昨年は長野の国営アルプス安曇野公園の大町地区に行く機会がありました。国営越後丘陵公園と云わば姉妹関係の公園でときどき関係者の行き来があり私も対応することがありますが、このときは里山のボランティアの研修を目的にアルプス安曇野公園を視察したものです。十分な時間がなくまた自由な行動もできませんから興味深いものが沢山あったにもかかわらず指をくわえて素通りするばかりでした。そんな中でわずかに手に入れた絵を元にいくつかを話します。
まず印象に残ったことが隣県でありながら森の様子が大変異なることです。管理の方法が異なることもありますが生態系の差、景観でいえば林床が極めて貧弱なことでしょうか。雪による影響があっても軽い雪、越後の重い大量の雪によるそれとは大きな差があるようです。
植えたものではないと考えてはいますが、新潟では見られない種もいくつかありました。そのなかで園の入口近くに生えていたハシバミを見つけました。新潟ではハシバミといえばツノハシバミですから正真正銘のハシバミはなかなか見る機会はありません。9月の訪問ですから花の季節でなく実の季節。ツノハシバミのようなくちばし状の苞はなく鱗片様の苞片が何枚かあってこれで包まれた果実でした。
まず印象に残ったことが隣県でありながら森の様子が大変異なることです。管理の方法が異なることもありますが生態系の差、景観でいえば林床が極めて貧弱なことでしょうか。雪による影響があっても軽い雪、越後の重い大量の雪によるそれとは大きな差があるようです。
植えたものではないと考えてはいますが、新潟では見られない種もいくつかありました。そのなかで園の入口近くに生えていたハシバミを見つけました。新潟ではハシバミといえばツノハシバミですから正真正銘のハシバミはなかなか見る機会はありません。9月の訪問ですから花の季節でなく実の季節。ツノハシバミのようなくちばし状の苞はなく鱗片様の苞片が何枚かあってこれで包まれた果実でした。