葉の基部は矢じり型で茎を抱くのが特徴の一つです。茎や葉柄や葉裏の脈には鋭い逆棘があり触ると痛い感じがします。名前はウナギもこの棘で捕まえられるとの意味でしょう。
秋に開花する草本類は丈夫な茎を持つかつるに近いなよなよとした茎を持つかの2つのタイプが目立ちます。後者は他物に寄りかかりながら上をめざしますからこの逆棘が有効でずり落ちないようにしていると考えられます。アキノウナギツカミは後者の代表といえます。
秋に開花する草本類は丈夫な茎を持つかつるに近いなよなよとした茎を持つかの2つのタイプが目立ちます。後者は他物に寄りかかりながら上をめざしますからこの逆棘が有効でずり落ちないようにしていると考えられます。アキノウナギツカミは後者の代表といえます。
トウダイグサ科の花はかなり変わった作りで理解しにくいものです。光の具合でなかなかピントが合わずに鮮明な画像にならないのが残念ですが、なんとなく杯状花序がわかるかと思います。丸くぼつぼつを持っているのがめしべの子房に当たるもので背景に見える黄色いものは腺体で4つ見られます。
リンドウ科センブリ属の越年草です。花はなかなか工夫された面白い文様があります。濃緑の細点があったり中央部には黄色い腺体が2個あります。花弁は5枚ですか一枚の花弁をじっと見ていると何かの顔に見えてきます。
アカジコウが見られました。イグチの仲間で食用になるとても綺麗なキノコです。口にしたことはありませんがこの美しさを見ることで楽しんでいます。やや深山性で亜高山帯で出会うキノコと考えています。過去に志賀高原や玉原高原で見たことがあります。
何度か取り上げたウリノキですが、熟した果実を載せてはいないと思います。裏磐梯でタイミングよく見つけましたから取り上げてみました。花は反り返った独特な形になることで知られていますが、果実は濃紺の核果になります。未熟な果実並べてみましたが色づきはかなり短期間で行われるようです。中に核といわれる種子が1つ入っています。