久しぶりに出会ったのがシャカシメジ。別名センボンシメジと呼ばれる優秀な食菌ですが、子供の頃は非常にたくさん目にしたものですが近年ほとんど見かけなくなったひとつです。知人が見つけて教えてくれた場所に出かけて小さな株を確認しました。
だいたい同じ場所にいくつか発生するものと考え近くを探してみると発生したばかりの塊が見つかりました。成長すると20cmくらいの塊になるはずです。小さなキノコが何十本も重なり合って発生することからセンボンシメジと言われます。
丘陵公園でキノコ教室を開催しました。ハタケシメジの大群生地に出くわして大いに盛り上がりました。こんな年もあるのかという感じです。発生は各所で見られ今年はこの菌の発生が特に目立ちます。例年ならナラタケで盛り上がるのですがナラタケは点在する程度でした。
例年発生する場所ではなかったので少々驚きです。数十本は出ていたと思います。もっともそれ以上の群生もあるそうです。案外このキノコも近隣の人は知らず食用に利用していません。長岡はなんといってもアマンダレと呼ぶナラタケが大好きなのです。
白い傘のうえに赤みがかったしみ状の文様が点在することからアカアザタケとなずけられたようです。キノコ狩りの対象になっていないこともあって見捨てられることが多いと思われます。可食なのだそうですが美味しいという話も聞きませんから個人的にも口にすることはありません。ただ、比較的出会う機会が多いように思う種です。
黒いキノコです。それも傘の表面は突起が沢山あり見た目の印象が強烈で「オニ」と名付けられても致し方ない気がします。しかし、食用になるのだそうです。今年は数回確認しました。それほど珍しい菌ではなさそうです。
別名ニセアブラシメジ。優秀な食用菌です。里山でキノコ狩りをするとときどき出会えます。しかし、長岡近辺ではあまり知られていないようでキノコ談議には出てきません。傘の色は幼菌は黄色みがかっていますがオレンジ色を帯びた褐色です。単独で生えていることは少なく株で生育していますから見つけるとそこそこの量が収穫できるはずです。