リフト乗り場の山麓部には亜高木のナナカマドがたくさん見られましたが、牛首から月山に登る尾根筋には矮性のナナカマドが見られます。高山帯ですからタカネナナカマドかなとと思いながら登っていました。ふと思い出して、タカネナナカマドは花穂が下向きに垂れ下がる性質があるはずですからこれはナナカマドが高所に生育しているのだと気づきました。
月山の最後の急登の岩陰にミヤマダイモンジソウが花を見せていました。あえぎながら登る私を元気付けているよう。思わず立ち止まってそのエネルギーをいただきます。ほんとに登山道に花があるというのは嬉しいことです。