうか。それにしてもおかしい。遅れるにしては少々間が空きすぎで、つぼみは自分の出番が来たぞのごとくこれから咲き出しそうな勢いが感じられる。少なくともこのまま5・6月頃までつぼみでいるとも考えにくいから、1月頃には咲いてしまうかもしれない。開花時期が狂ってしまったのだとすると異常気象のせいとするのは早計過ぎるだろうか。
そうではあるが長岡ではあまり印象が無い。観葉植物としての鉢植えのものは見ているけれど、街中に植えられているものがあったかどうか・・。少なくとも白い花を付けた株の記憶が無い。
これは、三条の保内にある温室前の庭園に植えられているものだが、この寒い時期花茎を伸ばしつぼみを沢山付けている。2度咲きの秋の花が遅れたのだろうか。それにしてもおかしい。遅れるにしては少々間が空きすぎで、つぼみは自分の出番が来たぞのごとくこれから咲き出しそうな勢いが感じられる。少なくともこのまま5・6月頃までつぼみでいるとも考えにくいから、1月頃には咲いてしまうかもしれない。開花時期が狂ってしまったのだとすると異常気象のせいとするのは早計過ぎるだろうか。
シロタエギクの一種と思われるが正確には判らない。日本にも自生種の白ヨモギというのがあるが、これとは種が違うようである。常緑の園芸種で放置されたまま冬を迎えようとしている。表側はさほどではないが、裏側にはびっしりと温かそうな綿毛が付いていて、草全体が白く見える。
特に新芽の部分は念入りに綿毛で覆われているように見える。このような植物の変化は温度に対する適応の一種と考えられるが、見事な形質を身につけたものだ。故郷がさぞ低温にさらされる場所なのであろうか。
特に新芽の部分は念入りに綿毛で覆われているように見える。このような植物の変化は温度に対する適応の一種と考えられるが、見事な形質を身につけたものだ。故郷がさぞ低温にさらされる場所なのであろうか。
少々暗いが花芽である。来春白い大きな花を咲かせるものだが、もう苞片が剥がれ落ちそうになっている。この時期、苞片が剥がれ落ちることは今まで気づかなかった。うかつである。モクレンの仲間にはこんな性質があるのかと、また一つ新しいことを学ぶことになった。
一枚剥がれ覗いているのは内苞で荒い毛がびっしる付いている。これはこれで温かそうにも思えるが、このまま外苞を落とさないで二重に花芽を保護すればもっと寒さに対応するのにと思うのだが。何か他の意味があるのかもしれない。
一枚剥がれ覗いているのは内苞で荒い毛がびっしる付いている。これはこれで温かそうにも思えるが、このまま外苞を落とさないで二重に花芽を保護すればもっと寒さに対応するのにと思うのだが。何か他の意味があるのかもしれない。
残っている「がく」がまるで花のように見える。ある公園の植え込みにあった。一般的にアベリアで通っているが「ハナツクバネウツギ」が正規の名前。「がく」とその下に付く実を一まとめで、羽子板でつく「衝羽根」にみたてたものだが、「がく」の下に実が付くはずの実がまったく出来ていない。「がく」がこれほどかたまって付いているのに、一つも実がないのである。中国からの園芸種ということだから不稔性になったものが入っているのだろう。
ともかく、緑や花の少ない時期だから普段見過ごしてしまうアベリアのがくだが見るものをして温かい気持ちにさせてくれる。
ともかく、緑や花の少ない時期だから普段見過ごしてしまうアベリアのがくだが見るものをして温かい気持ちにさせてくれる。